ペットに関する調査(2024年)意識編
ペット飼育意向は3割、過去にペットを飼っていた人は5割超え
ペットを捨てることは「許容できない」が74%
-ペットに関する調査(2024年)意識編-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、2024年10月、全国に在住する20~69歳の男女5,000人を対象に「ペットに関する調査(2024年)」を実施し、ペットに関わる実態や意識・行動などを全般的に聴取しました。今回は、ペットの飼育意向、飼いたいペットの種類、動物カフェの利用意向、ペットロボット・エンターテイメントロボット試用意向、ペットを捨てることへの意見に着目し分析をしました。
調査結果
【ペットの飼育意向と懸念点】
現在、ペットを飼っていない人に対し今後の飼育意向を聴取したところ、飼いたい(飼いたい+どちらかというと飼いたい)は31%と2年前と同様な結果であった。50代の飼育意向は34%とやや高い。過去にペットを飼育していた層は、半数を超える55%が飼育意向を示している。<図1>
飼いたいペットの種類は、「犬」63%、「猫」55%であり、2年前より「猫」を飼いたい意向が高まっている。<図2>
ペット飼育にあたり気にすることは、「ペットを置いて長時間留守にできない」「お金がかかる」が4割台、「ペットロス」「病気になってしまわないか」「掃除が大変」が3割台。加えて50~60代は「自分が死んだあとどうなるか」が気がかりな点としてあげられた。<図3>
【動物カフェ・ペットロボットの利用意向】
動物カフェの利用意向は29%、今後ペットを飼いたい層の意向は56%と高い。ペットロボット・エンターテイメントロボット(RoBoHoN、LOVOT、Romiなど)の試用意向は19%で、今後ペットを飼いたい、現在ペットを飼っている層での意向は高めである。2年前より試用意向は上昇していた。<図4>
【ペットを捨てることへの意見】
ペット遺棄による生態系への影響が懸念される中、ペットを捨てることに対する意見を聴取した。ペットを捨てることに「許容できない」は57%、「まあ許容できない」は17%と合わせて74%と多くは許容できないと回答。年齢が高くなるほど許容できない傾向は増え、特に50~60代は8割を超えた。一方、20代はペットを捨てることは「仕方がない」と41%が答えており、ペット遺棄に対する意識は他年代と比べて低い結果となった。<図5>
調査項目
□ 属性設問(性別/年代/婚姻状況/居住地/子どもの有無/同居家族/同居家族人数/同居子どもの年齢/職業/住居形態/世帯年収/ポテンシャル・ニーズ・クラスター/ペット飼育状況)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ ペット飼育意向
□ 飼いたいペットの種類
□ 過去飼育ペット
□ ペット飼育にあたり気にすること
□ ペットを飼いたいくない理由(自由回答抜粋)
□ 動物ペット関連で1年以内に行った/見たこと
□ ペット可の賃貸物件についての意見
□ ペットロボット・エンターテインメントロボット試用意向
□ 動物カフェ利用意向
□ ペットを捨てることについての意見
□ ペット関連情報の情報源
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2024年/10月4日(金)~6日(日)
2022年/10月21日(金)~25日(火) - 有効回答数
- : 本調査5,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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