会場調査(CLT)

会場調査(CLT:Central Location Test)とは、特定の場所に参加者を集めて実施するマーケティングリサーチ手法の一つです。

参加者はその場で商品やサービスを実際に試し、アンケートやインタビューを通じて意見や感想を提供します。

統一された環境下で調査を行うため、外部要因の影響を最小限に抑え、正確で信頼性の高いデータが短期間で得られるのが特徴です。

試飲・試食や機密性の高い調査、商品評価や広告効果の検証、消費者の生の反応を把握するのに適しています。

ご相談・お見積
会場調査(CLT)のご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

会場調査(CLT)のメリット・デメリット

会場調査のメリット・デメリットは次の通りです。

メリット
  1. 調査環境をコントロールできる
  2. 対象者の生の反応を観察できる
  3. 定量調査と定性調査を組み合わせて実施できる
デメリット
  1. 会場の手配に手間やコストがかかる
  2. 会場という特殊な環境がモニターの回答へ影響することがある

会場調査の特長について詳しく知りたい方は下記もご覧ください。

活用シーン

自社商品と、競合商品を実際に食べ比べて、評価を得たい
リニューアル商品と、既存商品とでどう評価が違うかを知りたい

会場調査(CLT)におけるクロス・マーケティングの強み・実績

1. 約50名のフィールドワーク専門スタッフが実査を担当

経験豊富なフィールドワーク専門スタッフが、高品質の調査を実現します。お客様のマーケティング課題に合わせて、最適な調査方法や進め方などをご提案します。

2. 様々なリクルーティング手法で、対象者を獲得

国内最大規模のアンケートパネル1,000万人超からのWEBリクルートに加え、リクルーターによる機縁リクルートや、インターセプトといった様々な方法で対象者を集めます。
※年間リクルート実績人数 約40,000名(2019年実績)

リクルーティングやパネルの属性・人数比率などの基本情報はこちら

3. 蓄積された事例・ノウハウの数は1万本以上

他社では実施が難しい、調理CLTやタバコCLT、100歳リクルーティングなど、様々な調査要望を実現してきました。難易度の高いご要望も、様々な角度からご提案いたします。

特殊調査も可能なCLT専用会場を自社保有

目的に応じた調査が実施できる充実した設備を用意しております。

  • 調理が行えるCLT会場(電磁調理器完備)
  • タバコが吸える会場
  • CLT参加者に簡易インタビューを行える会場

その他のクロス・マーケティングの強みはこちらをご覧ください。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

充実した会場・設備

自社会場は、アクセスばっちり!初台3会場と淡路町1会場

新宿駅の隣、初台駅から徒歩1分の初台リサーチセンターに3会場、東京・秋葉原に近い淡路町から徒歩3分の淡路町リサーチセンターに1会場と、駅近の好アクセスな場所にございます。

map_3_CLTroom

初台リサーチセンター1F

アクセス : 京王新線(都営新宿線直通)初台駅南口 徒歩1分

大小合わせて3室のCLTルームを1フロアに保有しています。
調理設備、シェルフ、無線LANなど、調査内容に合わせて柔軟に対応出来る設備を備えています。

Aルーム

16
CLT_roomA_1
CLT_roomA_2
(収容人数約60人、面積193㎡)

Bルーム

16
CLT_roomB_1
CLT_roomB_2
(収容人数約52人、面積185㎡)

冷蔵庫・調理器具

9
CLT_tool_1
業務用冷蔵庫1台
CLT_tool_2
冷凍/冷蔵ストッカー:2台
CLT_tool_3
電子レンジ:4台
CLT_tool_4
IHクッキングヒーター:6台
その他の備品はレンタルで対応が可能です。

淡路町リサーチセンター1階

アクセス : 都営新宿線 小川町駅 東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A2出口 徒歩3分

煙草喫煙を可能にした専用会場も保有しています。会場内の喫煙スペースには換気用のファンを設け、分煙しながら活用頂くことが可能です。

16
CLT_smoke_1
CLT_smoke_2
16
CLT_smoke_3
(収容人数18人・喫煙スペース12人、面積120㎡)
会場調査(CLT)のご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

会場調査(CLT)の活用事例

株式会社クロス・マーケティングの会場調査(CLT)は、多彩な「リクルーティング力」と、「充実設備」「経験豊富な専門スタッフによる設計・運営力」に自信があります。その中の一部をご紹介します。

