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リスキリングとは?DX推進に欠かせないリスキリングとデジタル人材について解説!

2022 / 06 / 21

#テクノロジー,#データ分析・活用

リスキリングとは?DX推進に欠かせないリスキリングとデジタル人材について解説!

2020年のダボス会議において、2030年までに10億人のリスキルを必要とする「リスキリング革命(Re-Skilling Revolution)」が提唱されました。その結果、時代の進化に合わせて新しい知識を習得する「リスキリング」という言葉が、日本でも注目されるようになりました。本記事ではリスキリングの意味や注目を集める理由、企業が取り組む具体的な実践方法について詳しく解説します。デジタル人材の育成に欠かせない考え方となっているため、経営者やマネジメント層の方は、ぜひ参考にしてみてください。

リスキリングとは?

リスキリング(Re-Skilling)とは、企業が従業員向けに行う職業能力の再開発や再教育のことです。デジタル技術の発展により働き方が大幅に変化する現代において、今後新たに発生する業務に対応できるスキルを習得するための取り組みを指します。

【以下引用】
“新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させること”

※引用元:経済産業省 リスキリングとは-DX時代の人材戦略と世界の潮流-
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/002_02_02.pdf(参照2022-05-26)

経済産業省が公表するリスキリングの定義を見てわかる通り、もともとリスキリングは、職業能力の再開発や再教育という広い意味で使われてきました。しかし近年では、これからますます進展が予想されるDX化に必要なスキル開発や、デジタル人材の教育という意味でリスキリングという言葉が用いられるようになっています。

◆リスキリングとリカレント教育の違い


デジタル人材の教育方法には、リスキリングのほかにリカレント教育があります。どちらも同じような意味合いがある教育方法ですが、「学習方法」に大きな違いが存在します。

リカレント(Recurrent)には「循環する・繰り返す」という意味があり、リカレント教育とは新しいスキル獲得が必要なタイミングで学習し、知識の習得後に仕事に戻るサイクルを繰り返す取り組みのことです。日々の業務を行いながら並行的に学習するリスキリングと異なり、リカレント教育では従業員がいったん仕事を離れ、教育機関で学び直します。

リスキリングとリカレント教育はどちらか一方が優れているというわけではありません。企業の規模や教育予算によって適切な手段を選び分けることが大切です。

リスキリングを実施している代表的な事例としては、日立製作所がグループ内の3つの研修機関を統合して設立した「日立アカデミー」があります。しかし、従業員のスキルを繰り返しアップデートできるような仕組みを構築しようと思うと、講師やコーチなどの専門人材をどのように確保するかが課題となります。規模の小さい企業にとっては、教育機関を活用するリカレント教育のほうが現実的だといえるでしょう。


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リスキリングが注目される背景

最近になって特にリスキリングが注目されているのは、以下のような背景があるためです。

・DXの推進
・技術的失業への対応

◆DXの推進


リスキリングの注目度が高まっている最大の理由は、組織全体でデジタル化を推進するDXの取り組みが加速しているからです。

DXは、部分的にIT技術を活用するデジタルマーケティングとは異なり、すべての部門が一体となって改革を行います。そのため、IT関連の基礎知識だけではなく、新規事業の企画力やプロジェクトマネジメント能力といった多角的なスキルが求められます。

従業員にとっては未知の職域への対応とそのノウハウの習得が必要です。これまでとはまったく異なる知識や技術を習得する必要性が生まれたことから、リスキリングに対する注目度が高まっています。

◆技術的失業への対応


技術的失業とは、テクノロジーの発展によって労働生産性が向上した結果生まれる失業のことです。野村総合研究所が2015年に発表したレポートによると、2025~2035年には国内労働人口の約49%が、AIやロボットなどにより代替できると推計されています。

※参考元:技術革新が労働に与える影響について (先行研究) - 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000186903.pdf(参照2022-05-26)

技術的失業に対応するためには、人間にしかできない付加価値の高い職種への転換が求められています。その学習方法の中でも、過去の経験や実績にとらわれないリスキリングへの注目度が高まっているのです。


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リスキリングによって得られるメリット

企業がリスキリングを実施することによって得られるメリットを解説します。

◆新しいアイデアの創造


リスキリングを実施することで、従業員から今までにはない新しいアイデアが生まれやすくなります。従業員が新しい考え方や働き方を身に付けようとするのが、リスキリングの教育方法だからです。

リスキリングによって新しいアイデアが生まれると、時代の変化による業績の悪化や事業の陳腐化を防げます。会議を開いても誰もアイデアを出そうとしないという場合は、リスキリングを行う必要性が高いといえます。

