【R&D共同調査】首都圏における震災2ヶ月後の生活と消費の意識に関するアンケート
喉元過ぎても・・・心の奥底に漠然とした先行き不安
~震災2ヶ月後調査結果~
1ヵ月後調査と比較して震災の直接の影響は減るも、
「先行き不安なのでなるべく節約」のGW
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松)は、震災1ヵ月後調査に続き、「第2回首都圏における震災後の生活と消費の意識に関するアンケート[震災2ヵ月後調査]」を実施し、本日結果の一部を発表いたしました。
その結果、日々の生活はほぼ元に戻ったと感じながら、今後の景気や物価に対する不安感がまだまだ影を落としており、GWのレジャーが安近短の傾向にあった背景には、「今年は家計が苦しいから」「今後収入が減るかもしれないから」「先行きが不安なのでなるべくお金を節約」といった思いがあったことがわかりました。
また、夏に向けて「電力不足による不便な生活」に不安を「非常に感じる」が、37%→39%と上昇、節電を常に意識しつつも、「節電してほしくないもの」として「電車の運行本数」「街灯や道路の照明」「電車の空調」があげられ、公共サービスの節電によって利用者や住民の生活不便の感覚が強まっている様子が見られます。
この調査結果のレポートは、本日5月20日より定価30,000円にて販売いたします。詳細につきましては、弊社ホームページ【R&D共同調査】首都圏における震災2ヶ月後の生活と消費の意識に関するアンケートをご覧ください。
主な発見事項(1)
■ 震災の直接の影響は減退しつつあるが、依然強い先行き不安感。
主な発見事項(2)
■ 今年のGWはレジャーの規模や出費の抑制が明確に。その背景には家計の先行きに対する不安が。
・ GWの楽しみ方としては、全体の4分の1が“我慢した”、“一切控えた”など、楽しみをセーブした様子。お金の使い方についても、出費を抑えた人が約2割となり、「積極的にお金を使うようにした」は3%に留まった。
・ 旅行やレジャーを控えた/出費を抑えた理由としては、「今年は家計が苦しいから」「今後、収入が減るかもしれないから」「先行きが不安なのでなるべくお金を節約」など、自身の将来への経済的な不安がGWの過ごし方やお金の掛け方に影響。将来を不安視する結果、節約の為、安い近場でGWを過ごした人が多かったのではないかと推測される。
主な発見事項(3)
■ 節電のため減らしてよいもの、減らしてほしくないもの。
節電への協力意向は高いものの、「電車の運行本数」「街灯や道路の照明」「電車の空調」の3項目は「減らしてほしくない」の割合が「減らしてもよい」を上回っており、不便に感じられていると推測される。
調査概要
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【今回調査】
- 調査時期
- : 2011年5月12日(木)~2011年5月15日(日)
- 調査対象者
- : 首都圏40km圏に居住する18才~74才男女個人
(昨年10月調査回答者を対象とする。年齢は昨年10月時点のもの。) - 有効回答数
- : 3,050サンプル
- 調査手法
- : インターネット調査
※いずれの調査についても、性別、年齢別に首都圏の人口構成比に比例するよう回答データに補正(ウェイトバック)をかけている。
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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