リクルーティング力

    • プレリクルーティングによる、未就学児会場テスト(親子180人)

難易度の高い対象者条件は、WEBリクルーティングでしっかり条件設定して募集

    • インターセプト法による、缶コーヒー飲用CLT 300人

一般的な対象者条件の場合は、街頭でリクルーターが声をかけるインターセプト法というやり方でコスト・スピードを効率化

充実設備 / 経験豊富な専門スタッフ

  • 東京・大阪・名古屋 1,200人調査 定点観測調査
  • 試着CLT :体のサイズをその場で計測し、用意した服飾を試着してもらう調査
  • クッキングCLT :8商品の調理済み食品の試食調査、温度管理、衛生管理など
  • カークリニック :車の展示をした、大規模会場でのCLT

関連サービス

実際のショッピングモールの売り場に併設された会場で調査を行うことができます。調査ができるショッピングモールは約10施設です。買物客をターゲットに、会場に誘導して調査を実施できます。調査可能な施設などについては、当社までお問い合わせください。
ホームユーステストは、対象者の自宅に商品を送り、自宅にて試用・飲食をしてもらう調査です。
会場に足を運んでいただく必要がないため、一定期間使用しないと効果や感想がわからないような調査も実施することができます。

事例紹介

他にも様々な会場調査(CLT)の実績がございます

冷凍パスタの試食CLT
pasta_icon
ベンチマーク商品と嗜好を比較、商品戦略検討材料に。
冷凍食品の保管&電子レンジ調理で出来立てを提供した調査。
調査設計
調査手法        会場で実際に商品の試食、タブレットでアンケートに回答。
対象者条件    ①自社商品ヘビーユーザー、②競合商品ヘビーユーザー、③ライトユーザー
サンプル数     150s(各50s×3セル) 計3日間実施
設問数          35問
概算費用         5,000,000円(税別)※リクルーティング~実査運営~簡易レポート作成まで(クロス集計/簡易レポート納品)
ベトナムにおける飲料CLT+現地調査
earth_icon
現行品と試作品を比較、商品戦略の検討材料に。
現地グループ会社のKadence社と、ベトナムで試飲会場調査を実施。
調査設計
調査手法   機縁リクルート+CLT調査(タブレット回答)2日間実施+現地調査
対象者条件  ベトナムホーチミン在住者、 18~59歳の男女、乳酸菌飲料を週1回以上飲用している方
        世帯月収15million VND 以上(日本円で約8万円程度) 
サンプル数  90ss+予備10ss
概算費用   3,800,000円(税別)※調査票作成+翻訳~リクルーティング~実査運営~謝礼手配~報告書作成まで(クロス集計表/FA集(日本語翻訳)/報告書納品)

より詳細な事例のご紹介も可能です。お気軽にお問い合わせください。

会場調査(CLT)の標準スケジュールと納品物

標準スケジュール

STEP01
事前打ち合わせ/企画設計 5日~
STEP02
対象者リクルート 8日~※インターセプトの場合は、実査日に実施します。
STEP03
CLT実査 1日~
STEP04
GT・ローデータ納品 1営業日~※実査の回答方法にPad形式を導入していますので、スピーディーな集計が可能です。
STEP05
クロス集計納品 1~2営業日
STEP06
レポート納品 5営業日~

※スケジュールは調査内容、条件、ご要望に応じて異なります。
詳しくは営業担当までお問い合わせをお願いいたします。

納期の調整などご要望をお伺いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

納品物

通常ネットリサーチ同様、当社基準のフォーマットでのご納品となります。
お客様ご自身で簡単に集計できる、CrossFinder2専用のデータも無料でご提供いたします。

基本納品物

※画面クリックで拡大します。

オプション納品物

※画面クリックで拡大します。

より詳細な納品物サンプル等のご紹介も可能です。お気軽にお問い合わせください。

会場調査(CLT)の費用

料金表・お見積り例

CLT 概算費用
50s+予備5s ¥800,000~
(¥16,000/サンプル)
100s+予備10s ¥1,100,000~
(¥11,000/サンプル)
200s+予備20s ¥1,900,000~
(¥9,500/サンプル)
※上記価格は税抜きです。

