手書きに関する調査(2025年)

- 40代以下で高まる「手書きはほとんどしない」
世代共通の悩みは「漢字を思い出せないことが増えた」 - ー 手書きに関する調査(2025年) ー
調査結果トピックス
◆普段、紙に手書きをすることがある人は79.4%。手書きをするシーンは、「日常のちょっとしたメモ、備忘録を書く」「手帳やカレンダーに予定を書く」が4割台。
20~40代で「手書きをすることがほとんどない」が高い。50~60代は「日常のちょっとしたメモ、備忘録」「手帳やカレンダー」「電話をしながらメモ」「買い物に行くときのメモ」等が高く、年代が上がるほど紙での記録習慣が根付いている。<図1>
◆手書きが減ったシーンは、「手紙を書く」「手帳やカレンダーに予定を書く」が2割台で上位。
「手紙を書く」は、50~60代で減ったと感じる人が多い。<図2>
◆自分の手書きを見られて気になるシーンは、「年賀状や手紙の宛名」「ご祝儀袋や香典袋の表書き」がTOP2。
特に「ご祝儀袋や香典袋の表書き」は、年代が上がるにつれて懸念が高まる。<図3>
◆手書きについて思うことは、「最近漢字を思い出せない」が48.5%でTOP。次いで、「自分の字が下手になった」「もっと字をキレイに書けるようになりたい」が続く。
「最近漢字を思い出せない」は、いずれの年代でも1位にあがり、20代では35.0%、60代では64.1%。年代を問わずデジタル化による手書き離れの影響が感じられる。<図4>
◆筆記用具の購入場所は、「価格均一ショップ」「文房具専門店」「総合スーパー・スーパーマーケット」がTOP3。
50~60代では「価格均一ショップ」、20代では「本屋」の利用が高め。<図5>
調査項目
□属性設問
□紙に手書きをするシーン
□手書きが減ったシーン
□自分の手書きを見られて気になるシーン
□手書きについて思うこと
□筆記用具の購入場所
調査概要
調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
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調査地域 | 全国47都道府県 |
調査対象 | 20~69歳の男女 |
調査期間 | 2025年6月6日(金)~8日(日) |
有効回答数 | 本調査1,100サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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