調査背景・目的
景気の冷え込みが続き、所得の減少が浮き彫りになる中、冬のボーナスの支給額と消費の実態はどうだったのか。2009年11月に当社で実施した「消費動向に関する調査」のボーナスに関する調査結果と、今回(支給後)の調査結果を比べ、ボーナス支給額とその消費実態を明らかにした。
調査結果
ボーナスを支給されたと回答した人の平均支給額は58万円。ボーナスをもらう前の本人予想平均金額より3万円多い支給
冬のボーナスを支給された人の中での平均支給額は58万円。ボーナスをもらう前の本人の支給額予想金額(2009年11月弊社実施調査)より3万円多い結果であった。男女別に見てみると、予想額は男性58万円、女性50万円だったが、実際の支給額は男性60万円、女性55万円と男女ともに本人予想を上回る結果となった。

ボーナスを計画通りに使った人は3人に1人。その内、計画以上の金額を使ったのは女性層
昨年の冬のボーナスの使い道に関して、ボーナスをもらう前の計画通りに使ったかどうか尋ねたところ、全体では33.3%が「計画通りに使った」と回答。(男性:34.1%、女性:32.3%)「計画通りではなく使った」との回答を上回る結果となった。
「計画通りに使った」人に、どのくらいの金額を使ったのかを尋ねると、「計画通りの金額を使った」人は、男性が女性を10ポイント上回った。(男性:71.4%、女性:61.4%)
また、「計画よりも、多くの金額を使った」人は、女性が男性を10ポイント以上上回る結果(男性:15.1%、女性:27.7%)となっている。女性は、当初の想定以上に手元に入ったお金を消費に回した傾向が窺える。

ボーナスの使い道として多かったのは、男性が「薄型テレビ」、女性「洋服」。支給前の計画からは「薄型テレビ」「自動車」「洋服」「化粧品」が躍進
冬のボーナスの使い道として、実際に使ったものを男女別にランキングした。
購入に至った商品で多かったものは、男性が「薄型テレビ(11.7%)」、女性が「洋服(24.1%)」があげられた。「洋服」は、女性20代、30代層で、他の年代と比べて圧倒的に多い。(女性20代:37.5%、女性30代:33.3%)「洋服」の購入については、バーゲン時期であることやファストファッションの台頭などの背景要因が考えられる。(当社自主調査「ファストファッションに関する調査」参照)
また、男性の「薄型テレビ」の購入に関しては、「エコポイント制度」が影響していることも考えられる。(当社自主調査「エコポイントに関する調査」参照)
次に、ボーナス支給前の計画時よりも、ランキング順位が高かったのは、男性は「薄型テレビ(11.7%)」「自家用車(7.2%)」、女性は「洋服(24.1%)」「化粧品(8.6%)」である。男性の「薄型テレビ」「自家用車」に関しては、「エコポイント制度」と「エコカー減税」が少なからず購入の後押しとなっていることも想定される。女性の「洋服」「化粧品」は、想定以上に支給された、ラッキーな臨時収入分は、やはり、「自分磨きに・自分へ投資」という姿勢の現れであろうか。

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調査概要
| 調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
|---|---|
| 調査対象 | 全国20~69歳の有識者と専業主婦の男女 |
| 調査期間 | 2010年2月19日(金)~2010年2月21日(日) |
| 有効回答数 | 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付) |













