海外調査で失敗しないための調査会社の選び方 | リサーチ・市場調査・マーケティング

マーケティングコラム
2018/3/1

海外調査で失敗しないための調査会社の選び方

海外調査で失敗しないための調査会社の選び方

 インターネットが普及して様々な情報が瞬時のうちに世界中を駆け巡る現代では、大企業のみならず中小企業や個人事業家もビジネスで海外進出をしようと考える時代になってきました。
 日本で起業する場合もそうですが、特に海外で新たにビジネス展開をする場合は、進出する前の入念な調査は必要不可欠なものです。海外市場調査または海外リサーチと呼ばれるこの調査を自分で行うことは不可能ではありませんが、海外という日本とは違う土壌でのビジネスとなると、やはり専門の調査会社に依頼した方がこれから始めるビジネス展開において有利になります。ここではその調査に失敗しないための会社の選び方や調査における重要なポイントなどを検証していきます。

 

海外調査が失敗してしまう理由

 それではまず初めに海外での調査が失敗してしまう背景や理由を見てみましょう。

・調査方法の誤り
海外で展開するビジネス内容と調査方法やアンケート設問等がそぐわなかった場合には、調査結果の分析から見えてくるものを明確にすることができず調査は失敗となります。

・オンラインパネル登録者の偏り
オンライン調査の場合、特に新興国の場合だとどうしてもパネル登録者に偏りがでてきます。生活に余裕がある若年層が多くなるという傾向が強く、それらの人々がビジネスのターゲット層と一致していない場合は調査結果から正しい分析ができません。

・オフライン属性の偏り
一方オフライン調査の場合も、絞り込む調査地域によって属性の偏りがでてきます。日本のように全国的に中流階級が広く住んでいる国とは違い、海外では国によってはエリア別に居住者の属性が全く異なるということもあります。その場合、偏った属性から得た回答だけでは正しい分析をすることはできません。

・外国における調査実績のなさ
単純に海外での調査の経験がない会社に依頼してしまった事により、調査が成功しなかったというケースも多々あります。海外調査の場合は特に、どれだけの経験があるかが会社選びの大きなポイントになります。

 

海外調査会社の選び方「調査結果の質」

 ここでは海外リサーチを依頼する会社を選ぶ際のポイントと、調査結果の品質保証について見てみます。

・調査可能地域
調査の段階でビジネス展開をする国を特定していない場合は、より多くの国で調査をすることができる能力のある会社選びがポイントになります。

・パネル選びに偏りがないこと
オンライン調査で「富裕層のみ」「若年層のみ」などのパネル登録者に偏りがないことを事前にチェックすることが大切です。あらゆる世代、異なった職種で、できるだけ多い数のパネルを持っている会社が望ましいです。

・条件に合った回答者選び
オフライン調査でも同様に、異なった属性のできるだけ多くの回答者と条件に合った回答者をきちんと選べる会社が条件です。

・調査内容の把握
特に海外では下請けの調査会社が介入することがありますが、その会社が調査の内容をきちんと把握していなかったり、いい加減な聴取をしたりしないように確認することが必要です。 これらのポイントを押さえて会社選びをすることにより必然的に調査結果の質が上がってきます。

 

何が違う?海外調査の品質の決め手とは

 最後に海外リサーチで決め手となるものが何か見てみましょう。ここでは例として弊社における品質管理の取り組みについて参考にご紹介します。

・東南アジアを中心に欧米諸国をはじめ世界85ヶ国以上での調査が可能
グローバルネットワークを持つ複数のパネルエージェンシーと提携して世界で3000万人以上のオンラインパネルネットワークを構築しています。またオフラインでは現地の調査会社と提携して、定量・定性調査の充実サービスを提供しています。

・豊富な調査テーマ
BtoC(一般消費者)やBtoB(特定職業従事者)を対象に、様々なテーマと多種多様な手法で密度の高い調査を実施しています。

・種々の調査をケース別に対応
Web定量調査では「顧客満足度調査」(スマートフォンアプリ、エアコンユーザー)「自動車ブランド調査」「競合ユーザー調査」(ヘアカラー、消臭・芳香剤ユーザー)など、またオフライン定性調査ではインタビューで「コンセプト調査」(新商品・新サービスの受容性)など、複数国での調査が可能です。

 

まとめ

 日本国内においての常識は海外では通用しないことも多く、ビジネスの海外進出の成功はひとえに事前の調査にかかっているといっても過言ではありません。また海外調査はそれなりの対価を払って実施するものですから、適切な会社選びは何より重要です。選び方のポイントとしては、外国での調査実績と経験があるという点が一番です。
 事前の調査でその国の地域特色や文化や人気のあるものなどを理解することによって、最初から適正なデザインや売りやすいカラーなどで対応していくことができます。海外ビジネスで失敗しないためにもテーマに合った調査と正しい分析ができる会社を選び、充分な準備をして挑む事が成功への第一歩となるでしょう。

 

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