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シリーズ アジアを知る(6)タイ~消費者の可処分所得の多さが魅力の“微笑みの国”~

2016 / 06 / 28

シリーズ アジアを知る(6)タイ~消費者の可処分所得の多さが魅力の“微笑みの国”~

・ 総人口:67,976,405人
・ 公用語:タイ語(正式)
・ インターネット普及率:28.8%(2014年)

イントロダクション

 タイ、正式名称タイ王国は、古くはシャムという名前で知られていた国で、東南アジアのインドシナ半島中央部に位置している。
 統一タイ王国が成立したのは14世紀半ばのことである。1939年まではシャムという名前で知られたタイは、ヨーロッパの大国によって植民地化されたことがない東南アジア唯一の国だ。  タイは素晴らしい王国で、仏教の寺院、魅惑的な野生動物、目を見張る島々などがある。魅力的な歴史とおいしい食事やマッサージといった独自の文化を持ち、現代的な首都、そして「微笑みの国」という評判にふさわしいフレンドリーな人々が暮らしている。

経済

 良く整備されたインフラと自由企業経済、基本的には投資に前向きな政策、競争力の高い工業や農業輸出(電気製品、農産物、自動車および自動車部品、加工食品等)により、タイは歴史的にみて高い経済力を誇ってきた。  国内の政治的混乱と世界的需要の弱まりもあり、2014年には低成長と輸出の減少も経験している。
 タイの経済は依然として輸出に依存しており、その総額は2008年時で7兆7,000億バーツ(約2,700億米ドル)、GDPの60%を占めている。これにより、タイは東南アジアでインドネシアに次ぐ経済力を持ち、長年にわたってタイ経済の独自性を保ってきた。
 タイの年間輸出額は約1,800億米ドルで、主な品目は魚や世界最大の輸出量を誇るコメなどの農産物、織物、ゴム、自動車、宝飾品、コンピューター/電気器具となっている。


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 世界で7番目に失業率が低く、貧困線以下で暮らす国民は人口のわずか10%というタイは、比較的経済発展した国である。
 しかしタイは世界でも有数の観光地であり、国際観光業は5,500億バーツ(160億米ドル)という規模でありながら、その割合はGDPのわずか7%に留まっている。

メディアおよび通信状況

 活字メディアの多くは民営で、新聞の売り上げの大半はいくつかのタイ語の日刊紙が占めている。
 国内全域でインターネットへのアクセスが可能である。タイの都市部や街中にはインターネットカフェがあり、非常に低料金(基本的に1時間あたり1ドル以下)で利用できる。ブロードバンドサービスも利用可能で現在積極的に推進されているが、他のアジア諸国に比べると遅れていると言える。
 2012年のインターネット利用者は2,300万人だった。最も人気のソーシャルネットワークはFacebookである。
 政府と軍がテレビの全国ネットワーク放送のほぼすべてをコントロールしており、ラジオネットワークの多くが政府と軍によって運営されている。
 ケーブルおよび衛星放送による多チャンネルテレビは、広範囲にわたって利用可能だ。特にバンコクではラジオ放送の競争が非常に激しく、同市および周辺地域には60以上の局が存在している。

消費社会

 タイには宿泊施設が多く比較的低料金のため、西洋の多くの国に比べてタイの消費者の宿泊費への出費はそれほど多くない。
 統計によると、商品に対する可処分所得の支出の多さが小売業者にとっての魅力を高める可能性があるという。平均するとタイの消費者の可処分所得支出は食品、飲料、たばこが30%、住宅が18%、移動および通信費が18%、娯楽、読書、教育が13%、衣類および靴が12%、医療費およびパーソナルケアが8%となっている。
 消費者は無料の試供品を好み、そのようなキャンペーンはスーパーマーケットやショッピングモールで行われている。
 価格は消費者の選択において重要な基準となっている。消費者サポート、トレーニング、および予備部品があるかどうかということも非常に重要な判断基準である。サプライヤーによる定期的なテクニカルアップデートおよび情報提供も、非常に高く評価される。
 口コミはサプライヤーの売上と評価に大きな影響を与える。

参考:
https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/th.html
http://www.bbc.com/news/world-asia-15639421
https://en.santandertrade.com/analyse-markets/thailand/reaching-the-consumers

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