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  • グローバルコラム

タイの10年

2014 / 05 / 13

#食品 料理,#SNS

タイの10年

現在、10年前には考えられなかったような新商品や画期的なサービスが登場し、まさに私たちを取り巻く日常は日々変化しています。

十年一昔

私がタイで暮らし始めたのが2004年。ちょうど10年間、タイ人の生活の変化を見て感じてきました。衣食住をはじめ、デジタルやIT、カルチャーの分野でも驚く程新しいものを素早く、柔軟に受け入れてきたタイ人。経済発展による生活レベルの向上を追い風に、この10年かなりのスピードで変化を遂げてきました。

和食ブームで変化する食の嗜好

勢いの止らないタイの和食ブーム。お馴染みのラーメン、すし、カレーと並び、日本から進出した牛丼の吉野家やすき家、しゃぶしゃぶ&すき焼きの「モーモーパラダイス」や「かごのや」など、牛肉をメインにした和食レストランが多くのタイ人客で賑わっています。そんな店がまだなかった頃は、タイ人は、牛は観音様の使いだからという仏教的な理由や、豚や鶏はOKでも自分より体の大きな動物は食べないという習慣から牛肉を敬遠する人が多いと聞いていました。当時、牛肉といっても水牛を使っている店も多く、私がタイのレストランで初めて食べた牛肉も噛み切れないゴムのような水牛でした。こんな肉しかないからタイ人は牛肉を好んで食べないのだろうと思ったほどです。3、4年前からタイ人向けの日本式の焼肉店やしゃぶしゃぶ店が続々進出し、輸入牛肉や格段にレベルアップした美味しい国産牛肉も手軽に食べられるようになりました。牛肉ブームがとどまるところを知らず、牛肉好きのタイ人が急増していることは、黒毛和牛のしゃぶしゃぶや神戸牛ステーキといった高級牛肉をウリにする和食店の賑わいを見れば明らかです。「牛肉はあまり食べないけれど和食レストランでは食べる」という人も。和食がタイ人の食習慣に大きな影響を与えたといえるかもしれません。


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SNSがライフスタイルを変える

2014年現在タイ国民の3人に1人がユーザであるFacebookや、人気タレントやアイドルも多く利用しているInstagramなど、スマホの普及とともにソーシャルネットワーク(SNS)が爆発的ブームになったのもこの3年ほど前から。今年のアカデミー賞授賞式では司会者と豪華映画スターによる「セルフィー(自分撮り)」が話題になりましたが、タイ人は自分だけのセルフィーが大好きです。SNSが流行りだしてからは本当によく街のあちこちでスマホを片手にセルフィーしているタイ人を見かけるようになりました。カフェで何気なくくつろぐ姿をセルフィー。ショッピングモールでキャラクターと一緒にセルフィー。特に若い女の子が多く、中には観光名所の風光明媚な景色を背景に一人でセルフィーする光景も珍しくありません。そんなセルフィー写真は一人でこっそり楽しむのではなく、FacebookやInstagramで友達とシェアするのがあたりまえ。日本人からすると「自分だけのセルフィー写真をSNSで公表するなんて恥ずかしい!」と思ってしまいそうですがタイ人にはそんな恥ずかしさはないようです。もちろん友達との食事や旅行、イベントのグループ写真をSNSに載せることも欠かせません。以前は、週末は家でインターネットをするかデパートやショッピングモールで涼むというインドアな過ごし方が一般的でしたが、今ではSNSに載せるために新しいレストランや話題のスポットに行くことが重要になっているそうです。余暇に費やす経済的余裕が出たことも理由の一つですが、SNSがタイ人のライフスタイルに変化をもたらしているのは間違いありません。

さらなる変化の可能性

給料の数ヶ月分もする高級な自転車に乗ることがおしゃれだったり、ビザ免除によって日本への旅行者が急増したり、ネットや雑誌を手本に日本のメイクアップやヘアスタイルを真似たり。タイ人は今、10年前には考えられなかった生活を送っています。新しもの好きで、生活習慣の変化さえもいとわず柔軟に流行を取り入れていくタイ人。ますますの経済発展とともに、これからもさらにスピードアップして変化して行く可能性を感じます。次の10年、タイ人の生活にどんな変化が起きるのか、ワクワクしながら見守っていきたいと思います。

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