アイデアスクリーニング

アイデアがターゲットに受け入れられるか知りたい
アイデアスクリーニングとは、新商品・サービスのアイデア群から、生活者視点で絞り込み(スクリーニング)を行いたい場合に用いる手法です。
アイデア段階での魅力度や受容性、購入意向などを調査・評価し、市場投入に進めるべき案を効率的に絞り込みます。
限られたリソースを有効活用し、開発の方向性を早期に見極めるためにも重要なステップです。
ご相談・お見積
アイデアスクリーニングのご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

アイデアスクリーニングを行う目的

process_05_img_00

アイデアスクリーニングを行う目的は、数多く生まれた新商品やサービスのアイデアの中から、生活者の視点で有望なものを選び出し、開発の成功確率を高めることです。

単に「使ってみたいか」だけでなく、そのアイデアが持つ「新しさ」や「ユニークさ」といった多面的な魅力度を評価し、真に生活者に受け入れられる可能性を探ります。さらに、市場全体の反応を見るだけでなく、特にアプローチしたいと考えているターゲット層に、より強く響くアイデアはどれかを見極めることも重要な目的です。

これらの分析を通じて、開発資源を集中すべきアイデアを客観的に特定します。

数ある中から、どのアイデアが生活者に受容されるか。(受容性を、利用意向だけでなく、新奇性の軸も入れて分析するのがポイント)
狙いたいターゲット(=戦略的ターゲット層)が特に求めるアイデアがないか(全体だけでなく、狙いたいターゲット視点でのスクリーニングも重要)

評価を知るためには

【魅力度】【新奇性】【使用意向度】など

アイデアスクリーニングの手法・進め方

アイデアスクリーニングの進め方は、有望なアイデアを的確に見つけ出すために、いくつかの重要なステップを踏んで設計されます。

最初に、比較検討するすべてのアイデアを、その魅力や特徴が明確に伝わる具体的なコンセプトの形に落とし込みます。
続いて、各コンセプトを評価するための基準となる評価軸(魅力度や新規性など)と、その評価方法(段階評価など)を決定します。

調査手法としては、数値を基に客観的な判断を下しやすいネットリサーチが代表的です。そして、アイデアの受容性を誰の視点で確認したいのかに基づき、ポテンシャルターゲット層や戦略的ターゲット層など、調査対象者を定義・選定します。

調査設計

コンセプトの具体化

スクリーニングにかける新商品・サービスの各アイデアを調査対象者が理解しやすく、かつ相互に比較評価が可能な具体的なコンセプトとして準備します。各アイデアの訴求ポイントが明確に伝わるように、提示する情報量や表現形式の統一性に留意します。

評価軸と評価方法の設定

各アイデアを評価するための具体的な軸を設定します。一般的には「魅力度」「新規性・独自性」「購入・利用意向」「必要性・課題解決度」「価格受容度」などが用いられます。また、それぞれの軸をどのように測定するか(例:5段階または7段階評価、スコアリング、自由回答での理由聴取など)評価方法を具体的に定めます。

代表的な調査手法

WEB定量調査

各アイデアに対する受容性評価をネットリサーチなどを行うことで数値化し、アイデア絞込みのジャッジができます。

調査対象者選定

アイデアによって新規に取り込める可能性のあるポテンシャルターゲット層

現ターゲット層だけでなく、製品アイデアによって新規に取り込める可能性のあるターゲット層まで広げ、アイデアの受容性を確認します。

特に狙いたい戦略的ターゲット層

特に狙いたい戦略的ターゲットを設定し、アイデアの受容性を確認します。

アイデアスクリーニングの設問例・質問項目

アイデアスクリーニングで取り入れたいアンケート項目が存在します。代表的なものは以下の通りです。

魅力度/好意度
提示されたアイデアに対して、どの程度魅力を感じるか、またはどの程度好感が持てるかを伺います。アイデアに対する第一印象や全体的な受容性を測るための基本的な評価指標です。

質問例:
ご覧いただいた[コンセプトA]について、どの程度魅力を感じますか?
回答方式:
単一選択(非常に魅力を感じる~まったく魅力を感じない)

新規性/独自性
そのアイデアが、既存の商品・サービスと比較してどの程度「新しい」と感じられるか、または「他にはないユニークさ」を持っていると感じられるかを確認します。

質問例:
ご覧いただいた [コンセプトA] は、どの程度「新しい」と感じますか? 最もあてはまるものを1つお選びください。
回答方式:
単一選択(とても新しい~まったく新しくない)

