【お知らせ】SDGsに関する調査(2025年)評価・行動編
株式会社クロス・マーケティング
SDGs活動は「一過性のもので、状況は変わらない」が半数近くへ
ジェンダーレスのイメージは「男らしさ女らしさにとらわれず自分らしく」
ー SDGsに関する調査(2025年)評価・行動編 ー
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2025年6月、全国18~69歳の男女3,000名を対象に「SDGsに関する調査(2025年)」を行いました。 SDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)が2025年に発表した「Sustainable Development Report」では、日本のSDGs達成度は167か国中19位と昨年の18位からランクを下げました。今回は、SDGsへの貢献意向、SDGs関連商品の購入意向、SDGsに取り組む企業や団体への好感度や思うこと、ジェンダーレスのイメージ、SDGsの目標達成に対しどう思うかについて、分析をしました。
調査結果
◆SDGsへの貢献意向、商品の購入意向
SDGs目標達成のために貢献したい(非常に+やや)は、39%で、昨年より6ptの減少。<図1>
関連商品の購入や利用意向は58%で、昨年より5ptの減少。2022年をピークに減少傾向は続いており、今回は過去4年間での最低値となった。<図2>
◆SDGsに取り組む企業・団体への好感度とジェンダーレスのイメージ
SDGsに取り組んでいる企業・団体への好感度は37%、昨年より10ptの後退。<図3>
取り組んでいる企業・団体に対しては、「取り組みの透明性や具体的な成果を報告してほしい」12%、「SDGsの取り組みが本当に効果があるのか疑問を持つ」「取り組みが自分の日常生活にどう影響するか気になる」11%とややネガティブな意見があげられた。<図4>
ジェンダーレスのイメージは「男らしさ、女らしさといった枠にとらわれず、個人が自分らしくいられること」が32%、「男は仕事、女は家庭という固定的な性別役割分担が解消すること」「男性も女性も平等に家事・育児・介護などを分担すること」「LGBTQ+など多様な性が、社会全体で認知され尊重されること」が20%台。上位の項目すべてにおいて、男性より女性の方が5~15pt強いイメージを持っている結果となった。<図5>
◆SDGs活動への考え方
SDGs活動への考えは、「過去の同様な取り組みのように、一過性のもので終わる」が47%と半数に迫っている。「目標を達成はできないと思うが状況は少し改善されると思う」は35%であった。<図6>
調査項目
□ 調査概要
□ 回答者プロフィール(性別・年代・居住地・婚姻状況・職業・都市規模・同居家族・PNCL構成比)
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
□ 背景情報(接触メディア・生活意識)
▼調査結果サマリー
▼調査結果詳細
□ 普段行っている行動
□ 行いたいが普段できていない行動
□ SDGs貢献意欲
□ ジェンダーレスのイメージ
□ SDGs活動をしている企業の印象
□ SDGs関連商品・サービスの購入・利用意向
□ SDGs関連商品・サービスを購入・利用したくない理由
□ SDGs商品の印象
□ SDGs商品購入・利用後の気持ち
□ 企業のSDGsの取り組み評価
□ SDGs活動への考え
調査概要
- 調査手法
- : インターネットリサーチ
- 調査地域
- :全国47都道府県
- 調査対象
- :18~69歳の男女、人口構成比に応じて割付
- 調査期間
- :2025年6月4日(水)~6日(金)
- 有効回答数
- :本調査3,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
- 会社名
- : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
- 所在地
- : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
- 設立
- : 2003年4月1日
- 代表者
- : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 事業内容
- : マーケティングリサーチ事業
マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
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- 広報担当
- : マーケティング部
- TEL
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- FAX
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- : pr-cm@cross-m.co.jp
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