YoY Scouter

「YoY Scouter」は、既存品と比較することにで、より大きな成果を残せる新商品アイデアを選定。
データに基づいて、「昨対越え」の目標達成に向けた新商品開発を支援するサービスです。
ご相談・お見積
リサーチのご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富な担当者がフルサポートし、最適な調査プランをご提案します

解決できるお悩みごと

根拠あるアイデア選定によって、商品開発の生産性を高めたい

小売り・外食・衣料品・飲食(主に期間限定品)などの商品企画の現場では、季節ごとに数多くの新商品発売が求められます。
「昨対越え」という事業成長への目標を達成するために、新しい商品やサービスを開発しているものの、生活者に受け入れられるか根拠がなく、手探りのまま開発を進めている/生活者の評価は、具体的にモノが出来上がってきてから確認しているというケースが多いです。
一方で、本来であれば、企画(アイデア)の段階で有望と判断されたものに、限られた開発リソース(手間やお金)を投入することが、成功確率の最大化につながります。

従来の商品開発

? 手探りのアイデア
? リソースの投入
? 完成後に評価

YoY Scouter活用

データでアイデアを絞る
有望な企画に集中投資
成功確率を最大化

サービスの内容

コンセプトレベルで既存品と比較し、評価が上回るアイデアを採用

本サービスは、既存商品と新しいアイデアのコンセプトを、生活者視点で直接比較・評価。これまで開発を左右していた「トレンド情報」や「個人の感性」ではなく、「生活者の客観的な評価」が開発の拠り所となります。
これにより、実績を超えるポテンシャルを持つ新商品開発が、より確かなものになります。

従来の商品開発

トレンド情報
+
個人の感性
開発の拠り所が曖昧

YoY Scouter

既存商品コンセプト
VS
新アイデアコンセプト
生活者の客観的な評価

サービスの強み・特徴

「コンセプト評価」ナレッジを結集した調査パッケージの提供

 

シンプルで明確な判断基準

新商品アイデアと既存ベンチマーク品の評価データをZ検定で比較し、「信頼度90%で既存品を上回る」ことを、開発段階へ進むための判断基準としました。

統計的に有意な差があるかを検証するので、素早い判断が可能

精度の高い調査設計

コンセプト評価調査における「提示内容」「回答時間」「評価項目」などの精度を高めるため、研究結果に基づいた調査設計を取り入れています。

担当者の経験やスキルに依存しない、再現性の高い調査を実現

リサーチのパッケージ化

調査プロセスにおける主要工程(設問設計、コンセプトボード、集計分析、アウトプット)を定型化することで、短期間・低コストでの実施を可能にします。

“時間とお金があったら…”という諦めていた状況から脱却

採用するアイデアの考え方

以下の2つの側面から、総合的に採用するアイデアを決定します。

 

既存品を上回る評価

が得られていること。

+

狙い通りのコンセプト

で受け取られていること。

採用するアイデアを総合的に決定

アウトプットイメージ(詳細データ事例)

昨対越えの可能性を確認するため、"比率の差のZ検定"を行ないます。

    n数 既存品 新アイデア P値 有意水準10%
全体 購入意向TOP2 (500) 65.5 72.0 0.01413 有意差あり
購入意向TOP1 (500) 33.6 35.3 0.53461  
ヘビー 購入意向TOP2 (125) 71.2 84.8 0.02212 有意差あり
購入意向TOP1 (125) 38.6 46.7 0.07597 有意差あり
※スコアはダミーです。

 

結果の見方
全体(500人)の結果
購入意向TOP2 (買いたい・計):
新アイデア(72.0%)は既存品(65.5%)を有意水準10%で上回っており、全体で広く受け入れられる可能性が高いです。
購入意向TOP1 (とても買いたい):
新アイデア(35.3%)と既存品(33.6%)の間には有意な差は見られません。「絶対に欲しい」と思わせる強い魅力では、差がないようです。

ヘビー(125人)の結果
購入意向TOP2 (買いたい・計):
新アイデア(84.8%)は既存品(71.2%)を有意水準10%で大きく上回っており、ヘビー層に特に響いていることがわかります。
購入意向TOP1 (とても買いたい):
新アイデア(46.7%)は既存品(38.6%)を有意水準10%で上回っており、新アイデアの方が強く求められていることが示唆されます。

調査イメージ

調査で「何を見せるか」「どう見せるか」「何を聞くか」は、既に実証されたメソッドに基づいて実施。

コンセプトテストの精度を高めるため、下記3つの科学的知見に基づいて検証します。

定型化したコンセプトボード

コンセプトボードの内容を定型化することによって調査を標準化

回答時間の設定

回答時間を設けてコンセプトを視聴させることで回答精度が高まりやすい

評価項目の最適化

実証済みの10項目から今回の目的達成に必要と考える項目を選定

調査項目案

以下の項目は、アンケートで聴取する調査項目の抜粋です。既存品と新アイデア、それぞれ聴取します。

第一印象:直感的な評価
理解度:コンセプト内容をどの程度理解できたか
信用度:コンセプト内容をどの程度信用できるか
新奇度:コンセプト内容がどの程度目新しいか
購入意向:価格提示した上で、どの程度購入したいか
要素別魅力度:コンセプト内容の具体的にどの部分が魅力的だったのか

料金

コンセプト数の変更やレポート作成にも柔軟に対応します。

基本プラン

50 万円〜(税別)

納品物一式:

  • ローデータ
  • GT表
  • クロス表 (有意差検定あり)
+

オプション例

コンセプト数の追加

レポート作成

フロー

ご相談~ご支援の進行イメージ

ご納品まで最短で5営業日

STEP 1

ヒアリング

課題や目的は明確なため、このステップはほぼ省略可能です。

STEP 2

調査設計

昨年の既存品と新アイデアを比較するための調査票を作成します。
調査票はテンプレート化されているので、短期間で内容を確定することが可能です。

STEP 3

実査

確定した調査票をもとに調査画面を作成します。
画面完成後に改めてコンセプトボードだけご確認いただき、問題なければアンケートを開始します。

STEP 4

集計・納品

クロス集計表と合わせて有意差検定の結果をご納品し、データに基づいた意思決定をサポートします。

 

サービス紹介資料

YoY Scouterサービス資料
更新日:2025年10月27日

サービス紹介資料

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