価格受容度
価格設定の妥当性を確かめるために、コンセプトの価格設定が内容に対して妥当だと感じるか、またはその価格で購入する意向があるかを伺います。

質問例:
 [コンセプトA] が〇〇円で販売されるとしたら、あなたはこの価格設定をどのように感じますか? 
回答方式:
単一選択(非常に安い~非常に高い)

評価理由
各アイデアの評価の背景にある具体的な理由を伺います。定量的なスコアだけでは分からないインサイトを得て、アイデアの改善点や今後の開発方向性を探る手がかりとします。

質問例:
あなたが[コンセプトA]を購入したいと思ったのは、どのような点が良いと感じたからですか? 具体的にお聞かせください。
回答方式:
自由記述

アイデアスクリーニングにおけるクロス・マーケティングの強み・実績

1.ターゲット視点での多角的な分析・評価

単なる「利用意向」の測定に留まらず、「新奇性」や「独自性」といった多面的な軸を掛け合わせて分析を行います。具体的には、魅力度、購入意向、必要性、価格受容度といった評価指標を設定することで、市場で埋もれることのない有望な案を客観的に特定します。

2. 国内最大規模のパネルと迅速なネットリサーチ

国内最大級の1,446万人(2026年1月時点)のアンケートパネルを基盤としており、客観的な数値判断が不可欠なアイデアの絞り込みを効率的に実行できます。数値を基にした迅速な判断が可能なネットリサーチを使い、調査設計から最終的な報告書の作成まで約2週間という短期間で完結させることができます。

3. 専門リサーチャーによるフルサポートと豊富な実績

年間調査実績12,000件以上(2025年実績)を誇る経験豊富なリサーチャー陣が、調査プランの提案から実査までを一貫して支援します 。ターゲットの選定や、数値データだけでは見えない背景を掘り下げる定性調査の実施など、深いインサイトを導き出すための設計ノウハウと手法を豊富に備えています。

調査結果のイメージ・活用事例

調査結果のイメージ

数ある中から、どのアイデアが生活者に受容されるか

各アイデアを、使用意向だけでなく新奇性と掛け合わせ、「ありきたりでない&魅力ある」アイデアがどれかを把握します。

夏の新飲料アイデア 飲用意向×新奇性

process_05_img_01

結果の見方(例)

  • 右上:「A:すっきりシークワーサー」「C:香るライチ」は新奇性、使用意向ともに高いアイデアです。新しさと受容性を併せ持つ、最も有力な候補です。
  • 右下:「E:微糖レモン」は使用意向は高いものの、新奇性に欠けるアイデアです。受容性はありますが、市場では埋もれてしまう可能性があります。
  • 左上:「B:そのままスイカ」は新奇性は高いものの使用意向度が低いアイデアです。珍しさや話題性のみで、売上に結び付かない可能性があります。
  • 左下:「D:ガツっと炭酸」は新奇性、使用意向度ともに低いアイデアです。新しさも受容性もないため削除候補です。

狙いたいターゲット(=戦略的ターゲット層)が特に求めるアイデアがないか

全体で評価の高いアイデアだけでなく、「戦略的ターゲット層」が何を求めるかに注目する必要があります。たとえ全体で評価では低くても、戦略的ターゲット層の評価が高いアイデアは、残すことを検討します。

新飲料アイデア飲用意向

process_05_img_02

結果の見方(例)

  • 上記の全体分析で有力なアイデアは「A:すっきりシークワーサー」「C:香るライチ」の2つでした。しかし、戦略的ターゲット層は「B:そのままスイカ」の評価も高くなっています(左グラフの〇印)。
  • 戦略的ターゲット層が注目するこのアイデアは、残す余地があるといえます。
  • なお、「B:そのままスイカ」は、全体では「新奇性が高いが、使用意向が低い」ものでした(上記グラフ)。戦略的ターゲット層であれば、珍しさや話題性が購入に結び付く可能性があり、その点でも納得できると思います。

活用事例

飲料新商品のアイデアスクリーニング
drink_icon

飲料の新商品アイデア郡から、飲用意向・新奇性の軸で受容性を把握し、
商品開発を進めるための絞り込み(スクリーニング)を実施。

調査設計
調査手法        ネットリサーチで新商品アイデアの受容性や飲用意向を確認
対象者条件    ポテンシャルターゲット層/戦略的ターゲット層
サンプル数    1,000ss
設問数         スクリーニング10問/本調査30問
概算費用  1,500,000円~(税別)※調査票作成~WEB実査~集計・報告書作成(GT・ローデータ/クロス集計/報告書納品)

