インドネシア・ジャカルタのタクシーと渋滞事情 | リサーチ・市場調査・マーケティング

グローバルコラム
2015/3/10

インドネシア・ジャカルタのタクシーと渋滞事情

インドネシア・ジャカルタのタクシーと渋滞事情

入国手続きでのジャカルタらしさ

ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港に到着すると、最初に入国ビザを購入するのですが、なぜだか、基本的にUSドルでの支払いになります(インドネシアルピアでの支払いも可能のようですが)。

少し前までは、25USドルでしたが、ある日突然35USドルに値上がりしました。値上がりしたのはよいのですが、なんと領収書は25USドルのままで、その領収書に35USドルのスタンプを押しています。きっと、25USドルの領収書がたくさん残っていて、もったいなからそれを使おうということなのかもしれないですが会社に領収書を提出しなければならない身分の人間ですと、会社に説明が必要になり自分が悪いことをしているわけではないのに、ごまかしているようで、なぜだか少し後ろめたい気になってしまいます。

空港のタクシーは、その国の第一印象

入国手続きが無事に終わり、空港の外に出ると積極的なタクシーの営業に出会います。ジャカルタでは、街中に行く場合、空港から地下鉄やモノレールがないため、必然的にタクシーを利用することになりますが、どのタクシー会社を選択すれば良いのか迷ってしまいます。人気があるのは、ブルーバード(BLUEBIRD)グループです。ブルーバードグループには、青色で鳥のマークが入ったブルーバード(BLUEBIRD)と水色のプサカ(PUSAKA)があります。多くのタクシー会社と比べて、車内も清潔感があり、メーターをあげて運行し、丁寧な対応をすると評判になり人気があります。

ジャカルタの交通事情

しかし、せっかく乗るならば、同じBLUEBIRDグループのワンランク上のシルバーバード(SILVERBIRD)をお勧めします。料金的には、初乗りが60円前後のブルーバードに対して、シルバーバードは倍近い値段がします。しかし、空港から中心地のホテルに行く場合ですと、交通事情にもよりますが、1000円も差がない程度でした。それなのに、なんとベンツでの送迎になり、まるでエグゼクティブやセレブの気分にさせてくれ、運転も丁寧・安全で領収書もちゃんと発行してくれます。ジャカルタでは常に渋滞に巻き込まれ、長時間、車内にいないといけない状況に直面することが多いです。もしジャカルタにある車をすべて繋げたら、ジャカルタの全道路の合計の長さよりも長くなるという話を聞いたことがあります。ましてや雨が降ると、すいているときには、10分でいく場所も、道路が水浸しになり、2時間以上かかることがあります。ジャカルタでは、渋滞と上手に付き合い、タクシー車内で快適に過ごすことが大切になります。

サービス品質の向上により、他社と差別化

「車内が清潔、運転が丁寧で、メーターを正確にあげて運行し、領収書がちゃんと発行される」

日本では当たり前のサービスなのでしょうが、諸外国では当たり前とは言えないことが多いです。そんななか、日本のタクシー会社から学び、サービス品質を高めて、他社と差別化したというのがBLUEBIRDグループの戦略だということです。アジア各国を訪問すると、乗車拒否やメーターを使用しないタクシーがあるなかで、インドネシア国内でBLUEBIRDグループは、「顧客の安心」という価値を提供することにより、顧客から信頼を得て、選ばれているのでしょう。

Blue Bird Group | Beyond Transportation

WEBサイトの言葉が、企業の姿勢を表現していると思います。

Cross Marketing Group USA, Inc. CEO 齊藤 政久

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科卒業。外資系経営コンサルティング会社にて新規事業戦略、マーケティング戦略、M&A戦略などの戦略コンサルティングサービスを担当。
2014年にクロス・マーケティングに入社後、海外事業推進室 室長に就任。
2014年11月よりクロス・マーケティング グループであるKadence International Business Researchの代表に就任。
2016年1月よりCross Marketing Group USAのCEOに就任。  

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