株式会社ユナイテッドアローズ 様
ハウスカードの顧客データを用いた、ロイヤルカスタマー育成のための分析プロジェクト
お客様の購買行動をより理解し、店頭施策の精度向上につなげたい。
既存顧客のロイヤルカスタマー化を図りたいが、効果的な施策が打てない。
若年層の多様化する動向を把握し、自社の商品やブランドをアップデートしたい。
ブランド認知度やプロモーションがターゲット層に浸透しているかを客観的に把握したい。
ブランド認知や売上が停滞し、リブランディングの必要性を漠然と感じている。

買い物同行や行動録画などの店頭調査で、お客様の無意識の行動と購買に至る思考を徹底的に分析します。得られたインサイトに基づき、店舗の魅力を高める具体的な改善策を提案し、店頭施策の精度を向上させます。

購買履歴といった行動データと、アンケートによる「なぜそのブランドを選ぶのか」「デザインや接客への感情」といった意識データを複合的に分析することで、ロイヤル化を促す要因を特定して、セグメントに合わせた最適なパーソナライズ施策を提案します。

若年層が日常的に利用するLINEを通じたリサーチを実施することで、新商品のデザインやコンセプト、プロモーション案などに対する意見を大量に集めます。リアルな声に基づいてトレンドの兆候を先読みし、意思決定と商品・ブランドの迅速なアップデートを可能にします。

ブランドイメージ調査を定期的に実施することで、イメージの変化やプロモーションによる影響を数値で客観的に把握できます。明確に現状を把握することで、マーケティング戦略への投資対効果を検証し、期待通りの効果を上げているかを評価することができます。

