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第2回【インタビュー調査に疑問をお持ちの皆様へ】インタビュー革命~インタビュー発言の科学的分析法~
本セミナーの第1回では講師オリジナルの「意識マトリクス理論」に基づくインタビューの方法論=ALI(Active Listening Interview)の概要をご紹介し、ALIは一般的に行われているFGIやIDIなどのインタビューとは原理が根本的に異なることと、ブルー・オーシャンを拓くイノベーションを起こす第一歩となることをご紹介しました。
「意識マトリクス」のメカニズムは、インタビュー調査においては「意見」を「アスキング=訊問」で深堀りしようとすればするほど対象者の発言は表層のタテマエに終始し、さらには、ウソ、沈黙に至ることも明らかにしています。
一方で、イノベーション開発の対象となる「生活」領域における幅広い「体験談」の「傾聴=リスニング」こそが、深層心理、潜在ニーズ発見に至る合理的方法であることもご説明いたしました。
しかし、一般的にはインタビュー調査の発言情報は「個人技」に依存する「分類」や「主観的解釈」に終始しており、再現性のある科学的分析が行われていない実態があります。発言の分類では結局、企業の施策立案には役立ちません。「分類」と「分析」は異なるのです。
今回は第1回では積み残しとなった「生活体験談」の科学的分析方法について、その理論と事例をご紹介したいと考えています。これらの分析法を用いると「生活者の日常体験談」が論理的に深層のニーズや意思決定のメカニズムと関連付けられ、企業の意思決定情報へと「ホンヤク」することができます。
これらの分析は企業を「トレンドを追う」側から「トレンドを創る」側に転換させるパワーを持っています。それについても事例をご紹介することにしたいと思っております。