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話題の動画マーケティング!目的や普及の背景、今後の動向について解説

2021 / 03 / 26

#テクノロジー,#コミュニケーション,#トレンド

話題の動画マーケティング!目的や普及の背景、今後の動向について解説

今、WEBマーケティングの中でも注目を集めている手法が動画マーケティングです。この記事では、動画マーケティングの目的や普及した背景、今後の予測についてまとめました。

動画マーケティングの目的

動画マーケティングは、認知の向上からブランディング、商品の購入および売上アップまで広く効果を発揮します。まずは動画マーケティングの実施目的について解説します。

目的1:認知度の向上

消費者に商品の特徴を伝えることは、動画マーケティングを実施する目的のひとつです。
性質上、他のコンテンツに比べて動画は拡散されやすい性質があります。テキストは能動的に読む必要があるのに対し、動画は受け身でも情報が得やすいからなのも理由の1つです。
拡散されやすい仕掛けを施した動画を制作することで大きな効果も期待できるでしょう。拡散によって多くのインターネットユーザーの目に触れることで認知度の向上が期待できます。

目的2:商品・サービスのイメージアップ

商品やサービスのよさをわかりやすく、魅力的に伝えられるのが二つ目の目的です。
文章や写真だけでは説明が難しかったり雰囲気が伝わりにくかったりする内容でも、動画なら簡単に伝わります。具体的な使用方法を伝える動画なら消費者の理解も深まり、興味を持ってもらいやすいです。
また、紹介したい商品やサービスが問題を解決しているストーリー構成なら、より消費者に対する訴求力が高まります。イメージアップに貢献できる点で動画によるマーケティングは効果的です。


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目的3:商品購入・売上アップ

三つ目の目的は消費者の購買意欲の促進です。
商品紹介動画を視聴したグループとそうでないグループを比較した調査によると、前者のほうが購買意欲は約10倍高かったという結果が出ました。また、コンバージョン率が3割上がった企業もあります。
1分間の動画はおよそ3,600ページのWEBページの情報量に相当します。多くの情報を伝えることで消費者の購買意欲を促しやすいので、動画によるマーケティングは売上アップが期待できるのです。

なぜ動画なの?普及の背景は?

近年、動画マーケティングの市場は急拡大しています。その理由は「通信インフラの整備」「SNS利用者の増加」「高い訴求力」の3つが考えられます。

理由1:通信インフラの整備

マーケティング手段で動画が注目されるようになった理由は、インターネットの通信環境が整備されたからです。
近年、光回線や4G・5Gなどの大容量高速通信が普及しました。そのため、パソコンやスマートフォンで動画のアップロードやダウンロードが簡単にでき、ストレスなく動画が視聴・投稿できます。さらに、5G回線が普及すると今まで以上に動画の視聴環境は改善されるでしょう。
このように、動画を視聴しやすい環境が整備されたことは動画マーケティングが普及した理由だと言えます。

理由2:SNS利用者の増加

YouTubeのような動画配信サービスのほか、TwitterやInstagramといったSNS利用者が増えていることも市場拡大の一因です。
また、コンテンツとしての動画以外に、広告として利用されることも多いです。SNSで普及している動画広告の種類は、YouTubeのコンテンツの前後に配信されるインストリーム広告と、TwitterやInstagramのユーザー投稿コンテンツの間に差し込まれるインリード広告があります。コンテンツとなじみがいいネイティブ広告なので、ユーザーに届けやすいことが特徴です。
多くのSNSはシェアやリツイート機能があるため、ユーザーの手によって動画が拡散されることも少なくありません。企業側が想像していない規模の拡散が起きることもあり、SNSならではの高い広告効果が期待できます。


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理由3:高い訴求力

前述の通り、動画マーケティングはユーザーに対して1分間で3,600ページのWEBページに相当する情報を届けることができます。
また、動画が大きな訴求力を持っていることは心理学の観点からも明らかです。メラビアンの法則によると、人間が受け取る情報の55%は視覚、38%が聴覚であると言われています。テキストや音声と比べて、動画はより多くの情報を届けられるのです。人の判断に大きな影響を与えられる可能性が高く、訴求力の高いコンテンツであると言えます。

動画マーケティングの今後はどうなる?

動画マーケティングは急速に普及していますが、まだ十分に完成された市場ではありません。

動画は一方的なコンテンツなので情報が探しにくいという課題を抱えています。また、動画の視聴回数や視聴率のようなデータは取れますが、視聴中のコンテンツのどこにユーザーが反応しているかまでは計測できません。したがって、ユーザーにとっては情報がわかりづらい状態で、効果を最大化させる動画を制作するのはまだ難しいのが現状です。

今後の動画マーケティングでは、インタラクティブな動画が普及すると考えられます。動画上で商品購入ができたり視聴データの取得によるコンテンツ改善ができたりと、動画が持つ課題解決に向かっていくでしょう。

まとめ

近年の通信インフラ整備やSNSの利用者増の影響を受け、認知や売上アップ効果を生み出す動画マーケティングは急速に普及しました。現時点では一方通行かつデータが取得しにくいコンテンツなので、今後さらなる発展を遂げるだろうと考えられます。今後も市場拡大すると考えられる手法なので、動向に注目していきましょう。

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