◆生産性の向上


リスキリングを行なうと、業務のムダや工数を減らした上で、創出する価値を高めることが可能になります。

リスキリングを実施する主な目的は未開拓の業務分野に従業員を適応させることにありますが、中でも特に迅速な人材育成が求められている分野が、テクノロジー分野です。

テクノロジーの活用で業務の自動化や工数の削減が可能になると、業務効率化が加速します。少ない人員でより大きな価値(利益)を生み出すことができれば、企業の生産性向上が期待できるでしょう。

◆採用・育成コストの削減


すでに社内で働いている従業員にリスキリングを実施することで、採用コストや育成コストの削減につながります。

高度なスキルを持つ人材を獲得しようとすると、採用活動や社員教育、企業文化の浸透などに多額のコストがかかります。一方、既存の人材をリスキリングによって成長させることで、コストを抑えつつ優秀な従業員を確保することが可能です。

デジタル人材に求められるもの

今後ますますテクノロジーが発展する中で、企業が時代の変化に対応していくためには、いかにデジタル人材を確保するかという点が重要になってきます。リスキリングによってデジタル人材を育成する場合、主に従業員のどのようなスキルを伸ばせばよいのか、具体的に解説します。

◆IT人材との違い


デジタル人材とIT人材は、いずれも最先端のテクノロジーを活用して業務を行うという点に変わりはありません。ただしデジタル人材はIT人材に比べ、企画や人事、経営などの多角的な分野で企業に新しい価値を提供することが求められています。

つまりデジタル人材には、ソフトスキルやハードスキル、日々進化し続けられるマインドといった複合的な能力が必要だということです。

◆ソフトスキル


ソフトスキルとはコミュニケーション能力や課題解決能力など、仕事をスムーズに進めるための考え方や思考力のことです。デジタル人材におけるソフトスキルには、ステークホルダー全体を通じてデジタル化を進めるような計画力や企画力などが該当します。

IT人材の場合はハードスキルを習得しているだけでも十分ですが、DX推進の旗振り役となるデジタル人材においては、ソフトスキルとハードスキルの両面に精通している必要があります。

◆ハードスキル


ハードスキルは実際に業務を遂行するための知識や技術のことで、プログラミングやコーディング、データ分析などの種類があります。デジタル人材の場合は、クラウドやビッグデータ、IoT、5Gといった最先端技術を扱うための知識や技術を備えているのが望ましいでしょう。

とはいえ、従業員1人が習得できるハードスキルには限界があるため、リスキリングを実施する場合は、目的を明確にした上で必要なスキルを絞り込むことが大切です。

◆日々進化し続けられるマインド


テクノロジーは日々進化を続けており、デジタル人材は自分自身も常に進化するマインドを持っておく必要があります。特にハードスキルは、新しい技術やノウハウが生まれる度に古いものが陳腐化しやすい傾向にあるため、常に新しい情報をキャッチアップしてスキルを磨き続けることが重要となります。

スムーズなDX推進には「内製化」と「外注」の両輪がカギ

リスキリングでデジタル人材を育成し、より円滑にDX化を進めていくには、適切な教育コンテンツを選び分けましょう。

例えば三井住友フィナンシャルグループでは、「SMBCグループ全従業員向けデジタル変革プログラム」という研修で動画コンテンツを活用しています。ただし、必ずしもこのような内製化にこだわる必要はありません。社内で教育コンテンツを用意するのが難しければ、外部の専門家やベンダーに外注するのも方法の一つです。

社外教育を行うには以下のような方法があります。

・オンライン学習支援サービス
・研修運営代行サービス
・外部研修
・eラーニング

内製化には、自社の実情に合わせたコンテンツを作りやすいというメリットがあります。一方で外注にも、プロの講師による能率的な授業ができるというメリットがあります。内製化と外注のメリットをうまく使い分けながら、自社に合う人材育成を行いましょう。

まとめ

テクノロジーが急速に発展する現代においては、激しい変化への適応力が求められています。デジタルスキルの習得が必要なのはIT人材だけではありません。全従業員がデジタル人材へと成長する必要があります。

多くの企業がデジタル人材の不足に悩むなか、そのカギを握るのがリスキリングです。リスキリングでいかに既存の従業員をデジタル人材に育てられるのかが、今後の企業の生き残りに深くかかわってくるでしょう。


【参考URL】
https://www.r-staffing.co.jp/cl/column/ct_4470#リスキリングとは
https://www.recurrent.jp/articles/what-is-reskilling
https://grtx.jp/news/6793
https://i-myrefer.jp/media/lab/refer/digital_human_resources/
https://mba.globis.ac.jp/careernote/1527.html
https://www.dtvcl.com/column/3917/

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