AIに関する調査(2025年)意識編
2025年10月、全国20~79歳の男女3,000名を対象に「AIに関する調査(2025年)」を行いました。2022年11月にChatGPTが登場し、急速にAI(人工知能)関連の商品・サービスや生成AIツールの市場規模は拡大しました。今回は意識編として、AI・生成AIの浸透状況、利用意向、自分の生活との関係、期待と不安、法律やルールによる規制の必要性、生成AIのイメージ、今後、AIが発展している中で人間が頑張れることを分析しました。- AIに対する法律やルールの規制を求める人は8割
生成AIは効率的なイメージが強く、安全よりも危険イメージが上回る - ー AIに関する調査(2025年)意識編 ー
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調査結果トピックス
【AI・生成AI浸透状況】
AI(人工知能)の認知率は87%で、AIのイメージは「対話型AI、文章や画像を作るAI」「スマートフォン」で5割を超える。AI関連サービス・製品の利用頻度は週に1日以上が24%、月1日以上で32%。<図1>
一方、生成AIの認知率は77%で、知っている生成AIは「ChatGPT」「Gemini」が高い。利用頻度は週に1日以上が20%、月1日以上で28%。<図2>
認知率はAIの方が高いが、月に1日以上の利用率は、AIと生成AIで大きな差はない。

【AIに対する意識】
AI関連サービス・商品の利用意向は52%、今後の期待と不安では期待の方が大きいが48%と双方ともに二分した。自分との生活にAIと関係があるは39%と生活との関連性を感じている人は4割程度にとどまる。法律やルールによる規制の必要性は「必要」49%、「どちらかというと必要」30%と合わせて78%と多くはAIに対してルール・規制を求めている。<図3>

【生成AIツールのイメージと人間が頑張れること】
生成AIのイメージについて確認をした。ポジティブなイメージでは「効率的」82%が最も高く、「客観的」「可能性を感じる」が6割台。ネガティブなイメージでは「危険」が「安全」よりも高い58%である。<図4>
AIが進化・発展している中、人間が頑張れることを自由回答で聴取した。考えることを怠らない、判断能力を身につける、情報リテラシーを高める、感情・心・思いやりを大切に、コミュニケーション・対話の力をつける、頼りすぎない・共存のために使い分けるようにするといった声が聞かれた。<図5>

レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/職業/同居家族/ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果
□ AIと聞いて思い浮かぶもの(純粋想起)
□ 普段利用する情報機器
□ 1日あたりのネット利用時間(平日/休日)
□ SNSの利用状況(閲覧するもの/発信や投稿もするもの)
□ 新しい商品やサービスに対する考え方・行動
□ AIという言葉の認知、理解度
□ AIと聞いてイメージするもの
□ AI商品・サービスの利用頻度/利用意向
□ AIと自分の生活の関係の有無
□ AIへの期待度・不安度
□ AIが社会や生活に与える良い影響/懸念・不安
□ AIの規制の必要性
□ AIについて、今後規制が必要だと思う内容
□ 生成AIという言葉の認知、理解度
□ 生成AIツールの認知状況(知っているもの/使ったことがあるもの)
□ 生成AIツールの利用頻度
□ 生成AIツールへの信頼度
□ 生成AIツールの利用意向
□ 生成AIツールの存在定義
□ 生成AIツールのイメージ(効率性/客観性/安全性/創造性/身近な存在か/操作の容易性/可能性)
□ AIが進化・発展していく中、人間が頑張らないといけないと思うこと(自由回答抜粋)
▼ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全50ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計50ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
| 調査手法 | インターネットリサーチ |
|---|---|
| 調査地域 | 全国47都道府県 |
| 調査対象 | 20~79歳の男女 |
| 調査期間 | 2025年10月27日(月)~28日(火) |
| 有効回答数 | 本調査3,000サンプル |
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