人間関係に関する調査（2023年）

【人間関係の重視度】

人間関係のについて「とても重視している」は23％、「やや重視している」は45％、合わせて68％が人間関係を重視している。重視している人が7割を超える層は、女性と20代、50～60代、最も低いのは就職氷河期世代の40代で63％。また、2021年12月調査と大きく変わりはない。＜図1＞
今後、より大切にしたい人間関係の間柄は、「親」「友人・知人」「兄弟・姉妹」「恋人・パートナー（配偶者）」「子供」が上位。「親」をより大切にしたいと思う人は、年齢が若い方ほど高まる。逆に年代が高い方ほど、「子供」の割合が高くなる。50～60代のより大切にしたい「恋人・パートナー（配偶者）」は、男性は高いが、女性は男性より10pt以上低く男女差がある。＜図2＞

【人間関係リセット】

「人間関係をリセットした／したい人がいる」は37％、女性と30代、50代は4割を超える。＜図3＞
リセットした／したい人の間柄は、男性30代の「親」、女性30代の「友人・知人」、女性60代の「兄弟・姉妹」の関係でのリセット意向が高かった。リセットした／したいと思った具体的な理由は、家族・親族関係では「面倒／面倒くさい」「疲れた」、友人・知人は「面倒／煩わしい／性格が合わない／嫌い」「必要のない人からの連絡がストレスに感じる」、職場は「雰囲気が悪い」「妬まれると面倒」という声が聞かれた。＜図4＞
人間関係のリセット方法は、「はがきでの連絡をやめる」「LINEの返事をしない・見ない」「SNSを見ない」「一時的に音信不通になる」など。20代はLINEやSNS関連、60代ははがきや音信不通でのリセット方法が高い。＜図5＞

【自身にとっての人間関係】

自身にとっての人間関係を自由回答で聴取した。「大切・大事なもの」「信頼／信頼関係」「必要なもの」「助け合い／ギブアンドテイクの関係」「適度な距離感を保つ」などの意見が見られた。＜図6＞

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