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- グローバルコラム
シンガポールのお祭り~街全体が芸術一色に~
Cross Marketing Asia Pte. Ltd.
アカウントスーパーバイザー
堀川 なつ美
2015 / 09 / 08
芸術・文化に触れるナイトフェスティバル
今年は2015年8月21日、22日、28日、29日の夜7時から深夜2時までの開催とのことで、毎年この時期に開催される、比較的新しいお祭りのようです。ブラスバサ駅やシティホール駅、ブギス駅近辺にある、美術館や博物館など芸術文化に触れる観光スポットのこの場所で開催されるこのお祭りは100以上のパフォーマンスや、アート展示、ワークショップなどさまざまなイベントが予定されます。
駅に降りてお祭りが開催されているエリアに歩いていくと、たくさんの人であふれていました。8月末に、シンガポールで開催された芸術・文化が楽しめるイベント「Singapore Night Festival(シンガポール ナイト フェスティバル)」に行ってきました。
今年は2015年8月21日、22日、28日、29日の夜7時から深夜2時までの開催とのことで、毎年この時期に開催される、比較的新しいお祭りのようです。
ブラスバサ駅やシティホール駅、ブギス駅近辺にある、美術館や博物館など芸術文化に触れる観光スポットのこの場所で開催されるこのお祭りは100以上のパフォーマンスや、アート展示、ワークショップなどさまざまなイベントが予定されます。
駅に降りてお祭りが開催されているエリアに歩いていくと、たくさんの人であふれていました。
SG50スペシャル?プロジェクションマッピング
シンガポール国立博物館やプラナカンミュージアムなどの歴史的建造物が並ぶ地域もお祭りのエリア内で、そこでは歌やダンスなどのパフォーマンスや、プロジェクションマッピングが楽しめます。特に今年はSG50(シンガポール建国50周年記念)ということで、プロジェクションマッピングは最新技術を駆使したスペシャルバージョンが楽しめました。
また、通常有料のプラナカンミュージアムは、ナイトフェスティバル中は無料で入ることが出来ます。
このミュージアムでは、15世紀以降、マラッカやシンガポールにやってきた中国系移民たちの子孫である「プラナカン」のファッション・宗教・食生活などの伝統文化を学べます。
博物館の中は色々な国籍の人がいて、工芸品や絵、彫刻などを熱心に鑑賞していました。
会場から会場へ歩いていくと、生演奏が楽しめるステージや、様々な展示物で装飾された街が楽しめます。
町全体が美術館になったような、不思議な体験でした。
シンガポールがナイトフェスティバルを開催する意味
今回、このナイトフェスティバルに、シンガポールの友人たちと参加しました。友人たちいわく、シンガポールは世界でも有数の教育主義で、音楽やアートといった、芸術を楽しむ習慣が他国と比べて少ないという問題意識があり、このようなイベントにたくさんの人を呼ぶことで、芸術を楽しむ習慣を増やしていきたい、という背景があるそうです。
日本でもたくさんのアートイベントがありますが、今後は少しずつ、シンガポールでも増えていくかもしれませんね。