男性の育児休業に関する調査(2021年)
男性の育児休業取得 8割が好意的
育休中、男性は「洗濯」や「子供の食事の用意」にも意欲
-男性の育児休業に関する調査(2021年)-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、全国20歳~69歳の男女を対象に「男性の育児休業に関する調査(2021年) 」を実施しました。男性が子どもの出生直後に育児休業を取得しやすくする改正育児・介護休業法が今年6月に成立ました。今回は、「勤務先における男性の育児休業制度の有無」「取得したい、もしくは取得してほしい男性の育児休業期間」「男性:育児休業中にしようと思うこと 女性:男性の育児休業中にしてほしいこと」「育児休業中に頼りたいもの」などを聴取しました。
調査結果
◆男性が育児休業を取得できる職場で働く人は約3割。一方で、男性で育児休業を取得したい人、または女性で男性に育児休業を取得してほしい人は約8割。
職場での男性育児休業の導入状況は導入済み、非導入、不明がほぼ均等に分かれる。一方で全体の約8割が取得したい、取得してほしいという結果となり、育児・介護休業法の改正ポイントの1つである「分割取得」も約2割が利用したいと回答。男性が育児休業を取得するということは前向きに捉えられている様子がうかがえる。<図1、図2>
◆男性が育児休業中にしようと思うこと、女性が男性の育児休業中にしてほしいことのTOP3は、「ゴミ出し」「子供の入浴」「お風呂掃除」。
男女の回答の差が10ポイント以上となる項目を見てみると、男性は女性の期待以上に「洗濯」「子供の食事の用意」に意欲的。一方、女性の期待が上回っているものは「他の子供のお世話」となり、赤ちゃんのお世話で少なくなってしまいがちな他の子供のお世話にも期待が寄せられている模様。<図3>
◆育児休業中に頼りたいもののTOP3は、「親」「ネットスーパー」「通販」。
半数が「親」を頼りにしており、特に女性は男性よりも頼りにしている傾向。2位、3位にはインターネットでの買い物がランクイン。4位には「同じく育児中の人との交流」が続いた。女性は「食品宅配サービス」への期待も高く、食事の用意の負担軽減を望んでいる様子。<図4>
調査項目
□属性設問
□昨今の状況下で、現在、あなたが「してもいい」と思う外出を伴う行動
□同居しているお子さまの年齢
□勤務先における男性の育児休業制度の有無
□取得したい、もしくは取得してほしい男性の育児休業期間
□男性:育児休業中にしようと思うこと 女性:男性の育児休業中にしてほしいこと
□育児休業中に頼りたいもの
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) - 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2021年9月17日(金)~20日(月)
- 有効回答数
- : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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