高校時代は野球部のレギュラーで甲子園に出場。初戦敗退。男泣きしながら甲子園の砂を持ち帰ったのは今では良い思い出。大学では商学部でマーケティングを学び、ビジネスの世界に興味を持った。
就活時は大手を志望していたがなかなか内定をもらえず焦っていた中、唯一内定がもらえたスミダテックに入社。企画職を希望するも、初日の挨拶で元気の良さが目立ち、営業職に。現場で失敗を重ねながらも、取引先や上司からの信頼に応えようと自己研鑽に励んだ結果、今年念願の商品企画部に異動となった。新組織に配属されて3カ月経ったが、分からないことが多く、学生時代の教科書を引っ張り出して勉強しなおしている。
商品企画部を取り仕切るデキる上司。入社から10年経ち、ある程度社内政治も理解しているが、任されたからにはと、どんな仕事にも誠意を尽くすタイプ。普段はあまり口には出さないが、部下を一人前に育てたいという熱い思いを胸に秘めている。
5年前に職場結婚。社長からペアのワイングラスと生まれ年のワインをもらい感涙。結婚当初は社内でも有名なおしどり夫婦だったが、お小遣い制になって以降、ランチ時の愚痴が増えた。直近の出費は、娘の幼稚園の運動会のために買ったビデオカメラ。父兄参加の種目で娘に情けない姿は見せられないと張り切っている。
”新商品開発などを行うにあたり、説得力のある企画書を作りたい。
でも何から始めればいいかわからない・・・。”
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