「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(3)
中国4大都市・中間層、ITデバイスを駆使
「PC」利用率は20・30代で9割を超え、男性よりも女性が高いという結果
全体の利用率は「タブレット端末」4割、「スマートフォン」7割
-「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(3): ITデバイスの普及・利用状況と買物時に重視する情報源-
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2012年11月に中国の4都市(北京/上海/広州/成都)で20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:5,000~7,999元)を対象に、共同で調査を実施いたしました。
調査背景・目的
最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
調査結果
個人所有と共用を合わせたPC利用率は、85%、20・30代では9割を超える。また、女性の方が男性より利用率が高い。都市別の特徴では、個人PC利用率が顕著に高い、上海・広州女性。<図1>
タブレット端末は20・30代男性および20代女性に浸透が進んでいる。広州では、男性より女性のタブレット利用率が高い。<図2>
スマートフォン利用率は72%。20代男女、30代男性の利用率は8割を超える。携帯電話中心の40代とは大きな差異が存在。<図3>
買物時の参考情報源の上位は「インターネット」「テレビCM」で、近所の人や友人の話・意見といった「クチコミ」がそれに続く。20・30代は男女ともインターネット情報の参考度合いが最も高く、40代はテレビCMが最も高い。「クチコミ」は性・年代による差が無く、よく参考にされている。<図4>
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調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査と自記入調査の併用”実施
- 調査対象
- : 中国4都市(北京/上海/広州/成都)20~49歳のミドル収入層男女
(世帯月収:5,000~7,999元)各都市約100名 - 調査期間
- : 2012年11月23(金)~2012年11月25(日)
- 有効回答数
- : 421サンプル ※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日中比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査として、シリーズで順次発表してまいりました。
今回は、その世帯訪問調査レポートとなります。
シリーズ①:中国人中間層の価値観・生活者マインド(2013/1/21プレスリリースご案内済み)
シリーズ②:中国人中間層のライフスタイルと消費意識/態度(2013/1/31プレスリリースご案内済み)
シリーズ③:ITデバイスの普及・利用状況と買物時に重視する情報源(今回)
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
- :03-6859-1192
- FAX
- :03-6859-2275
- : pr-cm@cross-m.co.jp
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