住まいに関する実態・意識調査(2025年12月定点ココロスタイルリサーチ)
2025年12月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する実態・意識調査(2025年12月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。本調査は、生活者の意識やライフスタイルの変化の兆しを捉えることを目的として、定点で実態・意識調査を実施するものです。今回は住まい編として、現在の住まいと周辺環境への満足度、周辺環境への不満、現状と理想の近所の人とのコミュニケーション、住まいに関する意識・態度に着目し分析をしました。- 住まいの満足度、家と周辺環境は6割台で30~40代は低い
ご近所とのコミュニケーションは、現在も理想も消極的 - ー 住まいに関する実態・意識調査(2025年12月定点ココロスタイルリサーチ) ー
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調査結果トピックス
【住まいの満足度】
現在住んでいる家に対しては、非常に+やや満足しているは64%、周辺環境は66%。家と周辺環境ともに30~40代は5割台にとどまり、70代は7割を超える。<図1>
周辺環境への不満は、交通の利便性や治安が良くない、生活に必要な施設が不足している、地域が衰退・過疎化している、近所付き合いが煩わしい・希薄という声があがった。<図2>

【近所の人とのコミュニケーション】
近所の人とは「出かける際に、会えば挨拶をする程度」44%、「どのような人がご近所なのか、知らない」26%であった。18~29歳、30代は「知らない」がボリュームゾーンで4割を占める。70代は「たまに立ち話などをする」「会えば挨拶をする」が4割とコミュニケーションは密である。理想は「会えば、挨拶をする程度にとどめたい」が66%と最多。18~29歳と30代は「顔を合わせても、挨拶もせずに知らないふりをしたい」が2割台と近所とのコミュニケーションには内向的。<図3>

【住まいに関する意識・態度】
「免震対策をとっているなど、耐震性のある家に住みたい」は80%、「防犯や火災などに対するセキュリティシステムが完備した家に住みたい」72%がTOP2。次いで「部屋数が多くて家族がそれぞれプライバシーを保てる家に住みたい」「自分や家族の将来を考え、バリアフリーの住宅に住みたい」「同じ予算なら多少狭くても、通勤に便利で設備のいい家に住みたい」が6割台。多くの項目は年代が高くなるほど割合は増えるが、「草むしりが面倒で虫も気になるため、庭のない家に住みたい」「良質な賃貸住宅が増えれば、持ち家にはこだわらない」のみ年代が若いほど高い。<図4>

レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年齢/未既婚/居住地/子どもの有無/同居人数/同居家族/同居子ども・孫の学齢/職業/住まい/世帯年収/ポテンシャル・ニーズ・クラスター)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果:景況感・生活全体の意識
□ 生活満足度
□ 生活領域別満足度/注力度
□ 生活価値観・意識
□ 生活関連の意識
□ 現在の暮らし向き
▼調査結果:住まいについて
□ 現在の住まいの満足度
□ 周辺環境の満足度とその理由
□ 住まい関連の意識・態度
□ 現住居の築年数
□ 集合住宅の総階数・居住階数
□ 住宅ローンの支払い状況
□ 二拠点居住の状況
□ 住み替えたい住宅タイプ
□ 住み替え希望地域
□ 今後の住み替え意向
□ 地域(町会)とのコミュニケーション
□ 現在/理想の近所とのコミュニケーション
□ 住まいの居心地のよさ
□ 外出先から自宅に帰るときの気持ち
□ 自家用車の保有有無/台数/ボディタイプ/ エンジン・動力源
□ 自家用車非保有者の自家用車の購入意向
□ 自家用車保有者の自家用車の買い替え意向
▼時系列データ集
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
本レポートのダウンロードにより閲覧できる情報
本レポート(全91ページ)では、下記の情報をご覧いただけます。
- すべての調査結果(全調査項目記載の全ての内容、計91ページ分)
- 調査結果サマリー(重要なポイントのみを抜粋)
- 回答者の属性情報(性別・年代・居住地など)
- 設問・回答の詳細(各種設問と回答形式)
- 全回答の集計結果(グラフ+集計表)
調査概要
| 調査手法 | インターネットリサーチ |
|---|---|
| 調査地域 | 全国47都道府県 |
| 調査対象 | 18~79歳の男女、人口構成比に合わせて割付 |
| 調査期間 | 2025年12月4日(木)~8日(月) |
| 有効回答数 | 本調査3,000サンプル |
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