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自社・競合実態把握調査とは

自社・競合実態把握調査とは

自社・競合のユーザプロフィール、利用実態を把握し、自社の売上を支える顧客像を明らかにするとともに、競合からのスイッチを促し店舗の利用頻度、売上アップのための方策を見いだす調査手法です。

自社・競合実態把握調査で明らかにできること

  • 自社の売上を支えているユーザの属性、利用目的の把握

ユーザを知るためには

【デモグラフィック項目(性・年代等)】【利用目的】【利用頻度/単価】など

  • 各利用目的における競合の把握(利用シーンごとにどこが競合となっているかを知る)

競合を知るためには

【検討想起率】【利用シーン】など

  • 競合からのスイッチを促進するための方策(競合からスイッチを促すにはどのような方策を取るべきかを知る)

方策を知るためには

【重視点】【満足度】など

調査設計

代表的な調査手法

WEB定量調査

利用者の実態や意識について、ネットリサーチなどを行うことで、統計的な数字で傾向を把握できます。

グループインタビュー調査

満足や不満を感じる理由など、選択式の回答では表すことのできない内容について深堀って聴取することで、顧客理解を深め、潜在的な意識を把握できます。

調査対象者

一定期間内(頻度)利用者

サービスの利用実態に関する詳細内容を聴取する上で、比較的新しい記憶を有している方の回答の方が信頼性が高く、より現状を反映しているため。

アウトプットイメージ

自社の売上を支えているユーザの属性、利用目的を把握する

「使用頻度×利用単価×人数」より推計される【売上シェア】より、“売上に大きく貢献している人”の利用目的やプロフィールを明らかにします。

売上シェア(単価×頻度×人数)

自社・競合実態把握調査 図1

結果の見方(例)

  • 売上シェアからは「単価・低×頻度・高」層が最も売り上げに貢献していることがわかります。
  • この層の属性は、「男性30代」が最も多いこともわかりました。
  • なお、別分析から、この層の利用目的は「手早く食事を済ませたい」がトップでした。
  • これらから、売上に貢献しているのは、単価は低いものの高頻度に利用する人であり、「手早く食事を済ませたい」ニーズが高く、主な属性は「男性30代」といえます。

各利用シーンにおける競合を把握する

利用シーン毎に「他に候補になった競合」を明らかにすることで、流出防止策・流入促進策に役立てます。

「手早く食事を済ませたい」シーンにおける検討率

自社・競合実態把握調査 図2

結果の見方(例)

  • 図の中心は自社の「クロスバーガー」で、矢印→は手早く食事を済ませたいシーンで候補になった競合です。矢印の近くにある数字は直近利用時に他社を候補にした割合です。(手早く食事を済ませたいシーンで、クロスバーガーを利用した人のうち、フライドチキン☆☆が候補だった人は3.2%)
  • 「手早く食事を済ませたい」シーンでクロスバーガーを利用した人のうち、候補になった割合が高い競合は、「●●バーガー 」と「■■コーヒーショップ」です。逆に、「●●バーガー」利用者も「クロスバーガー」を候補にする割合が高く、相互に競合関係といえます。流出を防ぐとともに、流入を促すことを目指すべきです。
  • 一方で「■■コーヒーショップ」は「クロスバーガー」が候補になる割合が低く、一方的な競合です。流入のハードルが高いので、流出防止策を優先すべきです。

競合からのスイッチを促進するための方策を探る

カテゴリー全体に対する重視度と、自社における満足度を同じ項目で聴取し、かけあわせて分析することで、自社の強み、弱み(改善点)を明らかできます。競合の弱みもわかるので、競合からの流入促進に必要な要素も明らかにできます。

  • 右上象限にある要素は、「愛着」を高めるイメージワードであり、かつ、実際に愛着が高いため、愛着醸成に貢献しているものです。
  • 右下は、「愛着」を高めるものでありながら、実際の愛着度が低いので、愛着醸成に不足しているイメージワードです。

ランチ利用時におけるファストフード店重視度×店舗満足度

U&A調査 図2

結果の見方(例)

  • 右上領域:ファストフードにおける重視度と、自社満足度が両方高い領域。自社の強みといえます。
  • 右下領域:重視度は高いのに、自社の満足度が低い領域。優先的に改善すべき点です。
  • ファストフードではメニューの豊富さや安さが重視される中、 「Cross・BURGER」はその満足度が高く、強みとなっています。一方で「クーポン・特典」は重視されているけれど満足度が低く、弱みといえます。
  • 競合「●●バーガー」も同様に「クーポン・特典」の満足度が低く、自社も競合も取りこぼしていることがわかります。先んじて「クーポン」対策することで「●●バーガー」からの流入を促進できると考えられます。

標準スケジュール、料金、納品物

標準スケジュール

Web定量調査 約1.5か月

     
  • STEP.01
    調査企画・設計 1週間~
  • STEP.02
    調査票作成~確定 1週間~
  • STEP.03
    調査画面作成~実査 1週間〜
  • STEP.04
    データ作成 / 集計表作成 3日〜
  • STEP.05
    報告書作成 10日~

グループインタビュー 約2か月

     
  • STEP.01
    調査企画・設計 1週間~
  • STEP.02
    対象者リクルート・インタビューフロー作成 3週間~
  • STEP.03
    実査準備・実査 1週間〜
  • STEP.04
    報告書作成 2週間〜

標準的な料金

Web定量

150万円~
※1000s/スクリーニング10問/本調査30問

グループインタビュー

200万円~
※4グループ/ヘビーユーザー、ミドルユーザー、ライトユーザー

納品物

Web定量

ローデータ、集計表、報告書

グループインタビュー

発言録、報告書

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