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SNSの活用事例を媒体別に紹介!運用のポイントや注意点も解説

松本 啓民
株式会社クロス・マーケティング
カスタマーソリューション本部 デジタルソリューション部 デジタルソリューショングループ
マネージャー

松本 啓民

2024 / 01 / 16

#コミュニケーション,#ブランディング,#SNS,#携帯 スマートフォン,#メディア,#キャンペーン

SNSの活用事例を媒体別に紹介!運用のポイントや注意点も解説

インターネットやSNSの普及により、マーケティングにもSNSを活用するのが一般化してきました。これからSNSマーケティングを始めようとする企業にとっては、成功している企業がどのような施策を行っているのか気になるでしょう。今回は、媒体別にSNSの活用事例を紹介しつつ、SNS運用を成功させるポイントや注意点を解説します。


【媒体別】SNS活用事例8選

SNSは、それぞれ特徴や利用者層が異なります。SNSマーケティングの際には、それらを踏まえたうえで施策を考えていくことが必要です。

Xの活用成功例

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X(旧Twitter)は、140字以内のテキストやクリエイティブの投稿ができるSNSです。拡散力や即時性が高く、リアルタイムでの情報検索に利用しやすい点が特徴です。匿名利用および複数アカウントを開設しやすく、リアルな人間関係だけでなく興味関心によるつながりも多くみられます。
SNSマーケティングにおいては、通常のアカウントによる情報発信のほか、広告の出稿やキャンペーンの実施にも活用できます。

ライオン株式会社

ライオン株式会社は、コーポレートアカウントのほか、主要商品ごとにアカウントを運用しています。そのうち「NANOX one」のアカウントでは、キャンペーン投稿とあわせてさまざまな情報について発信中です。
アイテム別の洗濯方法や干し方などの有益な情報は、ユーザーから多くの「いいね」やリポストを得ており、2023年12月時点のフォロワーは15万6,000人に達しています。

出典:NANOX one公式アカウント
https://twitter.com/TOP_superNANOX

株式会社サンギ

株式会社サンギは主要製品である「アパガード」に関する情報発信やキャンペーン投稿を中心にアカウントを運用しています。
フォロー&リポストで製品が当たるキャンペーンは毎回多くのユーザーが参加し、2023年12月時点でフォロワーは7万人を超えています。

出典:美白歯みがき アパガード【(株)サンギ公式】
https://twitter.com/apagard_pr

Facebookの活用成功例

Facebookは実名制のSNSです。リアルな人間関係において利用されることが多く、利用者の年齢層は30〜40代が中心となっています。
ビジネス目的での利用者も多いため、BtoBマーケティングにも活用しやすいでしょう。

株式会社島津製作所

BtoB企業である株式会社島津製作所では、Facebookを通じて企業情報の発信を行っています。Facebookはビジネスユーザーが多いことから、投稿内容はプレスリリースや企業ニュースなどが中心です。
自社所属のスポーツ選手に関する情報発信なども行っており、自社の認知度や親しみやすさの向上につなげています。

出典:株式会社 島津製作所 - Shimadzu Corporation
https://m.facebook.com/ShimadzuCorporation/?locale=ja_JP&_rdr

ハーゲンダッツジャパン株式会社

ハーゲンダッツジャパン株式会社は、マーケティングに複数のSNS媒体を活用し、SNSの特性ごとに投稿を使い分けることで効果的なマーケティングを行っています。
ビジネス利用の多いFacebookでは、キャンペーンや告知にとどまらず、開発者のコメントなどのオフィシャル情報も発信しています。

出典:ハーゲンダッツ Häagen-Dazs
https://www.facebook.com/HaagenDazsJP/?locale=ja_JP

Instagramの活用成功例

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Instagramは画像や動画の投稿をメインとしたSNSで、若い世代や女性を中心に利用されています。視覚に訴えやすいため自社の世界観を表現するのに適しており、主に商品・サービスの紹介やブランディングを実施したいときにおすすめです。

青山商事株式会社

「洋服の青山」として知られる青山商事株式会社は、Instagramでは男性向けのメンズアカウント、女性向けのレディースアカウントとは別に、女子学生向けのガールズアカウントを運用しています。
スーツの準備を始める学生が多い3月の来店者を増やすため、日常の投稿は女子のトレンドを中心に、親近感のある発信を行っていることが特徴です。メンズ・レディースの各アカウントよりも多くのフォロワーの獲得に成功しています。

