ニーズ調査 | リサーチ・市場調査・マーケティング

ニーズ探索調査

ニーズ探索調査のポイント

  • 製品ライフサイクルのタイミングを見計らい、次期投入商品の開発準備を計画的に進めることが重要です。

  • ニーズ探索調査は、既存商品の評価、購買・使用実態などから新商品開発に必要なユーザーのニーズを明らかにします。

  • 定性的な調査と併せて実施することで、よりユーザーのニーズを深掘りすることもできます。

 

 製品開発においては、製品のライフサイクルを勘案した上でのマーケティングミックス(戦略)が必要となります。製品のライフサイクルは上市後のプロモーションミックスにもよりますが、概ね以下のような過程を経て成熟市場へと成長して行きます。

【一般的な製品ライフサイクル】

【一般的な製品ライフサイクル】

 ここで、製品の供給サイドとしての戦略は、成長している・していないに関わらず市場に投入した製品をどうするかを考えていかなければなりません。市場から撤退するのは簡単な選択ですが、そうでなければどう製品を変更していくのか、成功しているのであればラインエクステンションしていくのか、単独のブランドで勝負していくのか等を判断すべきです。

【製品ライフサイクルと新製品市場投入のタイミング】

【製品ライフサイクルと新製品市場投入のタイミング】

 既存市場への新製品投入のタイミングを見計らうには、市場と顧客に目を向け、競合も含めた市場での自社製品のポジションを確認するとともに顧客のニーズを把握しておくことが肝要となります。ここでは、自社現行製品及び競合製品への評価、購入・使用実態から次期新製品開発に向けたニーズを探る「ニーズ探索調査」をご紹介します。

ニーズ探索調査のアウトプット事例

 以下は、ある商品に対するニーズ探索調査の結果をまとめたものです。

■現行商品に対する評価の把握
 現行商品に対するユーザー満足度評価を見てみると、「液晶の綺麗さ」「本体のデザイン」「メモリー容量」は半数以上のユーザーに満足されている。その一方、「操作性」「機能性」についての満足層は4割未満に留まり、不満層と拮抗した状況にあります。
 とりわけ「機能性」については最も満足度が低く、具体的な機能ごとに不満点の深掘りが必要と思われます。

 

【貴社現行商品に対するユーザー満足度】

【貴社現行商品に対するユーザー満足度】

■機能性に対する不満点の把握
 機能に対する不満点について、貴社現行商品は「高感度撮影」「オートフォーカス」が上位に挙げられています。ただし、貴社旧商品と比較するといずれも不満率は低減しており機能性の改善が伺えます。
 競合商品と比較すると、「高感度撮影」「オートフォーカス」の不満点が高いものの、「動画の音質」では不満率は低くなっています。

【現使用商品の機能に対する不満点】

【現使用商品の機能に対する不満点】

■購入時重視点からみたニーズ把握
 貴社商品ユーザーの購入時の重視点と満足度を2軸としたポートフォリオを描いてみると、重視度の高い「操作性」「機能性」において満足度が低く、この2項目については重点改善項目と捉える必要があります。
 一方、「本体のデザイン」は重視度、満足度ともに高い重点維持項目と捉えられます。購入時の重視度が高いので、製品水準を積極的に維持しないと満足度の低下につながりやすいと目される項目です。

【購入時重視度と満足度から見た現行商品ニーズ分析】

【購入時重視度と満足度から見た現行商品ニーズ分析】

ニーズ探索調査応用事例

 製品開発においては、自社の強み(シーズ)と生活者の満ち足りなさ(ニーズ)がマッチしたところに購買欲求(ウォンツ)が発生するモノづくりが可能になるものと考えられています。
 ここでは定量的なニーズ探索調査をご紹介しましたが、ユーザー・フォーカスインタビュー調査などの定性的な情報も併せて実施することで、より市場に受け入れられる製品開発が可能であると考えます。

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