スポーツに関する調査(2022年)観戦編
スポーツ観戦を楽しむ人は56% 中高年で高い
2年以内に会場で観戦した人は、今後もリアル観戦意向が強い
-スポーツに関する調査(2022年)観戦編-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2022年12月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「スポーツに関する調査(2022年)」を実施しました。今回は、スポーツ観戦編として、観戦の有無、観戦したスポーツ、観戦スタイルの現状と今後、感動した経験・体験とそのシーン、推しチームと推し選手などを聴取し分析をしました。
調査結果
【スポーツ観戦経験】
22種類のスポーツを提示し、試合会場やテレビ・ネット配信などによる最近1~2年間のスポーツ観戦を確認した。スポーツ観戦経験は56%であり、男性の観戦経験63%と女性より14pt高い。年代が高くなるほど観戦経験は高まる。50~60代の観戦経験は高く6割を超える。性・年代別に最も観戦経験が高いのは男性50代の69%、低いのは女性20代の40%と女性30代の41%である。<図1>
観戦したスポーツは、「FIFAワールドカップ」「日本のプロ野球」「高校野球」で20%台。特に、女性50~60代において「フィギュアスケートなどの冬季スポーツ」観戦経験が他の競技を押さえて最も高かった。また、60代は、サッカー以外のスポーツ観戦経験の高さが目立つ。<図2>
【観戦スタイル】
観戦経験のある人のうち9割が、「無料のテレビ放送・ネット配信」で観戦をしていた。「有料の放送・動画配信サービス」での観戦は16%、競技会場へ行って観る「リアル観戦」が13%と続く。有料の放送・動画配信サービスは「DAZN」「ABEMA」「WOWOWO/WOWOWOオンデマンド」が多い。<図3>
今後の観戦スタイルは、「無料のテレビ放送・ネット配信」が58%と最も多く、次いで「リアル観戦」が14%であった。リアル観戦経験者は、一体感や臨場感が経験できる楽しさを知っているからか、「リアル観戦」意向が72%と極めて高い。<図4>
【感動体験と推しチーム・選手】
スポーツを観戦し感動した経験のある人は58%、年代が高いほど割合が高まる傾向であり、60代は72%を占めた。具体的には、オリンピック、プロ野球、WBC、高校野球、サッカー、駅伝、ラグビーなど、様々な感動シーンの声が聞かれた。<図5>
推しチームは、「阪神タイガース」「読売ジャイアンツ」「広島東洋カーブ」など、プロ野球球団が多くあがった。推し選手の一番人気は「大谷翔平」であり、野球、フィギアスケート、サッカーなど、いろいろなスポーツのアスリートの名があげられた。<図6>
調査項目
□ 属性設問(性別/年齢/未既婚/居住地/同居家族/職業/住居形態/自家用車保有有無/世帯年収/ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果/体力の自信度/スポーツをすることの好意度)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ 最近1~2年間に観戦したスポーツ
□ 最近1~2年間のスポーツ観戦スタイル
□ 最近1~2年間にスポーツ観戦した有料放送・動画配信サービス
□ 競技会場でのリアル観戦ならではの楽しみとは
□ 競技会場でのリアル観戦時に関連して購入・消費するもの
□ スポーツ非観戦者が最近1~2年間にスポーツ観戦関連で見聞きしたもの
□ 今後観戦したいと思うスポーツ観戦スタイル
□ スポーツを見て感動した経験・体験の有無
□ スポーツを見て感動した経験・体験(自由回答一部抜粋)
□ 応援するチーム(推しチーム)・応援する選手(推し選手)(自由回答一部抜粋)
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2022年12月16日(金)~19日(月)
- 有効回答数
- : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
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- 広報担当
- : マーケティング部
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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