おひとりさま消費に関する調査(2022年)ひとり時間の実態・意識編
9割以上が、ひとりで自由に使える時間の必要性を実感
「人付き合いを限定」「家事・仕事の効率」で、ひとり時間を捻出
-おひとりさま消費に関する調査(2022年)ひとり時間の実態・意識編-
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2022年11月、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500人を対象に「おひとりさま消費に関する調査(2022年)」を実施し、ひとりの時間や外食・外出行動についての実態、意識などを全般的に聴取しました。今回は「ひとり時間の実態・意識編」として、ひとりで自由に使える時間、ひとり使える時間の必要性とその理由、ひとりで自由に使える時間の増減意向と工夫していることなどを分析しました。
*本調査は、ひとりの時間を外でどのように過ごしているかという点に着目し、その消費行動を「おひとりさま消費」と表しました。
調査結果
【ひとりで自由に使える時間】
ひとりで自由に使える時間は、平日では71%、休日は79%の人が「ある+どちらかといえばある」と回答。年代別には、平日、休日ともに60代でひとり時間のある人が高く、最も少ないのは働き盛りの30代であった。<図1>
1日の中でひとりで自由に使える時間の平均は、平日で4.0時間、休日は6.1時間と休日の方が2時間ほど多い。平日のひとり時間が多いのは60代であり、休日になると20代のひとり時間が最も多く、次いで60代という結果となった。40代は、平日、休日ともひとり時間の平均が少ない。<図2>
【ひとりで自由に使える時間の必要性】
ひとりで自由に使える時間の必要性を聴取した。「必要」は63%、「どちらかというと必要」は31%と合わせて94%とほとんどの人が、ひとりの時間は必要と捉えている。なぜ必要か理由を自由回答で聴取した。主に、「ひとりでやりたいことがある」「息抜き・ストレス解消」の意見が多くあがっていた。具体的には、”コロナにより家族が家にいることが多くなり、家事が増えストレスがたまる””心身の健康維持のためストレスを溜めない”などの声があがった。<図3>
【ひとりで自由に使える時間の増減意向】
ひとりで自由に使える時間の増減意向は、「増やしたい+どちらかというと増やしたい」は平日も休日も87%である。特に増やしたい意向が強いのは、50代であり9割を超える。<図4>
ひとりの時間を作るために、行ったり工夫していることを自由回答で確認した。「人付き合いを限定する」「やるべきことを限定する」「家事・仕事を効率よく済ませる」「周囲の協力を得る」工夫をこらすことで、自由な時間を得られるとの意見が多く聞かれた。<図5>
調査項目
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/同居人数・家族/職業/個人年収/世帯年収/SNS利用状況/人とのつきあい意識/ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ ひとりで自由に使える時間があると感じている度合い/平日・休日
□ 1日の中でひとりで自由に使える時間/平日・休日
□ 1年前と比べた、ひとりで自由に使える時間の増減/平日・休日
□ ひとりで自由に使える時間の増減意向/平日・休日
□ ひとりで自由に使える時間の必要度
□ ひとりで自由に使える時間の必要度の理由(自由回答抜粋)
□ ひとりで過ごすことは好きか
□ ひとりで過ごす時間を作るように意識しているか
□ ひとりで過ごす時間を作るために行っていること・工夫していること(自由回答抜粋)
□ ひとりで過ごすことの良さ
□ ひとりで過ごすことの難点(ハードル)
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- : 全国47都道府県
- 調査対象
- : 20~69歳の男女
- 調査期間
- : 2022年11月28日(月)~29日(火)
- 有効回答数
- : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- FAX
- :03-6859-2275
- : pr-cm@cross-m.co.jp
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