出典:洋服の青山【ガールズアカウント】
https://www.instagram.com/aoyama_girls/?hl=ja

株式会社アルビオン

化粧品メーカーの株式会社アルビオンは、30周年を迎えた「エレガンス ラ プードル」の認知向上のため、エレガンスのブランドアカウントでコメントキャンペーンを実施しました。
ブランドイメージに沿った美しいクリエイティブを用いて「ラ プードル」のカラー6色ごとに応募できるようにすることで、人気カラーでは1,000件以上のコメントが集まりました。

出典:ALBION アルビオン
https://www.instagram.com/albion_jp/

LINEの活用成功例

LINEは幅広い年代層に利用されているコミュニケーションアプリです。連絡手段として普及しているため、SNSに馴染みがない層にもアプローチしやすいのが特徴です。

ただし、ほかのSNSと異なり、ユーザーが友達登録をしない限り情報発信ができないため、新規顧客の獲得には向いていません。一方、友だちに対してクーポンやお得情報を発信できるためリピーターの獲得におすすめです。

株式会社スナックミー

株式会社スナックミーは健康に配慮したおやつのサブスクを実施している企業です。
ユーザーのデータを把握できるLINE広告を活用し、興味を持ったユーザーへのリターゲティングやクリエイティブの改善を実施することで、コンバージョン率を高めています。

出典:「クリエイティブ改善の成功事例」(LINEキャンパス)
https://campus.line.biz/line-ads/courses/creative-tips/lessons/da-3-2-5

株式会社伊藤久右衛門

宇治茶と抹茶スイーツの人気店伊藤九右衛門では、LINE公式アカウントを活用したマーケティングにより、サイトアクセス率を向上させました。
新商品や限定セールの情報のほか、クイズによるクーポン配布など、LINEの友だちであることで多くのメリットが得られるようになっており、ユーザーのファン化につなげています。

出典:伊藤久右衛門
https://page.line.me/kjb8203x

SNSマーケティングの成功事例における共通点

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媒体や施策が異なっていても、SNSマーケティングの成功事例には共通点があります。

自社に合うアプリを利用している

SNSマーケティングの実施は、どの媒体でも良いわけではありません。伝えたい価値観やメッセージ、SNSの利用者層と特性、自社のターゲット層などを加味して選択することが大切です。

また、必要に応じて複数の媒体も検討しましょう。それぞれの媒体に合った情報発信を行えるだけでなく、ひとつの媒体を使用するよりも広く拡散できるようになります。

ユーザーにとって有益な情報を投稿している

SNSマーケティングの成功には、ユーザーにとって必要な情報や興味を惹く情報を配信することが不可欠です。
コンテンツが面白く、満足度が高いほど自社やサービスに興味を持ってもらえるきっかけとなります。認知の拡大やサイトへのアクセス数の増加、購入促進などにも効果的です。

ユーザーに人気のコンテンツとして、抽選で商品が当たるキャンペーンや診断などがあります。どちらも拡散性が高く、ユーザーが能動的に参加できるため認知拡大に効果的です。

テキストだけでなく動画も投稿している

近年では、SNSマーケティングにおいて動画の活用が一般的となっています。
動画はテキストや画像よりも多くの情報を伝えられるため、印象に残りやすくなります。視認性が高いうえ拡散性も期待できるため、認知度向上につながります。

ただし、動画には一定のクオリティが必要です。クオリティが低い動画ではユーザーを惹き付けられないため、効果が得られない可能性があります。

SNSマーケティングのメリット・デメリット

SNSマーケティングは高い効果が得られるものの、万能ではありません。最後にSNSマーケティングのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

SNSマーケティングのメリットは、最新情報をリアルタイムで届けられることです。従来のメディアを活用したマーケティングは発信まで時間がかかりますが、SNSなら情報を投稿さえすれば、素早くユーザーに発信できます。

また、SNSは企業の発信した情報がユーザー同士で共有されるため、拡散性が高いことも特徴です。異なるSNSへ共有されることもあるため、幅広いユーザーを獲得できます。
さらに、SNSではユーザーと直接コミュニケーションを取れることもメリットです。ユーザーのリアルな声を聞けるだけでなく、ユーザーの満足度も高められます。

デメリット

SNSマーケティングの大きなデメリットは、炎上のリスクがあることです。不適切な投稿が拡散されると、企業のブランドイメージを大きく毀損するため、細心の注意を払って運用する必要があります。

また、SNSマーケティングは成功までに時間がかかることも少なくありません。特に、フォロワー数が少ない間は情報の拡散が難しいため、地道な運用が必要になります。

まとめ

SNSマーケティングを成功させるポイントは、自社のターゲットに合ったSNSを選択し、ユーザーに有益な情報を届けることです。各社の成功事例を参考にしながら、自社に合った運用を行いましょう。

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