インサイトコンサルティングサービスで、感覚に頼らずデータに基づいた戦略策定を支援します。調査結果を単なるデータとして提供するのではなく、本質的なインサイトを深く分析し、マーケティングアクションまで伴走します。
激しい市場競争の中で、ブランドを成長させる鍵は「顧客理解」と「実行力」です。
調査で終わらず、データ分析から具体的なアクションプランの策定、実行までをトータルで伴走。
競合に差をつける戦略的な成長を支援します。
アパレル店舗において、顧客は入店から試着・購入に至るまで、スタッフの接客やディスプレイ、店内の雰囲気など多くのタッチポイントでブランドを評価しています。クロス・マーケティングの店頭調査は、単なるマニュアル通りの接客チェックに留まらず、顧客がその場で感じた感情や行動に至った「思考」を深掘りします。
年間1万店舗以上の実績を持つ「ミステリーショッパー(覆面調査)」では、顧客目線でのリアルな店舗評価を行い、選択式の回答だけでなく具体的なコメントから課題を抽出。さらに「ショップアロング(同行調査)」や「店頭ビデオ調査」を組み合わせることで、顧客自身も無自覚な行動や視線の動きを捉え、POSデータだけでは見えない『買わなかった理由』や『迷いのプロセス』を解明します。これらの多角的な分析から、店舗の課題特定だけでなく、現場スタッフが腹落ちし、具体的なアクションに移せる改善策までをご提案します。
国内最大級のスマートフォン向けリサーチプラットフォームである「LINEリサーチ」は、アクティブモニターの約半数が10〜29歳の若年層で構成されており、従来のネットリサーチでは回収が難しい学生やZ世代へも確実なリーチが可能です。また、他のアンケートサービスへ3つ以上登録しているモニターも少ないため、より一般消費者に近い調査結果やデータを取得することができます。
LINEのプッシュ通知を活用することで、新商品のデザイン案やコンセプトに対する直感的な反応を即座に収集。写真提出機能を活用することで実際のコーディネート画像等も収集でき、言葉では表現しきれない「リアルな実態」を可視化することも可能です。トレンドを先読みした商品開発やプロモーション施策の迅速な意思決定を支援します。
店舗のPOSデータやECサイトのログデータ、そしてアンケートによる意識データを統合し、顧客一人ひとりの行動を時系列で可視化するジャーニーデータ分析をご提供。単なる属性分析に留まらず、「どのような体験を経てロイヤル顧客化したのか」「なぜ離反したのか」というジャーニーを解明し、LTV向上に向けた具体的なCRM施策を導き出します。
また、社内に散在するデータを集約し、TableauなどのBIツールを用いて可視化する「BI Building」サービスも展開しています。MD、店舗担当者がリアルタイムで売上や顧客状況を把握できるダッシュボードを構築し、経験や勘だけでなく、データドリブンな意思決定を支援します。
「調査結果を見ても、具体的な戦略に落とし込めない」という課題に対し、クロス・マーケティングは単なるデータ提供に留まらない伴走型の支援を行います。リサーチで得られた結果を、アパレル業界特有の文脈や社会トレンドと照らし合わせ、顧客が本当に求めている価値として再定義します。
例えば、ブランドのターゲット像(ペルソナ)を明確にするワークショップの開催や、顧客体験(CX)向上のための具体的な施策立案など、調査結果を「使える知恵」に変換します。アパレル企業におけるブランド再構築プロジェクトの支援実績など、豊富な経験を持つコンサルタントが、貴社のビジネス課題解決につながるマーケティングアクションの実行までをトータルでサポートします。
株式会社クロス・マーケティングはアパレル業界において豊富かつ多岐に渡る調査実績を誇ります。
国内か海外か、定性か定量か、オンラインかオフラインかを問わず、
貴社の調査目的や背景、事業に応じた調査を提案し実行することができます。
ブランドイメージ調査/コンセプト受容性調査/プロトタイプ試用評価/価格受容性(PSM分析)調査/ネーミング・ロゴ受容性調査/接客満足度調査/購買決定要因分析/広告効果測定調査/アプリユーザビリティ(UX)調査/ライフスタイル・価値観調査/ブランドパーソナリティ調査/グローバル市場進出調査 など
| 店頭での顧客体験覆面調査 | ジャーニーデータ分析によるロイヤル顧客の深層分析 | Z世代ECサイト利用実態把握調査 | ブランドイメージ定点調査による自社ブランドの健康診断 | 機能性インナーウェアの購入・着用実態把握調査 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 手法 | 覆面調査 | デプスインタビュー/ジャーニーデータ分析 |
LINEリサーチ | ネットリサーチ(年1回定点調査) | グループインタビュー |
| 対象者 | 全国の20~40代女性会社員 | 特定ブランドの継続購入者/過去購入経験者 | 全国の15~29歳男女 | 自社および競合ブランドのターゲット層 | 全国の30~50代男女 |
| 概要 | 自社ブランドの顧客層が実際に店舗でどのような接客を受け、どのような体験をしているのかを把握するため、調査員が実際に店舗を訪問。入店から退店までの接客態度、商品の提案力、試着室の快適さ、店内の雰囲気など、多岐にわたる項目を評価。「また来たい」と感じる体験の要素を特定し、店舗スタッフのトレーニングや店舗環境の改善に繋がる具体的なアクションプランを策定した。 |
自社で保有している顧客データと、インタビュー調査で取得した意識データを組み合わせて、ジャーニーデータを作成。このデータから、ロイヤルユーザー化を促す決定的なタッチポイントを特定し、ロイヤルユーザーのLTV(顧客生涯価値)に直結する「いつ、誰に、何を、どのように」伝えるべきかを具体的に示し、パーソナライズ施策の実行を可能にした。 | 若年層を主要ターゲットとするアパレルECサイトの利便性向上を目指して、Z世代にECサイト利用頻度、重視するポイント、サイト内での行動パターンをネットリサーチで聴取。サイト画面イメージを提示することで、具体的なUI/UXの改善点や、Z世代が求める新しい機能も収集し、ECサイトのコンバージョン率向上と、顧客満足度を高めるための具体的な改善策を導き出した。 | 自社ブランドおよび主要な競合ブランドの各指標を経年で追跡する定点調査を実施。ファネル(認知・到達度)とロイヤルティ(愛着・推奨度)を、独自の基準に基づき偏差値と総合判定として算出。これにより、曖昧になりがちな「ブランドの状況」を具体的かつ客観的なデータで把握できるようにした。結果は、ブランドの現在地と進むべき方向性を決定するための共通指標として活用された。 | 機能性インナーウェアの開発を検討している中で、ターゲット層が現在使用しているインナーウェアに対する不満点、求める機能、価格帯などを詳細にヒアリング。グループインタビューで共通のニーズや潜在的な要望を抽出して、既存商品にはない新しい価値や機能性を見出し、ターゲット顧客に響く新商品のコンセプトや開発要件を明確化するための貴重なインサイトを抽出した。 |
Q費用の目安を知りたいです。
ネットリサーチの場合、ご利用料金は90,000円からご利用いただけます。 セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使ってご自身でネットリサーチを実施いただく場合は、設問数x回収数x11円=料金(税込)で使った分だけの従量課金制でアンケートを実施いただけます。 対象者の条件や設問ボリュームによって費用は変動しますので、まずはお問い合わせください。
Q調査を依頼する前に、何を準備すればいいですか?
特に厳密な準備は必要ありません。まずは「商品の売れ行きが悪い」「若年層のトレンドが分からない」といった漠然としたお悩みでも構いません。専任担当者が、お客様のお話を聞きながら課題を整理し、最適な調査プランをご提案します。「こんな調査をしてみたい」といったイメージだけでもお伝えいただければ、具体的な形にしていきます。
Q初めて調査を依頼します。依頼後の流れについて教えてください。
通常は、①ヒアリング → ②調査設計 → ③調査実施 → ④データ集計・分析 → ⑤レポートご納品の流れで進行します。問合せフォームよりご依頼いただきましたら、お問合せ内容をヒアリングさせていただきます。
Q調査結果をもとに、具体的な戦略立案までサポートしてもらえますか?
はい、もちろんです。「インサイト・コンサルティング」サービスでは、調査データの提供に留まらず、そこから導き出されるインサイトを基にした戦略策定まで伴走します。 調査結果を読み解くワークショップの開催や、ターゲット顧客像の策定、具体的なマーケティングアクションの提案など、お客様の課題解決に向けてトータルでサポートいたします。
Q過去の調査データが散在していて、うまく活用できていません。何か解決策はありますか?
BIツール活用支援サービス「BI Building」で、“データを探す”時間から“データから考える”時間へと転換でき、業務効率を大幅に改善します。同様の課題を解決した実績も多数ございますので、まずはお問い合わせください。
Q若年層の意識やニーズを知りたいのですが、学生や20代の回答者を十分に集められますか?
「LINEリサーチ」の活用が最適です。アクティブモニターの約半数が10〜29歳で構成されているため、これまで回収が難しかった若年層にもアンケートを行うことが可能です。
学術調査に役立つ
初めて学術調査を行う方に役立つコンテンツをご用意しました。
ぜひご活用ください。
