いま「してもいい」と思うことに対する意識調査(2020-2021年)
新型コロナに対する「恐れ」から、
知識や情報を伴った「慣れ」へ
「してもいい」と思うことの割合、過去最高値に近づく
-いま「してもいい」と思うことに対する意識調査(2020-2021年)-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、全国20歳~69歳の男女を対象に、コロナ禍の日常生活において、外出を伴う行動で「してもいい」と思うこと21項目について、2020年6月以降、継続的にトラッキングしてきました。今回は今まで聴取した「してもいい」と思うことについて分析します。
調査結果
◆外出を伴う行動についての意向、自粛意識のピークは2020年7月と2021年1月の2回。最低値は2021年11月になってから。<図1>
2020年7月には、「してもいいこと」21項目のうち、14項目が最低値になるなど、外出に対する自粛傾向が強くみられた。2020年7月は、第二波の襲来が現実のものとなり、そこまでで感染者数が最大になった時点。2021年1月は、第2回緊急事態宣言が発出された時点。この2回のピークの間には、GoToトラベル/GoToイートが実施され、第二波の収束とともに、外出意欲も回復傾向にあった。
◆飲食系では、「家族と近所で」か、「1人で食事」がポイント。<図2>
「家族で家の近所で食事」と、「1人でカフェ、食事処に行く」は、調査開始以来1位2位を維持。「ひとりカフェ」は、2021年の夏以降、1位になることが多かった。感染が拡大する中でも、施策がとられた店で一人で黙食なら大丈夫、という知識面の裏付けと、気分転換したい気持ちの表われと思われる。
◆2021年8月の落ち込み以降、どの項目も大きく回復。<図2>
2020東京オリンピック・パラリンピックを挟んだ2021年の8月は、全国の感染者数が2万人を超える日が続く中、それまでの回復基調から一転、1月に近い落ち込みをみせたが、飲食系よりもエンタメ・レジャー系は、1月と比べるとやや高止まりで、長く続く自粛疲れだけでなく、コロナ禍で外出する際の対策を含めた慣れもあると思われる。
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) - 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2020年6月5日(金)~7日(日)から 2020年11月20日(金)~22日(日)まで変則、2021年1月19日(金)~21日(日)から2021年11月26日(金)~28日(日)まで毎週
- 有効回答数
- : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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