「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1)
インド4大都市中間層、北部と南部の都市間で経済的格差が存在
「伝統」と「発展・進歩」両方の価値観が共存する”メルティングポット”市民
-「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1):インド人中間層の価値観・生活者マインド -
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2013年2月にインドの4都市(デリー/ムンバイ/バンガロール/チェンナイ)で20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:20,000~59,999ルピー)を対象に、共同で調査を実施いたしました。
調査背景・目的
約12億人の人口を抱えるインドに、次世代マーケットとしての期待を注ぐ企業が増えていますが、今回の調査では、インドという「国」単位ではなく、大都市に住む「インド人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日印比較を試みました。
調査結果
「伝統」と「発展・進歩」の両方の価値観が共存している。経済成長の継続意識が強い一方で、自国の伝統・習慣を守ろうとする志向も強い。<図1>
北部のデリー・ムンバイと南部のバンガロール・チェンナイの間には、収入(フロー)/ 持ち家比率(ストック)の両面で経済的な格差が存在している。 <図2>
日本と比べ、「背伸びをしない(等身大の)生活」、「節約・エコ意識」への志向が低い。<図3>
生活領域ごとに力を入れる度合いと満足度は都市によって大きく異なり、デリー消費者は家事とレジャーを除く多方面に注力し満足している。<図4>
調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査”を実施
- 調査対象
- : インド4都市(デリー/ムンバイ/バンガロール/チェンナイ)
20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:20,000~59,999ルピー)
各都市約110名 - 調査期間
- : 2013年2月2日(土)~2013年2月3日(日)
- 有効回答数
- : 442サンプル
※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日印比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、今後「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査として、三本立てシリーズで順次発表してまいります。
シリーズ①:インド中間層の価値観・生活者マインド(今回)
シリーズ②:インド中間層のライフスタイルと消費意識/態度
シリーズ③:インド中間層のIT機器の普及・利用状況と主要耐久財の保有・購入意向
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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