電力小売りの全面自由化に関する追跡調査
電力切り替えから半年経過、3割強が切り替え意向なくす
手続きの煩雑さ解消が切り替えの推進に
-電力小売りの全面自由化に関する追跡調査-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、全国47都道府県に在住する18~69歳の男女を対象に「電力小売りの全面自由化に関する追跡調査」を実施しました。
調査背景・目的
016年4月より電力小売りの全面自由化が開始され、半年以上が経過しました。その後、実際に電力会社やプランの変更を行った人はどの程度いるのでしょうか。
そこで本調査では、2016年2月に実施した弊社自主調査「電力小売りの全面自由化に関する調査」で回答していただいた方に再度調査を行い、導入開始した現在、実際に電力会社を切り替えたかどうかや、検討意向・電気料金の変化などについて聴取を行った。また、2017年4月から開始予定の都市ガス小売りの自由化についても認知度や検討意向を調査しました。
調査結果 (一部抜粋)
電力小売りの全面自由化開始前と、開始後現在の切り替え・検討意向状況の変化では、自由化開始前は切り替え意向のなかった人が自由開始後に切り替えていたり切り替え意向ありになっていたりと変化がみられる <図1‐1><図1‐2>
切り替え後の契約プランの特徴では「ポイントがたまるプラン」(26.6%)が最も高く、次いで「単純に料金単価が安くなるプラン」(21.9%)、「ガスセット割引があるプラン」(18.6%)となり、料金の安さよりもポイント獲得を重視する傾向がみられた <図2>
都市ガスの小売り自由化の認知度と検討意向では、内容認知は45.1%、名前認知は75.1%となり、検討意向を持つ人は15.4%となった <図3>
調査内容
□ 属性設問(性別・年代・居住地・2016年2月時点の電力会社切り替え意向)
□ 電力の小売り自由化の開始半年後の認知度(SA)
□ 電力契約の切り替え状況(SA)
□ 前回調査時の切り替え意向別の現在の切り替え状況(SA)
□ 電力契約の切り替え先(SA)
□ 電力契約の切り替えのタイミング(SA)
□ 電力サービス会社選択の決め手(SA)
□ 新たに契約した電気料金プランの特徴(MA)
□ 新たに契約した電気料金プランの魅力点(SA)
□ 電力の小売り自由化以降の料金変化(SA)
□ 料金以外のお得な点(MA)
□ 契約している料金プランの満足度(SA)
□ 電力契約切り替えによる満足度の変化(SA)
□ 嬉しくなるオプションサービス(MA)
□ 都市ガスの小売り自由化の認知度(SA)
□ 都市ガスの契約先の切り替え検討意向(SA)
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- :
18~69歳の男女、
世帯主およびその配偶者(学生を除く)、2016年2月時点の調査回答者5,000人に配信 - 調査期間
- : 2016年9月23日(金)~2016年9月25日(日)
- 有効回答数
- : 2,772サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
- :03-6859-1192
- FAX
- :03-6859-2275
- : pr-cm@cross-m.co.jp
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。 <例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」