無料調査レポート

消費動向に関する定点調査(2018年5月度)

Facebook X
現在の消費者の暮らしの状況を、所得・消費・行動などの観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的とし、2009年2月から2011年11月までは3カ月ごとに実施(※)、2012年からは年2回、4月もしくは5月と10月に実施しております。本調査においては、全国1,200人の生活実態や消費動向の推移に加えて、今後の景気の見通しをどう感じているのかといった景況感について調査を実施しました。また、近年注目されているVR(バーチャルリアリティ)にも着目。その認知状況や体験有無、体験してみたいコンテンツジャンルなどについて調査し、その実態について明らかにしました。※2011年4月に東日本大震災後の生活者の動向変化を観測するため緊急調査を行いました。2012年からは年2回、6カ月ごとに実施しております。
  • 「クレジットカード金額」「音楽配信ダウンロード」の利用増加
  • 景気回復意識も上昇が続き見通しは明るい傾向

調査結果トピックス

クレジットカード利用金額の経年推移をみると、1年前の2017年5月から4.6pt増加しており、調査開始以来の最高ポイントに。近年のキャッシュレス化の波がうかがえる結果となった。また、音楽配信のダウンロード利用の経年推移では、調査開始以降マイナス推移していたが、今回の調査で初めてプラスに転じた。音楽視聴形態の変化が影響したと考えられる。<図1-1><図1-2>

図1-1 クレジットカードの利用金額、図1-2 音楽配信のダウンロード利用頻度

今後1年間の景気の見通しでは「良くなると思う」と回答した割合が【2017年5月調査】で8.6%、【2017年10月調査】で9.3%、今回の【2018年5月調査】で10.3%と上昇しており、景気の見通しに明るい傾向がみられる。<図2>

図2 今後1年間の景気の見通し

VRの認知状況は全体で77.6%。そのうち「VRを体験したことがある」は13.2%、さらに「VRデバイスを保有している」はわずか2.8%となった。VR未体験者に体験してみたいジャンルを聞くと、【旅・アドベンチャー系】が29.1%と最多。次いで【音楽ライブ系】が18.3%、【アクション系】が16.0%と続いた。<図3-1><図3-2>

図3-1 VRの認知状況、図3-2 VRで体験してみたいジャンル

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 20〜69歳の男女
調査期間 2018年5月21日(月)
〜2018年5月23日(水)
有効回答数 1,200サンプル(人口構成比に基づいて割付)

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

おすすめの調査記事

無料調査レポート

AIに関する調査(2025年)意識編

2025年10月、全国20~79歳の男女3,000名を対象に「AIに関する調査(2025年)」を行いました。今回は意識編として、AI・生成AIの浸透状況、利用意向、自分の生活との関係、期待と不安、法律やルールによる規制の必要性、生成AIのイメージ、今後、AIが発展している中で人間が頑張れることを分析しました。
# IT・家電・自動車 # 時事・流行・イベント
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

健康に関する実態・意識調査(2025年11月定点ココロスタイルリサーチ)

2025年11月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「健康に関する実態・意識調査(2025年11月定点ココロスタイルリサーチ)」を実施。今回は健康編として、自分の健康状態、疲れとストレスの状況、疲れを感じる理由、ストレス解消法、身体の衰えの自覚、名称に対する年齢イメージをピックアップし分析をしました。
# ライフスタイル # 消費動向 # 時事・流行・イベント # 医療・健康
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

消費動向に関する定点調査(2025年10月)

全国47都道府県に在住する20~69歳の男女1,200人を対象に「消費動向に関する定点調査(2025年10月)」を実施。47都道府県すべての最低賃金が時給1,000円超え、大阪・関西万博の閉幕、日本初の女性首相による高市内閣が発足したばかりの2025年10月22日~24日に調査をしました。
# 消費動向
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

食生活に関する実態・意識調査(2025年10月定点ココロスタイルリサーチ)

2025年10月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「食生活に関する実態・意識調査(2025年10月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。今回は食生活編として、食事や食品/料理/食生活に関する考え方・態度、1年前より支出を増やしたいジャンルに着目し分析しました。
# ライフスタイル # 消費動向 # 食品・飲料・食事
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

住まいに関する調査(2025年)意識編

2025年9月、全国20~79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する調査(2025年)意識編」を行いました。今回は、ご近所の「空き家」について、持ち家と賃貸住まいに対する意識、戸建てと集合住宅に対する意識、高齢になった時に住んでいたいところをピックアップし、分析しました。
# ライフスタイル
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

住まいに関する調査(2025年)現在の住まい編

2025年9月、全国20~79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する調査(2025年)現在の住まい編」を行いました。ここ数年で住まいの購入費用や維持費、賃貸料金の値上がりが顕著です。今回は、居住形態、住まい選びの決め手、住宅購入意向と購入したい居住形態、リフォームの経験と内容について分析をしました。
# ライフスタイル
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

情報収集に関する実態・意識調査(2025年9月定点ココロスタイルリサーチ)

2025年9月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「情報収集に関する実態・意識調査(2025年9月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。今回は情報収集編として、情報収集に関する考え方・態度、情報源の信頼度、新商品感度、情報伝播度、平日と休日のインターネット利用時間に着目し分析をしました。
# ライフスタイル # IT・家電・自動車 # 消費動向 # 時事・流行・イベント # SNS・メディア
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

気候変動に関する調査(2025年)

2025年9月、全国20~79歳の男女2,400名を対象に「気候変動に関する調査(2025年)」を行いました。今回は、気候変動による不安、日本の食料自給率に対しての不安、自然災害や身体への影響、環境や生態系への影響をピックアップし分析をしました。
# ライフスタイル # 時事・流行・イベント # その他
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
無料調査レポート

アジア6か国における消費実態・生活意識調査(2025年)

日本、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、インドの6か国、20~69歳の男女有職者、各国200人を対象に「アジア6か国における消費実態・生活意識調査(2025年)」を2025年7月15~28日に実施しました。今回は、生活意識や景況感、食品・日用品や雑貨類・衣服の購入方法などについて分析をしました。
# ライフスタイル # IT・家電・自動車 # レジャー・旅行 # 消費動向 # 食品・飲料・食事 # 保険・金融 # 医療・健康 # 美容・ファッション # 海外
業界/業種
支援領域
開催日:-
受付終了
ご相談・お見積もり依頼
【法人・個人様】
フリーダイヤルでのお問い合わせ
0120-198-022
※ モニター様からのお電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
資料ダウンロード