Marketing マーケティングコラム
マーケティング・リサーチの最新情報のみならず、デジタルマーケティング、データマーケティング、ビッグデータ、AI、IoTなど、皆様のマーケティング活動に役立つ話題を取り上げます。
記事一覧
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“気づき”マーケティング(18) 自分を知って相手を知る!―シニアの『朝食はパン』は何故? 続編―
前回のシニアの『朝食はパン』という話に対して、やっぱり色々な反響と疑問符が私のところに届いてきた。1つは『朝食はパン』という事実に対してである。本当ですか?? お年寄りはごはんであり和食ではないのですか?ということである。これは身近に実際にお年寄りと接するチャンスのない人の疑問であることが多かった。これは仕方がない。だから、事実を捉えることのできる日記調査が大切だということに尽きる。特に30代のマーケターがこんな思い込みをしていることが多い。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 10 / 01
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“気づき”マーケティング(17) シニアの『朝食はパン』は何故?
つい最近、60人近くのシニア層の日記調査の結果を集中的にみる機会があった。70代を中心にして60代、80代の男女であり、3割近くは単身者である。いつみても発見と“気づき”が豊富にあるものだが、今回も様々な“気づき”に溢れてはいたのだがその中からいくつか。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 09 / 03
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お客様を知る!ショッパーマーケティングとは。(第二回)
一般的に男性はお目当ての売場に直行する傾向が高いと一般的に言われますが、実際のところ、男女間における購買行動の特徴の違いはみられるのだろうか?
その答えはYes、つまり、男女間の買物行動の特徴は存在するのである。取材担当 / 福田 弘二
2015 / 08 / 20
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“気づき”マーケティング(16) 「ヤオコー」ユーザーの生活を“可視化”してみた!―意思決定の<間際化>を考える②―
イオン、イトーヨーカドーに代表されるスーパーマーケットチェーンが軒並み苦戦し、出口の見えない状況が続いている中で、比較的元気がいいのがリージョナル、ローカルチェーンの一部。そんな中でも群を抜いて強いのが埼玉を中心に展開する「ヤオコー」だ。今やメーカーも流通業もこぞって「ヤオコー」詣でをして、何かにあやかろうと必死なようである。今回は、その「ヤオコー」を利用しているユーザー側からの視点で生活の実態を明らかにしてみよう。 当然その手法は「生活日記」だ。その生活日記を通して「ヤオコー」ユーザーの日常的な食生活を可視化してみようと思う。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 08 / 06
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クライアントとのワークショップのすすめ
最近、ワークショップが改めて注目され、各所で頻繁に実施されている。社内で実施するものから、趣味のコミュニティ、地域活性型、技術者による新商品開発、メーカーで行うもの、企業同士が共同で行うものなど、様々なワークショップが存在している。ワークショップとは、参加者の共同による体感・体験による相互理解と、商品開発や課題解決など、なんらかのアイデア・ソリューションの創出と私は考えている。
取材担当 / 梅山 貴彦
2015 / 06 / 18
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“気づき”マーケティング(14) 「りんご」と「みかん」、どっちを食べる?
このコラムで“気づき”を作りだす方法として「生活日記」、「フォトハント」、そして「生活者2次データ」の3つの重要性を繰り返し述べてきた。加えて、どうしても謎が残ることについてはインタビューをしてみるということがある。どちらにせよこの3つは、生活の実態や事実というものについて、「可視化」「見える化」をして、それを観察して“気づき”をつくるということになる。だから、それらを総合して「エスノグラフィ」的方法という言い方をすることもある。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 06 / 04
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「時代を見る」「世代を読む」 自分の育った時代と向き合う「ゆとり世代」
「若者の○○離れ」…○○にクルマや海外旅行、アルコール、たばこ、高級ブランド品など、かつての若者に好まれてきたモノが入ることで良く耳にするワードです。そして、それらのモノを手に入れることを当時の目標としていた、かつての若者である現在の中高年からすると「若いくせにクルマもブランド品も欲しいと思わないのか?」と突っ込みたくなるのが現在の若者「ゆとり世代」です。
取材担当 / 橋本 紀子
2015 / 05 / 21
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“気づき”マーケティング(13) <間食>はもはや<間食>ではない!