調査仕様

対象エリア
1都3県(東京、千葉、埼玉、神奈川)
対象者条件
出現率10%以上想定
質問数
30問
調査票設計
なし(お客様にて設計)
割付
性・年代別均等割付
分析
なし
納品物
ローデータ・GT表・集計ソフトCF2データ
※料金は調査内容、条件、ご要望に応じて異なります。詳しくは営業担当までお問い合わせ、お見積もり依頼をお願いいたします。

ご予算に合わせたプランニングが可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

サービス紹介資料

CM_off-line

オフライン調査のご紹介

クロス・マーケティングのオフライン調査は、定性調査・定量調査幅広いメニューをご用意しています。貴社の課題解決に役立つ調査手法を、ぜひ資料でご確認ください。

 

会場調査(CLT)のご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

おすすめのコラム

マーケティングコラム

定量調査と定性調査の違いとは?メリット・デメリット、使い分けの判断基準も解説

市場調査の手法には、定量調査と定性調査の2つがあり、それぞれ調査で得られる情報は異なります。正確な調査を行うには、目的や段階に応じた調査手法を選ぶことが重要です。今回は、定量と定性の意味の違いから、それぞれの調査方法の特徴、メリット・デメリットを解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

イマーシブとは?没入体験を取り入れたマーケティングのポイント

イマーシブ(immersive)とは「没入感」を意味する英語です。近年はモノ消費から体験消費へと価値が移り変わり、消費者はより臨場感のある体験を求めるようになりました。イマーシブ体験はブランドと顧客の距離を縮め、認知拡大やファン化につながる手法として活用されています。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
グローバルコラム

海外市場参入におけるデータ活用の重要性:市場規模推計と産業調査

海外市場への進出では、感覚や経験だけでは判断できない課題が多数存在します。今回は、海外進出支援の知見に基づき、市場規模推計や産業調査の方法と、実務上の活用ポイントを解説します。論理的なデータ分析と現地産業構造の理解が、戦略的な意思決定と事業成果につながることをご紹介します。
# グローバルコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

エゴサ(エゴサーチ)とは?媒体別のやり方や有効活用のコツも紹介

エゴサ(エゴサーチ)とは、自分や自社、商品やサービスの名前をインターネットで検索し、世間からどのように評価されているのかを調べる行為です。芸能人や個人だけでなく、多くの企業がマーケティングや評判管理の手段として活用しています。今回はエゴサのやり方や有効活用するコツを紹介します。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

2030年問題とは?生活の変化やマーケティングのポイントを解説

日本が近い将来、直面するとされる「2030年問題」。少子高齢化の進行に伴う深刻な社会的・経済的課題を指します。今回は、2030年問題に直面した日本がどのように変化していくのか、それに対応するためにどのような戦略が必要かを深掘りしていきます。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

日本の生成AI利用率は低調!?海外企業の利用促進の取り組みとは?

生成AIの利用は世界的に広がっているものの、その普及状況は国によって大きな差が見られます。特に日本においては、個人や企業での利用率が低く、他の先進国と比較するとその差は顕著です。今回は、日本と海外の生成AI利用状況を比較し、日本が取り組むべき課題を探ります。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

ニューロマーケティングとは?メリットとデメリット、活用事例を解説

近年、消費者の無意識の感情や行動を捉える「ニューロマーケティング」が注目を集めています。言葉では表現しにくい心理的反応を脳科学の視点で数値化し、商品開発や広告設計に応用するこの手法は、マーケティングの新たな可能性を切り開くものといえるでしょう。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

AIをマーケティングに活用するメリット・デメリットは?AI活用事例も紹介

現在、業務のさまざまな場面でAIを活用した効率化が進んでいます。マーケティングにおいても同様ですが、AIにはメリットもデメリットもあるとされるため、適切に活用できるかお悩みの方もいるでしょう。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
グローバルコラム

海外進出の成功は“事前リサーチ”で決まる:失敗事例から学ぶ戦略のポイント

海外市場への参入を検討する際、文化や規制、労働環境など、日本とは異なる要素が進出の壁となることも少なくありません。本コラムでは、海外進出支援を行うグループ会社のgr.a.m社の知見をもとに、失敗事例から導き出される、事前に把握すべき市場調査のポイントや進め方を解説します。
# グローバルコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード