Insight Scope インサイトスコープ
2011年から宣伝会議とクロス・マーケティングで取り組んでいる「インサイトスコープProject」。このプロジェクトでは、社会の変化の兆しから生活者のインサイトを読み解き、発信をしています。
記事一覧
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インバウンド消費を発掘せよ
第2回 羽田空港に巨大炊飯器が登場7月9日から20日まで、羽田空港の国際線到着ロビーで「Wおどり炊き」炊飯器を中心としたツーリストモデルの展示イベントを実施しました。メインターゲットは、中国を中心に東アジアから観光で日本を訪れた方々です。
取材担当 /
2015 / 10 / 02
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インバウンド消費を発掘せよ
第1回 中国富裕層の嗜好を現地で学ぶパナソニックは、2015年の3月に炊飯器「Wおどり炊き」シリーズのツーリストモデル発売に合わせて、訪日外国人観光客による「インバウンド需要」開拓に向けたプロモーションを強化しています。7月には羽田空港で大規模な展示イベントを実施しました。これからの3回のコラムで私たちの取り組みをご紹介します。
取材担当 /
2015 / 09 / 18
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蚊とり線香で新しい価値の提供を
第3回 お客さま目線で「ちょっとした改善」繰り返す広告については、パッケージや店頭での販促につながるものを中心に組み立てています。テレビCMは、蚊とり線香が売れる6月から8月くらいまでの期間に放映しています。今年は、5月の後半から香りつきの商品をメインにしたテレビCMを初めて展開しました。テレビCMの効果は消費者へ向けた認知度向上も当然ですが、小売店の仕入れにも影響があるので、営業の販売促進をサポートする意味でも非常に大きいと感じています。
取材担当 / 飛田 憲一
2015 / 09 / 04
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蚊とり線香で新しい価値の提供を
第2回 キーワードは「長持ち」と「香り」アース製薬は効きめを第一としながらも、消費者が使い方を間違わないか、使いやすいものであるかということを重視し、「お客さま目線の商品開発」を合言葉に開発に取り組んでいるメーカーです。
取材担当 / 森 繁弘
2015 / 08 / 21
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蚊とり線香で新しい価値の提供を
第1回 蚊とり線香のトップシェア獲得は悲願アース製薬は家庭用殺虫剤を主力に、オーラルケアや入浴剤など日用品分野で幅広く事業展開しています。私は2010年から、商品企画部で主に殺虫剤を担当してきました。このコラムでは3回に渡って、現在の殺虫剤市場の概況や、いま力を入れている蚊とり線香「アース渦巻香」の取り組みについてご紹介していきます。
取材担当 / 飛田 憲一
2015 / 08 / 07
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ロングセラーブランドの活性化戦略
第3回 ナンバーワンブランドを目指すクロレッツは発売以来、継続して「息スッキリ」を訴求しています。主にテレビCMや店頭といったトラディショナルなメディアを使って、このキーワードを発信してきました。しかし、近年消費者のメディア接触形態は大きく変化し、インターネットやOOHの占める割合が増しています。テレビは依然として影響力のあるメディアですが、テレビだけへの投資では効率面で課題があることがわかってきました。「スッキリ総研」というキャンペーンサイトを立ち上げたのにはこうした背景があります。
取材担当 / 森 繁弘
2015 / 07 / 24
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ロングセラーブランドの活性化戦略
第2回 周年キャンペーンを盛り上げる「黄金パッケージ」クロレッツは「30分味長持ち」という新たな価値を提供したこともあり、2011年に過去最高の売上を記録しました。しかし、ガム市場そのものはここ数年前年割れが続き、市場規模が絶頂期の3分の2近くまで縮小していました。クロレッツを中心とした粒ガムカテゴリーに関しては、昨年ようやく前年比を上回り、回復の兆しをみせています。
取材担当 / 森 繁弘
2015 / 07 / 10
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ロングセラーブランドの活性化戦略
第1回 逆境をくぐり抜けた30年の歴史「息スッキリ」でおなじみのガム「クロレッツ」が2015年、日本で発売30周年を迎えました。私は2014年の12月から、ブランドマネジャーとして日本市場における製品やマーケティング戦略を担当しています。
取材担当 / 森 繁弘
2015 / 06 / 26
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チーズのブランドビルディングの挑戦
第3回 レシピ提案を軸にしたPR戦略が奏功「チーズはそのまま食べてもおいしいですが、料理に使うことでその楽しみ方は何倍にもふくらみます。「明治北海道十勝贅沢スライスチーズ」の開発背景のひとつには、料理用途として使ってもらうことも念頭にありました。「十勝スマートチーズ」を使ったレシピもレシピサイトに多数投稿・掲載されており、多くの人がチーズを料理に活用していることがわかります。
取材担当 / 金子 哲司
2015 / 06 / 12
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チーズのブランドビルディングの挑戦
