タイでWiFiを3倍速くする方法!~秘訣は日本の最新ルーター!?~ | リサーチ・市場調査・マーケティング

グローバルコラム
2016/1/12

タイでWiFiを3倍速くする方法!~秘訣は日本の最新ルーター!?~

タイでWiFiを3倍速くする方法!~秘訣は日本の最新ルーター!?~

タイのWiFi事情

タイのWiFi事情というと旅行者用を中心としたカフェなどの記事は多く目にするものの、住居・オフィス用のWiFiについての記事は少ない。 が、在留邦人10万人と言われるタイでは意外と重要な情報のはず。 そして、回線速度が遅い・不安定なタイのネット環境にイライラしている!という方は多いはず!という勝手な思い込みの元、本稿ではWiFiスピードアップの一例についてご紹介する。


これは筆者が実際にタイのオフィスで数々の施策を試した中で唯一状況を劇的に変えた秘策だ。ちなみに試してダメだったことは以下の通り。

・LANポートがある場合はLANケーブルを利用 ・WiFiルーターの位置を部屋の中央に移動 ・ネット回線の会社変更 ・ネット回線の増設

タイのオフィスにてWiFi接続

全然繋がらなくなってしまったオフィスの回線

筆者が現在のオフィスに越してネットの回線契約をしたのは1年前。回線を引いてから1~2ヶ月経った頃、設置時には30Mbps出ることを確認したはずが、なぜか1~2Mbps程度と遅く、ときには全く繋がらない、という事態が頻発した。

筆者のオフィス平日日中。1.67Mbpsは体感として相当ストレス(TOT回線)

ちなみに右記は、バンコク内にある筆者の近隣のネットカフェ等15箇所で測定した記録。

雨が降ると遅くなる、回線業者の状況により不通な日もある、光ファイバーを入れたいが対象エリア外(アソーク〔※1〕徒歩圏と超都心なのに!)と、カフェより遅い状況に激怒しつつ、あれこれ手を尽くしたものの一向に改善できず。そうこうする間に当初5~6名だったオフィスの人員が倍増して、ほぼ毎日繋がらなくなってしまった。

お金をかけずにできる施策から取り組んでいたが、ある日インターン生に「ITの会社なのにネットが使えない」と半笑いされたことを契機に、最後の手段として新しく回線を増設した。 それも、回線会社の問題かもしれない、と1本目と同様の30Mbpsプランだがコストは倍以上かかるTrueの回線を導入。

しかし、コストが倍増したにも関わらず、状況はさほど改善されなかった。

【バンコク内のWiFiスピード例】
1Mbps〜10Mbps弱の間で、平均6Mpbsほど

True/TOTの併用でもTrue回線速度10Mbps強、日中は3Mbps程のことも

〔※1〕アソーク=ショッピングセンターや高層オフィスビルが立ち並ぶ、バンコクを代表する都会的なエリア

裏ワザ! ルーターを変えてみると…

万事休すか…と諦めかけた頃、ある友人からアドバイスがあった。

「日本から最新のルーターを買ってくるといいよ」

てっきり遅い原因はタイのいい加減な回線業者やビル管理のせいかと思っていたのだが、半信半疑で日本から新しいルーター〔※2〕を買ってきて設置したところ…

なんと!!  30Mbps越え! 旧ルーターの3倍!

1本目のTOT回線×旧ルーターの組み合わせに比べると20倍!

堂々の32Mbps

ポイントは日本からの最新ルーターで5GHz設定を使ったこと。 日本の最新WiFiルーターでは通常2.4GHz, 5GHzの2つの周波数帯があり、タイでは通常2.4GHz帯ばかりが使われており干渉し合って遅くなる、そこに5GHz帯の設定で繋ぐと速くなる、という理屈らしい。

なにはともあれ、快適なWiFiライフを取り戻すことができた。

No WiFi, NoLife.

もしバンコクで自宅・オフィスのネットにイライラしていたら一度お試しあれ。

〔※2〕今回、筆者が購入したのはELECOM WiFi無線LANルーター http://bit.ly/amazon-elecom-WRC-F1167ACF

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