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シンガポールのスマホ事情~スマートフォン大国の利用実態とは?~

堀川 なつ美
Cross Marketing Asia Pte. Ltd.
アカウントスーパーバイザー

堀川 なつ美

2015 / 06 / 09

#SNS,#携帯 スマートフォン

シンガポールのスマホ事情~スマートフォン大国の利用実態とは?~

言わずと知れたスマートフォン大国、シンガポール。今日はシンガポールの人たちのスマホ利用事情について紹介させていただきます。

シンガポールの携帯3大キャリア

20140418_02
シンガポールでは日本同様、主要な携帯キャリアが3社あります。SingTel (Singapore Telecommunications)がシェアNo.1で、StarHubとM1がNo.2、3と続きます。すべてのキャリアがポストペイドのサービスとプリペイドのサービスを提供していて、プリペイドの場合でもほぼ全てのコンビニエンスストアでトップアップ(料金チャージ)が可能です。モバイルデータの回線は約80%の人が定額制を契約しており、家や会社、公共の交通機関、ショッピングモールではなるべくWifiにつないで契約のデータ量に届かないよう工夫をしています。










生活に入り込んでいる様々なアプリ

20140418_03 日常のコミュニケーションツール、チャットアプリはWhats Appユーザーが大半を占め、その他にもFacebook Messenger、LINE、Viber、Snap Chat、WeChatなど色々なアプリを利用しています。
日本のスマートフォン事情と大きく異なるところは、シンガポールは50代以上の世代でも8割近くがスマートフォンを利用していることが挙げられます。家族や親戚でグループをつくり、親戚の集まりの連絡や近況報告をチャット内でする人も多く、私の知り合いであるシンガポール人の女の子のWhats Appには、「親戚グループ」として35人のグループがあるとのことでした。高校生から60代の親戚が登録されていて、どのお店に行ったなどの日常会話から、誕生日パーティーの連絡、出産の報告など日々様々な会話がされていると言っていました。

また、シンガポールは多くの「タクシー予約アプリ」があり、タクシーがつかまりにくい金曜日の夜や土日に出かける時は必須のアプリとなります。Grab Taxi、Uberなどいくつかのアプリがありますが、システムは皆ほぼ同様で「今いる場所」と「行きたい場所」を登録し、近くに入るタクシーを呼べるようになっています。

常にスマートフォンで情報収集、アプリで拡散

20140418_04 何かと物価の高いシンガポールで、少しでもお得に過ごすためにアプリを利用する人も多くいます。旅行はGrouponなどのクーポン系アプリをチェックし、セールになっているチケットを購入したり、InstagramやFacebookでお気に入りのお店をフォローし、セールのタイミングを確認して買い物へ。
どこに行くにも近いシンガポールなので、ECサイトで購入よりも店頭購買が中心になりますが飲食、旅行、買い物の情報は常にスマートフォンでチェックし、気になったらグループチャットで共有。
そこから情報が拡散し、口コミが広がります。また、Meetupsといった共通の趣味を持った人をオンラインで探すソーシャルアプリも多くあり、新しい出会いのツールとしてもスマートフォンが活躍しています。

シンガポールに来て、商店街やデパートにあるスマートフォン関連のお店(スマホケースなどのアクセサリーやポータブル充電器が売っているお店)の数の多さに驚きましたが、それだけシンガポール人にとってスマートフォンが欠かせない存在になっていると感じます。私も色々なアプリを試してみて、シンガポールの生活を更に快適に、便利にしていきたいと思います。

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