「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ(2)
中国の消費トレンド、都市ごとの違いが明らかに!
“新製品への関心が低い”上海、“新しもの好き”な北京・広州、“人との違いを求める”成都
日本の5割弱に対して、中国では約7割の男性が料理を作り、中国では“料理男子”がスタンダード
-「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査シリーズ②:中国人中間層のライフスタイルと消費意識/態度-
株式会社クロス・マーケティング(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:五十嵐幹 以下、クロス・マーケティング)と、 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都中央区、代表取締役:桑田瑞松 以下、R&D)は、2012年11月に 中国の4都市(北京/上海/広州/成都)で20~49歳のミドル収入層男女(世帯月収:5,000~7,999元)を対象に、共同で調査を 実施いたしました。
調査背景・目的
最近、中国経済の減速・停滞を懸念する声が聞かれますが、今回の調査では、中国という「国」や「産業」単位ではなく、 大都市に住む「中国人中間層生活者」に、個人の生活価値観や生活意識、買い物行動などを尋ね、「都市別」「性・年齢別」にその実態を明らかにしました。
※一部の調査内容は、R&Dが毎年10月に東京首都圏で実施している『CORE』調査を基に、日中比較を試みました。
調査結果
4都市の中で、新製品や流行スタイルへの関心が最も低かったのが上海。「新しい流行・スタイルを人に見せびらかしたがる」 北京消費者。「新製品への興味・関心が高い」広州消費者。「人が持っていないもの」を買い求めたがる成都消費者。<図1>
「流行に敏感で品質にお金をかける」20代中国女性、「若々しさを追求する」30~40代女性。40代男性もその「予備軍」か。 都市別では、「流行を重視する」北京女性、流行・ブランドよりも「品質重視」の上海女性。 <図2>
「趣味・レジャー」と「将来に役立つ資格・技能修得」両面への投資意欲が極めて高い20代男女。 特に「資格・技能取得」への意欲が強い広州女性。
料理をしている(だいたい作る、時々作る計)男性は、日本の5割弱に対して、中国では約7割と多い。 都市別では、「料理をよく作る」広州女性に対し、相対的に「料理頻度が低い」上海女性。 <図4>
調査概要
- 調査手法
- : “街頭リクルートによる1対1の面接調査と自記入調査の併用”実施
- 調査対象
- : 中国4都市(北京/上海/広州/成都)20~49歳のミドル収入層男女
(世帯月収:5,000~7,999元)各都市約100名 - 調査期間
- : 2012年11月23(金)~2012年11月25(日)
- 有効回答数
- : 421サンプル ※一部の調査内容はR&Dが毎年10月に首都40km圏で留置法で実施している『CORE』調査を基に日中比較した。
クロス・マーケティングとR&Dでは、「中国4大都市・中間層の正体を探る」調査として、シリーズで順次発表してまいりました。
今回は、その世帯訪問調査レポートとなります。
シリーズ①:中国人中間層の価値観・生活者マインド(2013/1/21プレスリリースご案内済み)
シリーズ②:中国人中間層のライフスタイルと消費意識/態度(今回)
シリーズ③:ITデバイスの普及・利用状況と買物時に重視する情報源
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- FAX
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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