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メタバースを用いたビジネス展開は可能!?活用事例の紹介

2023 / 01 / 10

#テクノロジー,#コミュニケーション,#トレンド,#データ分析・活用

メタバースを用いたビジネス展開は可能!?活用事例の紹介

最近になって耳にすることの多いメタバースは、ユーザーがゲームのように楽しむだけではなく、企業が新たなビジネスを創出する機会としても注目を集めています。早いタイミングでメタバースを用いたビジネス展開を考えておけば、競合との差別化や先行者利益などの恩恵が生まれるでしょう。本記事では、ビジネスにおけるメタバースの有効性や企業の成功事例をご紹介します。

メタバースとは

メタバース(Metaverse)とは、現実さながらのライフスタイルを送ることができるインターネット上の仮想空間です。2007年に「セカンドライフ」というメタバースが登場してから話題が集まり、さらに最近では5GやVR・AR、ブロックチェーンといった技術の進展により、ますます注目度が高まっています。技術の進歩で、仮想空間をよりリアルに表現できるようになったからです。

例えば、「ZEPETO(ゼペット)」と呼ばれるメタバース向けのアプリでは、仮想空間上でオリジナルアバターを自由にカスタマイズできます。アプリ内に登場する洋服や小物は、グッチやクリスチャン・ルブタン、ナイキといった有名ブランドのもので、3Dアイテムとして販売されています。

ZEPETOのユーザーは、現実世界と同じようにアバターをおしゃれに着飾りながら、世界中のユーザーとリアルタイムにコミュニケーションを行えます。コミュニケーション機能は、掲示板やチャット、ボイストークなどが代表的です。

メタバースの仕組みや注目される背景などについては、こちらの記事をご覧ください。


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メタバースはビジネスで活用できる?

近年、ビジネスの分野でもメタバースに対する注目が集まっています。メタバースが世の中に普及すれば、多くのビジネスチャンスが生まれる可能性があるからです。

メタバースの中では現実世界と同じようにライフスタイルを送れるため、企業にとっては仮想空間上でコンテンツやサービスを提供できるようになります。また、コンテンツやサービスの提供者としてのみではなく、デバイスメーカー、ルールメーカー、イネーブラー(インフラ提供者)としても市場に参入できるでしょう。

今のうちにメタバースのビジネス活用を視野に入れ、さまざまなアイデアを考えてみると良いでしょう。


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メタバースをブランディングに活用した企業事例

メタバースの注目度が高まるとともに、徐々にメタバースを活用したビジネスモデルが増えています。ここでは特に、メタバースをブランディングに活用した企業事例をご紹介します。

コンセプトムービーで話題性を演出(H&M)

スウェーデン発祥のアパレルブランドH&Mは、世界初となるメタバース上のバーチャルストアを出店しました。多彩な音楽イベントを開催する「CEEK City」というメタバース内に出店し、CEEK VRという仮想通貨を使ってバーチャル商品を購入できます。

出店時に最も力を入れたのがコンセプトムービーです。バーチャルストアならではの開放感のある空間や大きなネオン看板など、その独特な世界観がわかる動画がTwitter上で公開されています。アパレルブランドとしていち早く業界へと参入したこともあり、コンセプトムービーは大きな反響を呼びました。

さまざまなイベントでブランド認知を拡大(cluster)

clusterは、クラスター株式会社が運営するメタバースです。「最も敷居の低いメタバース」をコンセプトに、パソコンだけではなくスマートフォンから手軽に仮想空間にアクセスできるのが特徴です。運営会社から提供される104個のアイテムを自由に組み合わせれば、誰でも自由に自分自身の仮想空間を創造できます。

clusterでは、ブランド認知を高めるため、これまでに何度もさまざまなイベントを開催しました。ポケットモンスターのバーチャル遊園地である「ポケモンバーチャルフェスト」や、世界初のVR音楽ライブ「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」、eスポーツ専用のバーチャルイベント「V-RAGE」などが代表的です。

すでに知名度のあるキャラクターを起用したり、注目の集まる分野のイベントを開催したりと、戦略的な施策でブランディングに成功した好例だといえます。

まとめ:複数の要素をもとにメタバース参入を検討しよう

昨今注目の集まるメタバースに早期参入すれば、先行者利益を得られるメリットがあります。そのため、今では数多くの事業者がメタバースをビジネスチャンスと捉え、さまざまなビジネスモデルを展開しています。

ビジネスにメタバースを活用する場合、コンテンツやサービスの提供者のほか、デバイスメーカー、ルールメーカーなど、幅広い選択肢の中から参入を検討できるでしょう。とはいえ、どのような立場から参入するかによって適切なタイミングが異なります。環境が整ってから参入するのか、先行者利益を優先するか、他社とどう差別化するかなど、複数の要素をもとに参入の判断を行うことが大切です。


【参考URL】
https://www.campaignjapan.com/article/メタバースでのブランド構築には無限の可能性がある/474400
https://balance.bz/magazine/metaverse-marketing/#メタバースを活用したビジネスモデル
https://takizawalaw.com/column/intellectual-property/4087/
https://xr-hub.com/archives/25551
https://www.sbbit.jp/article/cont1/97122
https://mirai-works.co.jp/business-pro/business-column/b55_metaverse/
https://aidiot.jp/media/ai/metaverse_business/

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