「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(2)
おしゃれ意識が高く、新製品に敏感なインド中間層
買い物の情報源はTVCMや新聞・雑誌広告が中心
-「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(2):インド人中間層のライフスタイルと消費意識・態度-
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2013年2月にインドの4都市(デリー/ムンバイ/バンガロール/チェンナイ)で20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:20,000~59,999ルピー)を対象に、共同で調査を実施いたしました。
調査背景・目的
約12億人の人口を抱えるインドに、次世代マーケットとしての期待を注ぐ企業が増えていますが、今回の調査では、インドという「国」単位ではなく、大都市に住む「インド人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日印比較を試みました。
調査結果
インドの消費者は新製品の情報にきわめて敏感である様子がうかがわれる。特にデリー/ムンバイの女性は、「新しいものを買うとすぐ人に見せる」「流行や新しいスタイルをすぐ取り入れる」など流行に敏感。<図1>
北部の巨大都市デリー/ムンバイと南部のバンガロール/チェンナイとの間には、ショッピング意識・態度、行動の積極性において違いがある。 “新しいもの好きの態度”では、南部は北部と比べてやや控えめで、行動面では慎重。<図2>
買い物の参考情報源は、オールドメディア「TVCM」 「新聞広告」 「雑誌広告」や「家族の意見」が中心。<図3>
インド人男性のおしゃれ志向の高さは日本を大きく上回る。特に20代男性の関心度は同年代のインド人女性の関心度より高い。他方、インド人女性は30代の関心度が20代を上回り、年齢間で逆転現象が見られる。 <図4>
調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査”を実施
- 調査対象
- : インド4都市(デリー/ムンバイ/バンガロール/チェンナイ)
20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:20,000~59,999ルピー)
各都市約110名 - 調査期間
- : 2013年2月2日(土)~2013年2月3日(日)
- 有効回答数
- : 442サンプル
※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日印比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、今後「インド4大都市・中間層の正体を探る」調査として、三本立てシリーズで順次発表してまいります。
シリーズ①:インド中間層の価値観・生活者マインド(2013/3/15 ご案内済み)
シリーズ②:インド中間層のライフスタイルと消費意識/態度(今回)
シリーズ③:インド中間層のIT機器の普及・利用状況と主要耐久財の保有・購入意向
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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