標準スケジュール・費用・納品物

標準スケジュール

Web定量調査 約1.5か月

STEP01
調査企画・設計 1週間~
STEP02
調査票作成~確定 1週間~
STEP03
調査画面作成~実査 1週間〜
STEP04
データ作成 / 集計表作成 3日〜
STEP05
報告書作成 10日~

標準的な料金

Web定量

150万円~
※1000s/スクリーニング10問/本調査30問

納品物

Web定量

ローデータ、単純集計表、報告書

アイデアスクリーニングのご依頼先をお探しでしたら、お気軽にお問い合わせください。
経験豊富なリサーチャーがフルサポートし、最適な調査プランをご提案します。

関連サービス

プロセスから探す その他のプロセス

市場機会の発見

アイデア創出

戦略策定(STP)

マーケティング戦略

ライフサイクル管理

おすすめのコラム

マーケティングコラム

相関分析とは?Excelでのやり方と結果の見方を解説

データ分析において、2つのデータの関係性を客観的な数値で明らかにする手法が「相関分析」です。相関分析を実務に取り入れることで、経験や勘に頼るのではなく、データに基づいた合理的な意思決定を行えるようになります。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

【EC市場規模】国内は26兆円で5.1%成長!市場拡大の理由と今後をリードするトレンド

EC市場は国内外で拡大を続けており、2024年の日本におけるBtoCのEC市場規模は26.1兆円で、前年から5.1%成長しました。世界でも6.09兆ドルまで伸び、今後も増加が見込まれています。背景には技術革新や消費者行動の変化、物流DXの進展など複数の要因があります。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

ポイ活の実態調査!結果から見える流行の要因とは?

ポイ活(ポイントを貯める活動)の実態を調査すると、すでに多くの人にとって、日常の買い物や支払いの延長線上にある行動だと分かります。なぜこれほどまでにポイ活が広がり、定着しているのでしょうか。その背景には、物価高による家計意識の変化や、キャッシュレス化の進展、企業側の戦略など、複数の要因が重なっています。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

苦労キャンセルとは?流行したサービスとムード消費も紹介

「できるだけ手間をかけずに、納得できる結果を得たい」という感覚は、今や多くの消費者に共通するものになっています。AIや代行サービスの普及を背景に広がる「苦労キャンセル」は、特にZ世代の価値観を象徴する考え方です。その一方で、効率だけでは満たされない気分や感情を重視する「ムード消費」も存在感を高めています。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

メディアミックスとは?広告施策の特徴と成功事例・注意点を解説

消費者に広範囲にアプローチするための手法として「メディアミックス」が注目されています。今回は、メディアミックスの基本的な概念から活用方法、成功事例まで詳しく解説します。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

ホームユーステスト(HUT)とは?メリット・デメリットや実施の流れを解説

ホームユーステストとは、消費者に商品を自宅で一定期間使用してもらい、その評価を収集するマーケティングリサーチ手法です。Home Use Testを略してHUTとも呼ばれます。この記事では、ホームユーステストの基本的な意味から、具体的なメリット・デメリット、実施する際の手順について解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

Z世代特有の消費動向とは?好きなもの・重視するポイントを解説

Z世代の消費動向は、従来の世代とは大きく異なる特徴を持っています。SNSを中心とした情報収集や価値観の変化により、価格や機能だけでは選ばれにくくなっています。Z世代向けのサービスを企画・マーケティングする立場にある方にとって、彼らが「何に価値を感じ、なぜお金を使うのか」を理解することは欠かせません。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
マーケティングコラム

クロス集計とは?マーケティング・調査で使える分析手法を解説

マーケティングリサーチや顧客分析において、全体傾向を把握する単純集計だけでは意思決定に必要な情報が不足することがあります。こうした場面で有効なのがクロス集計です。本記事では、クロス集計の定義やメリット、実務で成果を出すための分析のポイントについて解説します。
# マーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
デジタルマーケティングコラム

【2025年最新】SNSの利用率や年代別の特徴は?戦略のポイントも紹介

日本では今や、インターネット利用者の約8割がSNSを使っており、幅広い世代にとって欠かせない情報ツールとなっています。LINEやYouTubeは全年代で高い利用率を誇り、若い世代ではInstagramやTikTokの人気が急上昇中です。
# デジタルマーケティングコラム
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード