ベンチマーク調査(定点調査)

商品評価の変化を定点的に観測したい
ベンチマーク調査とは、同じ調査を一定期間ごと(定点)に繰り返し行うことで、
商品の施策効果の検証や、商品のポジショニングに予想外の変化が起きていないか確認するための調査手法です。
継続的な観測を通じて、変化の兆候を捉え、迅速な意思決定に活用することができます。
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ベンチマーク(定点)調査を行う目的

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ベンチマーク(定点)調査を行う目的は、市場における自社の現在位置を把握し、定期的な測定を通じてその変化を追跡することです。

継続的な観測により、市場環境の変化や競合ブランドの動きが自社のポジションに与える影響を捉えることができます。
また、特定のマーケティング施策を実施した際に、その前後で顧客の認知度、興味関心、購入意向、ブランドイメージなどがどのように変化したかを測定し、施策の効果を客観的に評価することが重要な目的となります。

時系列でのデータ比較を通じて、戦略の成果を確認し、今後の方向性を判断するための根拠となるデータを得ることができます。

施策実施前後の、商品・サービス評価(認知度・イメージ・満足度)の変化

変化を知るためには

【認知】【興味】【購入意向】【認知経路】【イメージ】など

マーケット状況や、自社商品・サービスのポジションの変化を、定点で把握

変化を定点で把握するためには

【購入経験】【購入頻度】【購入理由】【満足度】【再購入意向】【推奨度】など

ベンチマーク(定点)調査の手法・進め方

ベンチマーク調査の進め方は、継続的な観測を通じて変化を捉えるという特性を踏まえ、計画的に設計することが求められます。
調査を通じて何を評価・追跡し、どのようなアクションに繋げたいのか、具体的な目的を明確に定義します。

次に、市場の変化の速さや施策のタイミングに合わせて、調査を実施する頻度や時期を計画します。
最適なタイミングで調査を実施することで、より的確なデータを収集し、施策や戦略に活かすことができます。

調査設計

調査目的の明確化

ベンチマーク調査を通じて何を評価・追跡し(例:ブランド力変化、施策効果測定、目標達成度確認)、どのような意思決定やアクション(例:戦略見直し、予算配分最適化、新施策立案)に繋げたいのかを明確にします。

調査実施の頻度とタイミングの計画

市場環境の変化スピード、自社のマーケティング活動サイクル、予算などを考慮して、調査を実施する頻度を計画します。特定の施策効果測定を行う場合は、施策実施の前後や施策期間中など、効果を的確に捉えるのに最適なタイミングを設定します。

代表的な調査手法

WEB定量調査

利用者の実態や意識について、ネットリサーチなどを行うことでより正確に傾向を把握できます。

調査対象者選定

一定期間内(頻度)利用者

市場全体について変化を追っていく場合

一定期間内自社商品利用者

自社商品の推移を追っていく場合

ベンチマーク(定点)調査の設問例・質問項目

ベンチマーク(定点)調査で取り入れたいアンケート項目が存在します。代表的なものは以下の通りです。

ブランド認知度
市場における自社および競合ブランドの認知度の推移を把握するための基本的な指標です。

質問例:
次に挙げる[商品・サービスカテゴリー名]のブランドの中で、あなたがご存知のものをすべてお選びください。
回答方式:
複数選択(自社ブランド、主要競合ブランドのリストを提示)

ブランド好意度
認知しているブランドそれぞれについて、感情的な評価を伺うことで、ブランドに対する生活者の態度の変化を時系列で追跡します。

質問例:
あなたがご存知の以下のブランドについて、それぞれの好意度をお知らせください。(各ブランドについて1つずつ選択)
回答方式:
単一選択(とても好き~とても嫌い)

施策に対する効果測定
特定のマーケティング施策について、ターゲットに届いているか、どれだけ影響を与えているかを確認します。

質問例:
最近、テレビ広告やSNS広告などでこのブランドを見かけたことがありますか?
回答方式:
単一選択(よく見かけた~全く見かけなかった)

商品(サービス)の購入意向
購入意向を尋ねることで、消費者の購買意思決定プロセスを理解し、マーケティング施策の効果を測定できます。

質問例:
今後、[商品名]を購入する可能性はどのくらいありますか?
回答方式:
単一選択(ぜひ購入したい~まったく購入したくない)

ベンチマーク(定点)調査におけるクロス・マーケティングの強み・実績

1. 国内最大級1,446万人のパネルネットワークによる安定したデータ収集

国内最大級のアンケートパネルを基盤に、長期間にわたる定点観測においても、属性の偏りを最小限に抑えた安定的なサンプル回収が可能です。ブランドの浸透度や認知率の変化、競合サービスの利用実態などを、ぶれの少ない確かなデータとして蓄積し、時系列での微細な変化を正確に捉えます。

2. 年間1万件超の調査実績に基づく課題解決型の分析・提言

年間12,000件以上の調査実績(2025年実績)で培ったノウハウを活かし、単なる数値の記録にとどまらない深い洞察を提供します。ブランド認知が売上やロイヤルティにどう寄与しているかを構造的に把握。多種多様な業界との取引実績から得た知見をもとに、4P施策の改善に向けた具体的なネクストアクションを提案します。

3. BIツール(Tableau等)を活用したデータの見える化

調査結果をパワーポイントの報告書にまとめるだけでなく、BIツールを用いた「ダッシュボード構築」の支援も可能です。全国各地の拠点や社内各部署で、いつでも最新のベンチマーク結果を確認・比較できる環境を整備。データのマート化から運用自走までを伴走支援し、迅速な意思決定を可能にする「データドリブンな体制構築」に強みを持っています。

調査結果のイメージ・活用事例

調査結果のイメージ

施策実施前後の、商品・サービス評価(認知度・イメージ・満足度)の変化

キーとなる指標(例えば認知率、購入率、満足度、イメージ)を定期的に聴取し、推移を把握します。 また、施策実施前後で想定どおりの結果となっているか、効果を確認し、今後の戦略構築に活かします。

自社商品「クロス爽やかビール」浸透・イメージ経年推移

自社商品「クロス爽やかビール」浸透・イメージ経年推移

表の見方(例)

  • 自社ブランド「クロス爽やかビール」は、認知率は順調に伸びています。
    特に2017年2Q実施の「爽快キャンペーン」前後で、購入率、満足度がアップ。イメージでも「爽やかな」「自分向け」「食事に合う」がアップし、このキャンペーンの効果がみてとれます。
  • しかし、キャンペーン後は満足度とイメージが下降傾向であることが懸念されます。

マーケット状況や、自社商品・サービスのポジションの変化を、定点観測

自社だけでなく競合についても同項目を定期的に聴取することで、マーケット状況の変化が把握できます。自社商品の評価に変動があった場合、要因を、多変量解析などを使うことで、より多角的に分析できます。

自社vs競合商品購入率の経年推移

自社vs競合商品購入率の経年推移

表の見方(例)

  • 「クロス爽快ビール」が2017年2Qのキャンペーン効果で購入率が上昇した際に、「A社AAAビール」の購入率が減少しており、A社からのシェアを獲得できたと考えられます。

ブランドイメージのポジション キャンペーン前後の変化(コレスポンデンス分析結果)

※図中の矢印→は、キャンペーン後にポジションが変わったかを示している

アプリゲームクロス・クエスト「愛着とイメージ相関」と、「イメージ共感度」

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表の見方(例)

  • コレスポンデンス分析より、キャンペーン前は、「爽やかな」と距離が近いのは自社「クロス爽快ビール」と競合「A社AAAビール」の2つであり、「爽やかな」といえばこの2社、というポジションであったといえます。
  • ただし、キャンペーン前後の変化をみると、「クロス爽快ビール」は「爽やかな」により近づき、逆に「A社AAAビール」は「爽やかな」イメージから離れました。「爽やか」 な点で「A社AAAビール」 よりイメージが強くなった、爽やかといえば競合ではなく「クロス爽快ビール」が想起される傾向が強まったといえます。
  • その他、C社CCCビールのポジションが大きく動いています。CCCビールは「食事に合う」イメージが強まっていると考えられます。

※コレスポンデンス分析とは…複数項目の関係性(類似性)を2次元の同一マップ上に表現する分析手法で、「多変量解析」のひとつです。解析結果が視覚的にわかりやすく表現できるので、クロス集計や比較グラフではわかりにくい場合、例えば自社と競合他社の商品イメージのポジショニングなどでよく用いられます。

活用事例

スキンケア商品評価のための定点調査
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自社スキンケア商品の認知率・購入率・満足度・イメージ等を定期的に聴取し、
マーケット状況や、自社商品・サービス評価の時系列変化を明らかに。
調査設計
調査手法         ネットリサーチ
対象者条件    一定期間内の自社商品利用者
サンプル数     1,000ss
設問数             スクリーニング10問/本調査30問
概算費用   1,500,000円~(税別)※調査票作成、WEB実査、集計、報告書作成(GT・ローデータ/クロス集計/報告書納品)

標準スケジュール・費用・納品物

標準スケジュール

Web定量調査 約1.5か月

STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
調査票作成~確定 1週間~
STEP03
調査画面作成~実査 1週間〜
STEP04
データ作成 / 集計表作成 3日〜
STEP05
報告書作成 10日~

標準的な料金

Web定量

150万円~
※1000s/スクリーニング10問/本調査30問

納品物

Web定量

ローデータ、単純集計表、報告書

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