美術館の楽しみ方に関する調査(2021年)
美術館の楽しみ方は「一人で好きなように」が1位
オンラインでの作品鑑賞は「見たい」が43%
-美術館の楽しみ方に関する調査(2021年)-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、全国20歳~69歳の男女を対象に「美術館の楽しみ方に関する調査(2021年)」を実施しました。芸術の秋ともいわれる季節ですが、普段から人々はどのように美術館を楽しんでいるのでしょうか。今回は、「普段、美術館・アート展に行く頻度」「美術館に行った際の見方・楽しみ方」「お気に入りの美術館・博物館とその理由」「リモートでの作品鑑賞・美術館訪問への興味」などを聴取しました。
調査結果
◆自発的に美術館・アート展に行く人は31.5%、「誘われれば行く」と答えた30.6%の人を含めると62.2%の人が普段、美術館に行くということが分かった。<図1>
自発的に美術館に行く人の中で、「以前はよく行っていたが、いまは自粛している(また行きたい)」と答えた人は12.9%。
◆美術館の楽しみ方としては「一人で好きなように鑑賞する」が45.9%で1位、「気に入った作品は、時間をかけてじっくり見る」が37.7%と続く。<図2>
「ミュージアムショップを必ずチェックする」が25.0%、「美術館の建物やインテリアを見る」が24.1%、「誰かと連れ立って鑑賞する」が23.2%と僅差でそれぞれ続く。女性は半数が「一人で好きなように鑑賞する」と回答。
◆お気に入りの美術館・博物館で最も多かった回答はルーブル美術館、展示作品数の多さが理由としてあがった。
2位は国立西洋美術館で、企画展・常設展共に評価されている。3位には足立美術館があがり、所蔵作品と庭の美しさに惹かれている人が多い。<図3>
◆リモートで、作品や美術館の様子がみられるとしたら見てみたいかを聞いたところ、「見たい」と答えた人は42.6%、そのうちの25.7%は「無料なら見たい」と回答。<図4>
「直接見たいのでリモートでは見たくない」と答えた人が19.0%で、直接足を運んで鑑賞することにこだわる人も一定数いる様子。
調査項目
□属性設問
□昨今の状況下で、現在、あなたが「してもいい」と思う外出を伴う行動
□普段、美術館に行く頻度
□美術館に行った際の見方・楽しみ方
□お気に入りの美術館・博物館とその理由
□リモートでの作品鑑賞・美術館訪問への興味
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) - 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2021年9月24日(金)~26日(日)
- 有効回答数
- : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
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- 広報担当
- : マーケティング部
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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