新型コロナ禍の教育に関する調査
学校再開、良かったこと1位は
「生徒の生活リズムが整うこと」
オンライン教育には低学年ほど抵抗感あり
-新型コロナ禍の教育に関する調査-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑:五⼗嵐幹)は、全国20歳~69歳の男女を対象に「新型コロナ禍の教育に関する調査」を実施しました。現在、ほぼすべての小中学校、高等学校で学校が再開となり、各学校で新型コロナウイルスへの対策が行われています。今回は、小中高の学校が再開されて大変だと思うこと・再開されて良かったと思うこと、今後のオンライン教育への意識について分析しました。
調査結果
小中高の学校の再開により大変だと思うことは、約半数が「学習の遅れを取り戻すこと」と回答。「感染者・濃厚接触者となった生徒のケア」がそれに続く。
「ソーシャルディスタンスの確保」や「換気の徹底」等の衛生面に関する項目は4割程度。「感染予防対策」よりも「学習の遅れを取り戻すことによる負担」の方がより大きな問題として捉えられている様子が窺える。<図1>
一方で小中高の学校が再開されて良かったと思うことは、「生徒の生活リズムが整う」が半数弱と最も高く、「生徒同士のコミュニケーションが取れる」がそれに続く。学習面以外での学校の役割の重要性が感じられる結果となった。<図2>
今後の小学校~大学の授業について、「小学生はオンライン授業中心でよいと思う」は1割程度、「大学生はオンライン授業中心でよいと思う」は3割程度。
高校生や大学生の授業と比べ、小学生の授業について「オンライン授業中心でよいと思う」と回答した人の割合は少ない。
また、半数以上が「あてはまるものはない」と回答し、オンライン授業による教育に対して抵抗がある様子。<図3>
調査項目
□属性設問
□直近1週間の外出頻度
□直近1週間で自分の「楽しみ」のために使った金額
□昨今の状況下で「してもいい」と思うこと
□小中高が再開されて良かったと思うこと
□小中高が再開されて大変だと思うこと
□オンライン授業について
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) - 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2020年8月7日(金)~8月8日(土)
- 有効回答数
- : 本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
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- 広報担当
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