機能性ウェアに関する調査(2025年)
全国20歳~69歳の男女を対象に「機能性ウェアに関する調査(2025年)」を実施しました。連日の猛暑のなか、接触冷感や吸汗速乾などの機能を備えた衣料品や、睡眠の質を高めたり、日々の疲れを癒す目的で着用される「リカバリーウェア」が話題となっています。今回は、機能性ウェアについて「持っているもの」「興味がある/試してみたいもの」「取り入れたい機能性ウェアのタイプ」「印象・懸念点」「実際に使ってよかった/今気になっている商品」を聴取しました。- 機能性ウェア リカバリー、涼感、睡眠サポートに興味あり
懸念点は、価格の高さや洗濯後の効果維持 - ー 機能性ウェアに関する調査(2025年) ー
調査結果トピックス
◆機能性ウェアを持っている割合は52.3%。保有率が高いものは、「吸汗速乾」 「UVカット」「発熱・保温」「涼感・放熱」が2割台。
「UVカット」は女性が35.8%と持っている割合が高い。<図1>

◆興味がある/試してみたい機能性ウェアは、「疲労軽減/リカバリー」「涼感・放熱」「睡眠サポート」「吸汗速乾」が上位。
「疲労軽減/リカバリー」「睡眠サポート」の機能がある服の保有率は3%未満と低いものの、興味を持たれている。<図2>

◆取り入れたい機能性ウェアのタイプは、「下着・インナー」が39.5%で最も高い。次いで、「トップス」「パジャマ・ルームウェア」が2割台で続く。
特に女性は、「下着・インナー」や「パジャマ・ルームウェア」など、日常着に人気が集まっている。<図3>

◆機能性ウェアに対する印象や懸念は、「価格が高く、気軽に試しにくい」「洗濯すると効果感が薄れないか不安」「効果が本当にあるか不安・怪しく感じる」が上位。価格に対する抵抗感や取り扱い・効果感への不安が見受けられる。<図4>

◆実際に使ってよかった商品は、涼しさや吸汗・消臭といった機能性に加え、価格以上の価値を感じられる高コスパなアイテムが多くあがった。一方、今気になっている商品では、リカバリーウェアや睡眠改善系のウェアに関心が集まっており、価格の高さや効果への不安から購入をためらう声とともに、体験機会を求める意見もみられた。<図5>

調査項目
□属性設問
□持っている機能性ウェアの種類
□興味がある/試してみたい衣服の機能
□取り入れたい機能性ウェアのタイプ
□機能性ウェアに対する印象や懸念
□実際に使ってよかった・今気になっている商品
調査概要
| 調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用) |
|---|---|
| 調査地域 | 全国47都道府県 |
| 調査対象 | 20~69歳の男女 |
| 調査期間 | 2025年7月4日(金)~6日(日) |
| 有効回答数 | 本調査1,100サンプル |
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
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