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メタバースに関する調査(2022年)実態編

報道関係各位

2022 / 09 / 15

株式会社クロス・マーケティング

メタバース セキュリティ担保と世間への周知・理解を望む声
VR機器は低価格化と技術向上に期待 暗号通貨は懸念あり

-メタバースに関する調査(2022年)実態編-

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、2022年8月、全国15~49歳の男女を対象に「メタバースに関する調査(2022年)」を行いました。普段の生活でメタバースはどのように利用されているのでしょうか。今回は、メタバースを認知しており関心のある857人に対し、メタバース関連サービスの利用実態、イメージ、今後メタバースを始めるための条件、メタバースで実現してほしいことなどを聴取し分析いたしました。    

調査結果

【メタバース要素を持つゲーム】
メタバースの言葉を認知し、かつ関心を持つ人に対し、メタバースの領域ごとの実態を聴取した。メタバース要素を持つゲームのプレイ経験者は26%であり、「あつまれ どうぶつの森」「Minecraft」などをプレイしていた。遊び方は、「マルチバトルの参加」「PvP・対人戦の参加」「他プレイヤーとゲーム内外でコミュニティを作る」「アバターの着せ替え」などが上位。バトル参加やコミュニティでの交流、アバターのカスタマイズやメイキングを中心に楽しんでいた。<図1>

【暗号通貨(仮想通貨)の保有】
NFT(非代替性トークン)の売買にも利用される暗号通貨を保有している人は31%である。保有している暗号通貨は「ビットコイン」が多く、次いで「イーサリアム」「リップル」など。一方、暗号通貨を保有していない人の理由は、「リスクがある・危険」が42%と高く、「保有することに不安」というネガティブな意見や「用途・使いみちがわからない」という声も聞かれた。<図2>

【アバターコミュニティの利用】
アバターコミュニティを利用している人は31%、「LINEプレイ」「VRChat」のプラットフォームの利用が高い。利用者は、「お気に入りのスペースやコミュニティを見つける」「ネット上での友達と一緒に遊ぶ」「イベントに参加する」「知らない人と知り合う」ことを楽しんでいる。<図3>

【VR機器の保有と購入意向】
VR機器の保有は10%、「PlayStation VR」「Oculus Quest 2」「Xperia View」などを所有していた。非保有者に購入意向とその理由を確認したところ、「購入意向あり」は60%で、「廉価」「自由に使えるお金が増えたら」「より軽量・コンパクト」など、金銭面や技術向上がクリアすれば購入したいとしている。一方、「購入意向なし」の人では、「高価すぎる」という声が最も多かった。<図4>

【イメージ、始めるための条件、実現してほしいこと】
メタバースは「先端的なテクノロジー」「世の中に浸透していない」「将来大きな影響を持つ」というイメージが強い。<図5>
メタバース関連サービスを利用していない人では、「セキュリティの担保」「世間に広まる」「リスクを十分に理解する」ことができたら、本格的に始めたいとしている。<図6>
また、メタバースで実現してほしいことは、「貧しい人や困っている人の相談事を解決する場に」「社会的ハンデを持つ方が健常者同様の体験ができるように」や「フィクションや現実の世界をメタバースで体験したい」という声があがった。<図7>




図1 メタバース要素を持つゲームのプレイ経験と遊び方
図2 暗号通貨(仮想通貨)の保有と保有していない理由
図3 アバターコミュニティの利用と楽しんでいること
図4 VR機器保有と購入意向とその理由
図5 メタバースのイメージ、図6 メタバースを始めるための条件、図7 メタバースで実現してほしいこと


調査項目

□ 調査結果サマリー
□ 属性設問(性別/年齢/性年代/居住地/世帯構成/職業/メタバースの理解・関心/関心の方向性/要素別関心)

▼調査結果詳細1 メタバースの4領域別実態把握
□ 4領域別利用実態

【メタバース要素を持つゲーム】
□ 認知・離反・利用ファネル・認知未利用者の利用意向
□ 現在プレイしているメタバース関連ゲーム
□ ゲーム中でのアバター利用・他プレイヤーとの交流
□ アバターへの支出状況(直近半年)

【仮想空間内での暗号通貨・NFT利用】
□ 暗号通貨の認知・離反・利用ファネル・認知未利用者の利用意向
□ 現在保有している暗号通貨
□ 暗号通貨取引所の認知・離反・利用ファネル・認知未利用者の利用意向
□ 現在利用している暗号通貨取引所・プラットフォーム
□ 現在暗号通貨を保有していない理由
□ NFTの理解内容
□ 仮想空間上での暗号通貨・NFT利用状況

【アバターコミュニティでの交流】
□ 認知・離反・利用ファネル・認知未利用者の利用意向
□ 現在利用しているアバターコミュニティ
□ アバターコミュニティ利用者の楽しみ方
□ アバター購入・支出状況(直近半年)

【VR機器を使った先鋭的体験】
□ 所有しているVR機器
□ VR機器で実際にプレイしているコンテンツ(自由回答抜粋)
□ VR機器非所有者の購入意向
□ VR機器現在非所有・購入意向者の購入契機
□ 購入意向がない理由

▼調査結果詳細2 メタバース全体のイメージ・障壁理解・展望
□ インターネットで人とつながることへの反応
□ インターネットで人とつながることへのイメージ
□ メタバースとの距離の近さ
□ メタバース上で楽しみたいコンテンツ(自由回答抜粋)
□ メタバースのイメージ
□ メタバースを始めるための条件
□ メタバースで実現する・実現してほしいと思うこと(自由回答抜粋)



調査概要

調査手法
: インターネットリサーチ
調査地域
: 全国47都道府県
調査対象
: 15~49歳の男女 メタバースを認知し、なおかつ関心のある人
調査期間
: 2022年8月26日(金)~28日(日)
有効回答数
: 857サンプル

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


【会社概要】
会社名
: 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地
: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設立
: 2003年4月1日
代表者
: 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容
: マーケティングリサーチ事業
 マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
広報担当
: マーケティング部
TEL
:03-6859-1192
FAX
:03-6859-2275
E-mail
: pr-cm@cross-m.co.jp

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。 <例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
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