「生活日記」を続々といろいろな方々からお送りいただいている。正直言ってこんなにたくさんの日記が送られてくるとは思わなかった。ある意味、嬉しい誤算であった。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 05 / 07
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「時代を見る」「世代を読む」 バブル体験世代around50女性の真実
『バブル期を謳歌したaround50が消費の最前線に帰ってくる』…「バブル女」「GOLD世代」と呼ばれるaround50女性は、今何かと話題になっています。女子大生ブームからバブル期に社会人となり、男女雇用機会均等法により男性と肩を並べて仕事し始めたこの世代は、寿退社を当たり前とせず、仕事も結婚も両立させ、出産・子育ても体験し、復職の道を開拓した世代でもあります。また一方で結婚よりキャリアを選んだり、DINKSで子供のいない生活を楽しんだり、留学や転職も経験したりと、ライフコースが多様になってきたのもこの世代です。そして子育てとキャリアアップが一段落した今、時間的にもお金にも余裕がある世代と言われています。
取材担当 / 橋本 紀子
2015 / 04 / 16
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“気づき”マーケティング(12) 金曜日の夜の「ごほうび」
今回は『生活日記』というものについて少し突っ込んでみることにする。『生活日記』というものからどのように“気づき”をピックアップすればいいのだろうか、どんな分析をすればいいのだろうか。こんなことをよく聞かれる。さらに、どこまでちゃんと書いてもらえるものなのだろうかといった疑問を持つ方もいたりする。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 04 / 02
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「時代を見る」「世代を読む」 ソーシャルヒストリーからパーソナルヒストリーへ
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(以下、R&D)には、32年間継続実施しているCORE(ConceptResearch) という生活者総合ライフスタイル調査があります。私が入社した時から現在に至るまで、首都圏3000サンプルを対象に生活価値観・意識態度に関わる幅広い項目を訪問留置で調査し、データを積み重ねてきました。
取材担当 / 橋本 紀子
2015 / 03 / 19
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“気づき”マーケティング(11) サブウェイとマクドナルド
世界で最も店舗数の多いファストフードチェーンは、サブウェイである。マクドナルドでもバーガーキングでもない。ご存じでしたか。全世界で4万店をはるかに超える巨大なファストフードなのである。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 03 / 05
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商品(ブランド)価値のコミュニケーション
この20年、いろいろな領域でブランド管理論が取り沙汰されてきましたが、その引き金となったのが多くの製品領域で商品がコモディティ化(製品性能、品質や技術水準、そして見え方に格差がなくなる)してきたことではないでしょうか。特に日本では、少子高齢化という言葉に代表される、人口や世帯構造の変化に伴う消費構造の変化や長く続いたデフレ環境下で市場の成熟化が進んだことも背景にあり、商品の差別化戦略が厳しさを増してきたように思われます。こういった環境では誰しもが強いブランドを望むのだと思います。
取材担当 / 宇田川 信雄
2015 / 02 / 19
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“気づき”マーケティング(10) 〈鳥の眼〉と〈虫の眼〉
『マーケティングの嘘』という新刊を新潮新書から出して3週間以上が経過した。2月の第1週には、Amazonのベストセラーランキングで、マーケティング一般、新潮新書の両カテゴリーで3日間第1位になりました。現在は少し下がっていますが、好評を得ております。いろいろなブログなどに読後感がアップされており、感謝しています。
取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 02 / 09
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“気づき”マーケティング(9)「マーケティングの嘘」
このコラムでは生活の実態を見るときの“気づき”を、様々なエピソードやキーワードで示してきた。前回は「叔母と姪」といったキーワードで、実家を舞台にした未婚の姉妹の持つパワーについて書いた。
姪っ子が持っている「シルバニアファミリー」のおもちゃは、実は叔母さんからのプレゼント、贈与である。同様に男の子には「プラレール」のシリーズが毎月追加されていくという実態もある。これは未婚の兄弟からの贈与であった。このエピソードには現在の生活状況の中に様々な歴史が詰め込まれていることを現している。取材担当 / 辻中 俊樹
2015 / 01 / 15
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“気づき”マーケティング(8) 「叔母と姪」
このコラムで既に何回か述べたことがあるが、実家に置かれたビニールプールとカラーボールの話は覚えておられるだろうか。これは近接別居する三世代の孫たちが実家にやってきた時に使う遊び道具の象徴のことだ。ここからはいくつかの“気づき”があることも整理してきた。
取材担当 / 辻中 俊樹
2014 / 12 / 05
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商品コンセプトと消費者ニーズ
食品、飲料、日用雑貨や自動車、住宅、旅行、保険など、商品にはその根幹となるコンセプトが重要ですが、そのコンセプトについてわかりやすい公式が経営学博士の梅澤伸嘉氏により示されています。
取材担当 / 菊地 信彦
2014 / 11 / 19
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"気づき"マーケティング(7) 「ばあば銀行」の利息??
9月の中旬から末日までの期間で、「三世代のコミュニケーションと行動」というテーマで調査をやることになった。シニア世代の親とその娘、そして孫の間の三世代の関係を理解するために、サンケイリビング新聞社の行う調査の分析、監修をお手伝いしたのである。この三世代が日常的にどのような共通の行動を行ない、それにともないどんなコミュニケーションが発生しているのかを把握するために生活日記による生活動線調査を実施したのである。加えて、その間に関係した物品や、メールやラインなどのコミュニケーションの要素を写真で残してもらうというものである。
いわゆる"気づき"マーケティングの基本パッケージである生活日記と簡略なエスノグラフィー調査をやってみた訳である。結果、もちろん様々な発見や"気づき"があった訳だが、今回はその中からエピソードを少々紹介することに。取材担当 / 辻中 俊樹
2014 / 11 / 06
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生活者の真のインサイトを探る -継続的なプロダクトイノベーションのために-
オリンピックを6年後に控えているからでしょうか、最近“日本の近未来予測”という言葉をよく耳にします。先日もある方から近未来を予測するときに注目すべきキーワードは何でしょうかねと尋ねられました。“少子高齢化”、“経済再生”、“経済、文化のボーダレス化”、そして“女性の活躍推進”などがあると思います。ただし、科学技術(特に、情報通信)とインフラがますます高度化する中で突然予期しなかったニュースが生まれる社会ですから予測は難しいですね。
取材担当 / 宇田川 信雄
2014 / 10 / 16