第2回 チーズならではの「濃厚さ」を打ち出す「明治北海道十勝」ブランドの新商品「明治北海道十勝贅沢スライスチーズ」を2015年3月に発売しました。ブランド史上最高の“濃厚なうまみ”をセールスポイントに、従来のスライスチーズより厚みを持たせた(従来比11%増)のが特徴です。スライスチーズの食べ方は、これまで「そのままパンなどに挟む、乗せる」、「焼いて溶かしてチーズトーストやグラタンで」といったものが主流でした。今回の新商品は、濃厚なうまみと厚みを加えたことで「そのまま食べる」という食べ方を提案し、これらを合わせ「3way」の楽しみ方を訴求しています。
取材担当 / 金子 哲司
2015 / 05 / 29
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チーズのブランドビルディングの挑戦
第1回 スローガンに込めた思い私は2010年から宣伝部で、主にチーズ・マーガリン・アイスクリームを担当しています。この3回のコラムでは、私たちのチーズ事業における宣伝活動や、その目指すものについて、事例を交えながらご紹介していきます。
取材担当 / 金子 哲司
2015 / 05 / 15
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大人向け音楽教室のユーザーインサイト
第3回 多方面から楽器の需要を掘り起こすこれまでの2回では、大人向け音楽教室に通う方のインサイトや、ヤマハ「ヤマハ大人の音楽レッスン」の会員を増やす狙いで行う楽器体験イベントなどの取り組みを紹介してきました。今回は現在進めている新たな取り組みについて紹介します。
取材担当 / 鞍掛 靖
2015 / 05 / 01
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大人向け音楽教室のユーザーインサイト
第2回 「体験」こそが最良のプロモーション「ヤマハ大人の音楽レッスン」では、定期的に受講生による発表会や演奏会を開いています。受講目的のひとつとして、特に男性は人前で演奏したいと思う人が多いというデータもありますが、性別を問わず各年代でそういう方は一定数存在します。こうした方に限らず、演奏を上達させるための目標やモチベーションとしても発表会は必要だと考えています。横浜みなとみらいで開催したウクレレの合同発表会「ビーチdeウクレレ」では、見る側はテーブル席でビールなどを飲みながら行うようなフランクな雰囲気で開催されました。楽器の種類や場所に応じてさまざまな形で実施しています。
取材担当 / 鞍掛 靖
2015 / 04 / 17
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大人向け音楽教室のユーザーインサイト
第1回 子どもの頃に習った音楽を再び 消費市場ヤマハミュージックジャパンは、ヤマハの国内向け販売会社として2013年に設立されました。楽器などの卸販売のほか、楽器利用者のすそ野を広げるための教室事業を展開しています。私は事業企画部に属し、広報的な業務を、ときにはヤマハ本社と連携をとりながら担当しています。今回は、3回のコラムを通じて、大人市場に向けての私たちの取り組みについてご紹介します。
取材担当 / 鞍掛 靖
2015 / 04 / 03
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習慣を変えるためのマーケティング
第3回 ブランド史上最大級のキャンペーンが目指すもの「リステリン 21日間チャレンジ」と題したキャンペーンを3月27日から実施します。女優の剛力彩芽さんとフィギュアスケート選手の高橋大輔さんをキャンペーンのアンバサダーに起用し、キャンペーンサイトを中心に、テレビCMや店頭活動、ネット広告やLINEスタンプなども使い、リステリンのブランド史上、過去最大の規模で展開していきます。
取材担当 / 寺西 正和
2015 / 03 / 20
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習慣を変えるためのマーケティング
第2回 消耗戦からの脱却が市場拡大への道リステリンは世界で最も歴史のあるマウスウォッシュ(洗口液)のブランドで、すでに誕生から100年以上が経ちます。日本で発売されたのは1985年。2007年にはファイザー社がブランドをジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に事業を売却し、以降はJ&Jのオーラルケアブランドの一つとして展開されています。
取材担当 / 寺西 正和
2015 / 03 / 06
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習慣を変えるためのマーケティング
第1回 「マウスウォッシュ」に注力する理由私はジョンソン・エンド・ジョンソンのコンシューマー カンパニーで、グループブランドマネジャーとしてオーラルケア製品全般を担当しています。ブランドでは、歯ブラシやデンタルフロスの「REACH(リーチ)」とマウスウォッシュ(洗口液)の「LISTERINE(リステリン)」の2つ。これらについて、ブランド戦略に基づいた成長プランを描き、プランを実現するために消費者の理解を深めていくことがブランドマネジャーの役割です。
取材担当 / 寺西 正和
2015 / 02 / 20
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フットケアで市場をつくる!
第1回 グローバル本社との攻防私は、英国に本社を置くレキットベンキーザーのフットケア専門ブランド「ドクター・ショール」の日本国内でのマーケティングを担当しています。2014年9月に発売した足の角質ケアの新商品「ベルベットスムーズ 電動角質リムーバー」を中心に、私たちのフットケア商品におけるマーケティング施策についてご紹介します。
取材担当 / 劉 西喬
2015 / 01 / 09