マレーシアの首都・クアラルンプール(KL)の発展と変化 | リサーチ・市場調査・マーケティング

グローバルコラム
2014/10/14

マレーシアの首都・クアラルンプール(KL)の発展と変化

マレーシアの首都・クアラルンプール(KL)の発展と変化

KLは建設ラッシュ

ここ数年の間に目まぐるしい発展を見せているKL。街中はどこもかしこも工事中で、まさに成長中という勢いが感じられます。新しい町や駅、コンドミニアムや商業施設が次々と建設されていますので、道路事情も刻々と変化し、数週間毎に車線レイアウト変更や道幅の拡張が行われています。

数年前は何も無かった場所に大型ショッピングモールが建ち、沢山の人が住む様になり、そしてそのほとんどが外国人。今後のKLは一体どのように変化して行くのでしょうか。

建設物のトレンド

今、最も多く建設されているのがコンドミニアムとショッピングセンターが一体化している大型のビル群です。1階から3階あたりまでがショッピングセンターになっており、その上にコンドミニアムがある仕様のビルが至る所で建設されています。数年後に町の中心にウォーターフロントを建設する計画があり、その計画にあわせて道路を綺麗にするための工事も各所で行われています。道路が綺麗になるにつれ、その一角に大きな商業施設や高級コンドミニアムが建設され数年後のハイクオリティな町の完成を予感させてくれます。

建設中のコンドミニアムの多くはプール・ジム・体育館・公園付きで、マレーシアに移住して来た外国人や駐在員向けの高級マンションです。数年後には、KLの国際化がますます進展することが容易に予想されます。

また、既存のショッピングセンターも、駅の新設や道路の発展に伴い、新たな集客を目指して改装工事をするところが目立ちます。次々と外国製品のテナントが入り、日本食店も増え続けています。ローカルのものを取り扱っている店舗が無くなり、もはやマレーシアにいる感覚さえ薄れます。

一番の注目株はMRT

今行われている工事で一番の注目株はMRTというモノレールです。これまでは市内の中心部、本当に限られた場所だけに留まっていたモノレールの線路がぐんぐん伸びて、2016年の完成を目指して各地に広げられています。同時に市内の中心部では、これまで存在しなかった地下鉄の建設も始まりました。

新しく線路や駅が出来ると、その周辺の空き地や森林は開拓され新しい町が作られます。そうして作られた町には必ず商業施設が建設され、どこでも似た様な作りの街並みに変化していきます。

道路やモノレール、地下鉄に高級コンドミニアム・・・留まる事を知らない建設ラッシュは、今後ツインタワーを超える超高層ビルの建設も計画されています。町が快適になり、移動しやすくなるのは非常に嬉しく喜ばしい事ですが、町中からローカルの趣が消えて無くなるのは少し悲しい気がします。

目まぐるしい発展とともに、ローカル文化が集結する地域も出てくるのではないかと、新たな特色の誕生にも期待しています。

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