3/16 【量的研究の進め方】研究目的から逆算する統計手法の選び方 ―「問い・データ・分析」のつなぎ方―
セミナー概要
本セミナーでは、クロス・マーケティングが学術調査の現場で蓄積してきた調査設計の視点と、スマート・アナリティクス社が提供する統計学・分析手法の理論的枠組みを結びつけることで、研究目的からデータ取得、統計手法をどのように進めるべきかを明らかにします。
まず調査設計の視点では、調査目的に応じた調査方法の案内や実務レベルでの調査の進め方について説明します。
次に分析手法の枠組みでは、分析手法の使い方ではなく、「研究目的と統計手法をどう結びつけるか」という研究設計の根幹に焦点を当てます。多くの研究や調査において、「相関分析でよいのか、回帰分析か、それともSEMか」「混合モデルを使うべきなのか、ANOVAで足りるのか」といった悩みが生じます。
しかしその多くは、統計の知識不足ではなく、研究目的や問いが十分に分解されていないことに起因しています。
今回は以下のポイントについて、医療・看護・社会科学分野の具体的な研究事例を用いて詳しく解説します。● アウトカムの型(連続・二値・順序・時間・階層)から、なぜ手法が決まるのか
●「差・関係・構造・時間・階層」という観点で、研究の大半が整理できる理由
● ロジスティック回帰、混合モデル、マルチレベルモデル、SEM(AMOS)などを「使い分ける判断軸」
※SPSSの画面操作は最小限とし、研究目的と分析手法の「考え方」に重点を置いて解説します。
このような方にオススメです!
- データ収集でお困りの方
- データの収集から分析までワンストップで相談をしたい方
- 学位論文・学会発表・論文投稿を控えている研究者・大学院生
- 医療・看護・社会科学分野で量的研究を行っている方
- SPSSを使っているが、分析設計に自信が持てない方
- 統計を「手法」ではなく「研究設計の判断軸」として理解したい方
| 11:00 - 12:00 |
1.クロス・マーケティングの紹介 2.なぜ分析手法選びで迷うのか 3.研究目的を整理する4つの視点 4.研究目的と分析手法の対応関係 5.判断フローで考える手法選択 6.分野別の具体例 7.まとめ |
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講演者
スマート・アナリティクス株式会社
代表取締役 畠慎一郎 氏
大学院卒業後(経営学修士)に、統計解析ソフトウェアのSPSS社へ入社。その後、IBM社のSPSS社買収に伴い日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。SPSS製品をはじめとするデータ分析、ビジネス・アナリティクス製品の製品マーケティング・戦略立案を担当。2015年よりセールスフォース・ドットコムにて現在のEinstein 製品の製品責任者として参画。2019年3月より現職。2018年~2023年 東京大学大学院医学系研究科 医療価値評価の胎動プログラム 担当講師、2025年より統計局 社会人のためのデータサイエンス演習 講師。
著書:「武器としてのデータ分析力」、「SPSS超入門」、「文系ビジネスパーソンのためのデータ分析入門」
株式会社クロス・マーケティング
カスタマーソリューション本部 学術調査担当グループ
マネージャー
鴇巣和磨

2007年入社。以後、市場調査会社・広告代理店・一般事業会社の営業として、定量調査・集合テスト・インタビュー調査、海外調査の他に街頭インタビューや試飲試食テストなど、多種多様な調査手法を経験。2019年より、営業マネージャーに着任し、年間約1000本以上の学術案件の統括業務を行い学術領域へのサービス提供・品質向上のマネジメントを担う。
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