「インドネシア2大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1)
インドネシア2大都市中間層:急速な経済成長と生活レベル上昇の中で、「節約」と「シンプルライフ」をモットーとする堅実生活者
-「インドネシア2大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(1):インドネシア中間層の価値観・生活者マインド-
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2013年3月にインドネシアの2大都市(ジャカルタ/スラバヤ)で20~49歳の中間層世帯男女(世帯月間支出:200万~350万ルピア未満)を対象に、共同で調査を実施いたしました。
調査背景・目的
急速な経済発展で大多数の生活者が「貧富の差が大きくなっている」と実感するとともに、「自分の暮らし向きが良くなった」、「国の景気はさらに良くなる」といったポジティブな意識が強い。その一方で、「自国の伝統・習慣を守る」ことや「職場や近所との家族的な人間関係」に対する志向も強い。<図1>
女性の就業率は全体で約7割と進んでいるが、女性の職業の約4割はブルーカラー(労務職)層で占められる。<図2>
暮らし方の意識では「背伸びをしない生活」、「簡素な生活」、「節約」(シンプルライフ)に加え、「親戚・近所との付き合いを大事に」という意識が高い。「背伸びをしない生活」への意識は男性より女性、特に30~40代女性で高い。<図3>
ジャカルタの生活者に対して、スラバヤの生活者は「家族のふれあい」「住まい」「育児・子供の教育」や「自分の仕事」に対する注力度・満足度が高く、家庭生活の充実への関心の高さがうかがえる。<図4>
調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査”を実施
- 調査対象
- : インドネシア2都市(ジャカルタ/スラバヤ)20~49歳の中間層男女(世帯月間支出額:200万~350万ルピア未満)
各都市約110名 - 調査期間
- : 2013年3月2日(土)~2013年3月3日(日)
- 有効回答数
- : 218サンプル ※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に、日本での調査結果と比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、今後「インドネシア2大都市・中間層の正体を探る」調査として、 三本立てシリーズで順次発表してまいります。
シリーズ①:インドネシア中間層の価値観・生活者マインド(今回)
シリーズ②:インドネシア中間層のライフスタイルと消費意識・態度
シリーズ③:インドネシア中間層のIT機器の利用状況と主要耐久財の保有・購入意向
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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