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いま注目の「Threads」ビジネスにおける活用事例とは?

2023 / 09 / 01

#コミュニケーション,#SNS

いま注目の「Threads」ビジネスにおける活用事例とは?

Meta社が開発したSNS「Threads」は2023年7月にリリースされ、わずか5日で登録者数が1億人に達したことで話題を集めました。個人だけでなく、企業で公式アカウントを運営しているところも見受けられます。公式アカウントをまだ作成していない企業においても、これからマーケティングに活かしていこうと考えているのではないでしょうか。そこで参考にしたいのが企業における活用事例です。本記事ではThreadsについての説明に加え、ビジネスで活用している主な企業の活用事例を紹介していきます。


Threadsとは?

Threadsがどのようなものか、よく分からない方もいるでしょう。まずは、Threadsについて概要を解説します。

Threadsはテキスト共有アプリ

Threadsは、2023年7月6日にMeta Instagramチームが開発したテキスト共有アプリです。X(旧Twitter)のように、テキストを投稿できます。

投稿されたテキストを読んだユーザーは、返信も可能です。投稿者以外のユーザーも返信内容を閲覧できるため、オープンな会話もできます。

機能やUIなどはX(旧Twitter)とよく似ているため、Xを使ったことがある方なら、Threadsもスムーズに使えるでしょう。XはAPI制限(1日に取得できるツイート数、RT、リプライなどの制限)問題を抱えているため、ThreadsがXに代わるものとして注目を浴びています。

Threadsを利用する際には、Instagramのアカウントが必要です。Threadsのみのアカウントを取得することはできません。Instagramのアカウントを持っていない場合は、あらかじめ取得しておくことが必要です。


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Threadsの機能

Threadsには、次のような機能が備わっています。

機能内容
テキスト投稿最大500文字まで投稿可能
スレッド返信でユーザー同士の会話投稿の返信機能にて、ユーザー同士で会話ができる
ダイレクトメッセージ特定のユーザーやグループとやり取りができる
リンク投稿ThreadsのプロフィールURLや投稿をInstagramのフィードやストーリーに載せられる
メンション投稿で「@+ユーザー名」を記載することで、指定のユーザーへメッセージを届けられる
再投稿X(旧Twitter)でいうリツイート。気になった投稿を再投稿し、フォロワーにシェアする
引用X(旧Twitter)でいう引用リツイート。引用した投稿にコメントを残し、フォロワーにシェアする
ストーリーシェアFacebookやInstagramのストーリーをThreads上にもシェアすることができる
自動ステータス位置情報を自動的に表示させることで、自分や友達の状況をステータスで確認することができる

テキスト投稿は、X(旧Twitter)の無料ユーザーが140文字までなのに対して、Threadsでは500文字までできます。

ただし、Xでできて、Threadsではできない機能もいくつかあります。たとえば、キーワード検索はできません。検索欄自体は設置されていますが、アカウント検索のみ対応しています。

下書き・予約投稿・ハッシュタグなどもXではおなじみの機能ですが、Threadsでは利用できません。

また、8月25日よりWebブラウザ版が登場しました。スマホ版と同様に投稿や返信、再投稿などが可能になりました。

Threadsがビジネスで注目される理由

Threadsは個人がプライベートで利用するだけでなく、ビジネス用途での利用に関しても注目を浴びています。では、その理由について見ていきましょう。


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ビジネスで注目される理由

Threadsの利用に関するルールは、Instagramのコミュニティガイドラインが適用されます。そのため、Instagramと同じように商用利用が可能で、店舗・企業・ブランドなどの公式アカウントを作成できます。

公式アカウントを使用して商品やサービスの情報発信をしたり、URLリンクを投稿したりしても問題ありません。

Instagramを活用している企業にとっては、Threadsもスムーズに始められます。ただし、一度InstagramアカウントでThreadsにログインすると、アカウントが連携されます。その後はアカウントの連携を解除できません。アカウントの削除についてもどちらか片方だけ行うことはできないため注意しましょう。

Threadsアカウントを削除したい場合は、連携されているInstagramアカウントを削除するほかありません。

ビジネスでの活用例

Threadsのビジネスでの活用例としては、自社製品やサービスのプロモーションなどが挙げられます。フォロワーを多く獲得すれば、それだけ大きな宣伝効果を期待できます。ただ、現状ではリリースされてまだ間もないため、フォロワーを増やすのは時間がかかります。

そのため、ほかのSNSからThreadsの公式アカウントへ遷移させている企業も多いのです。そうすれば、遷移元のSNSでのフォロワーがThreadsでもフォロワーになる可能性があります。

リリースされて間もないことを利用して、錯覚資産を積み上げるのも効果的な活用方法です。錯覚資産とは、世間一般が自社に対して持つ思考の錯覚のうち、自社にとって都合の良い内容の錯覚を起こさせるようなものです。

具体的には、Threadsをいち早く使いこなしていることから、最新情報に詳しいと、世間一般が錯覚してくれます。このことが今後のビジネス展開において有利に働く可能性は高いと考えられます。

ほかに、Threadsで広告を運用したいと考えている企業もあるでしょう。しかし、現在のところ広告はまだ実装されていません。

企業におけるThreadsの活用事例5つ

ここでは企業におけるThreadsの活用事例を紹介していきます。


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UNIQLO

UNIQLOではThreadsの公式アカウントで、Twitterと同様に自社商品のコーディネートを動画や画像で紹介する内容の投稿を行っています。どうしても投稿する動画や画像の数が多くなってしまいますが、特徴的なのはカルーセル投稿です。

カルーセル投稿は複数の動画や画像を投稿する際に便利な投稿方法で、横に並べてスライドさせられます。動画や画像を縦にいくつも並べるより見やすくすることができます。

ブルーシールアイスクリーム

ブルーシールアイスクリームは沖縄のアイスクリームメーカーです。Twitterでは商品の情報を発信している一方で、Threadsでは主に呼びかけ投稿で注目を集める施策を行っています。

呼びかけ投稿とは、話題を提供して一般ユーザーに対して呼びかける内容の投稿です。投稿が目に留まった一般ユーザーが返信すれば、さらに多くのユーザーの目に留まりやすくなります。

山崎実業

山崎実業はインテリア雑貨メーカーです。Instagramで非常に多くのフォロワーを獲得しており、ThreadsにもInstagramのフォロワーが流入しました。

そのため、山崎実業のアカウントがThreadsで情報発信すると、すぐに返信が付くのが特徴です。Threadsで効果的に情報発信ができているといえます。

DELISH KITCHEN

DELISH KITCHENは料理レシピを紹介しているサイトです。Threadsでも公式アカウントを運営しており、TwitterやInstagramと同様にレシピの詳細を紹介したり、動画を投稿したりしています。

DELISH KITCHENを知らなかった方でも、Threadsの投稿からサイトを見ることもあるでしょう。

KORG INC.

KORG INC.は電子楽器メーカーです。偽アカウントが出てしまわないようにするため、公式アカウントを開設しました。

主に画像や動画などを投稿してプロモーションを行っています。また、KORGの楽器を使用しているユーザーがThreadsに投稿した際には、その再投稿を行っているのも特徴です。

まとめ

Threadsは、Metaが運営する新しいSNSで、UIや機能もX(旧Twitter)とよく似ています。商用利用が可能ですが、利用するにはInstagramのアカウントが必要です。

リリースされてまだ間もないですが、すでに多くの企業がビジネスに活用しています。自社製品のプロモーションや、オウンドメディアへの誘導などに利用しているケースが多いです。

まだThreadsをビジネスに活用していない企業は、流れに乗り遅れないように利用を始めてみましょう。

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