「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1)
中国4大都市中間層、格差拡大の一方『自分の暮らしは良くなっている』と思う!
「収入に余裕度あり」の上海・成都・北京消費者、厳しさが増す広州消費者
-「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ①:中国人中間層の価値観・生活者マインド-
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2012年11月に中国の4都市(北京/上海/広州/成都)で20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:5,000~7,999元)を対象に、共同で調査を実施いたしました。
調査背景・目的
最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
調査結果
「格差は拡大している」という意識は強いが、“景気は良くなる”“世の中は進歩している”といった意識を持ち、「努力すれば報われる」というポジティブな価値観が強い中国人。<図1>
日本と比較して圧倒的に高い中国消費者の収入余裕感。中でも収入の余裕感が相対的に高い上海・成都消費者。<図2>
「親戚や近所の人達との付き合いを大事にしていきたい広州消費者」「節約意識が強く、生活を合理化して自分の時間をつくりたい広州女性消費者」。<図3>
生活領域別の満足度は、すべての生活領域で中国消費者の回答が日本の回答結果を上回る。<図4>
調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査と自記入調査の併用”実施
- 調査対象
- : 中国4都市(北京/上海/広州/成都)20~49歳のミドル収入層男女
(世帯月収:5,000~7,999元)各都市約100名 - 調査期間
- : 2012年11月22(金)~2012年11月24(日)
- 有効回答数
- : 421サンプル ※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日中比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査として、シリーズで順次発表してまいりました。
今回は、その世帯訪問調査レポートとなります。
シリーズ①: 中国人中間層の価値観・生活者マインド(今回)
シリーズ②: 中国人中間層のライフスタイルと消費意識/態度
シリーズ③: ITデバイスの普及・利用状況と買物時に重視する情報源
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
- :03-6859-1192
- FAX
- :03-6859-2275
- : pr-cm@cross-m.co.jp
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。 <例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」