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読書週間間近!読書習慣や好意度に変化あり

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10月27日は「読書の日」。2年前と比べた読書習慣の有無や好意度の変化など、読書の実態をリサーチしました。
  • 「読書習慣あり・読書好き」ともに減少傾向
  • 読書しない理由は「忙しい」がトップ
  • 電子書籍よりも紙の書籍で読書する人が圧倒的多数

10月27日は「読書の日」この日から11月9日までの2週間にわたって読書を推進する読書週間の第一日目ということで定められているようです。
秋と言えば読書の秋という人も多いのではないでしょうか。
読書離れが報道されることもありますが、読書を趣味としている人や読書をしない人はどういう意識を持っているのでしょうか。今回はその実態を明らかにすべく、男女1,200人を対象に、読書に関するアンケートを実施しました。

「読書習慣あり・読書好き」ともに減少傾向

図1-1 読書習慣の有無、図1-2 読書の好意度

まず、読書を習慣的に行っている人はどのくらいいるのか、2015年に実施した調査結果とともに比較をすると、【読書習慣がある】割合が50.8%から39.4%と減少していることがわかりました。<図1-1>
また、読書の好意度でも【読書は好き・計】(読書は好き+どちらかというと読書は好き)が74.1%から66.3%と減少している結果となりました。<図1-2>
習慣的に読書を行わなくなっているだけではなく、読書そのものを好きと思う人が少なくなっていることがうかがえます。

◆2015年の読書に関する調査の詳細はこちらからご覧ください 「読書に関する調査」(2015年実施)

読書しない理由は「忙しい」がトップ

図2-1 読書をする理由・目的、図2-2 読書をしない理由

次に、読書の習慣がある人に読書をする理由・目的を聴いたところ【単純に読書が面白いから】が66.8%で最多となりました。
次いで【教養を深めるため】(34.0%)、【読解力や文章力向上などの自己投資】(22.2%)といった自身のスキルアップに関する理由や目的の回答も目立ちました。<図2-1>
「ストレス解消」や「現実逃避」といった回答も2割前後を占めており、本の世界に入ることで嫌なことを忘れられる…といった方も多そうです。
読書の習慣がない人に、読書をしない理由を聴いたところ【忙しい】が40.7%で最多となり、次いで、【読みたいと思う本がない】(22.4%)、【他の趣味の方が面白い】(21.2%)と続きました。<図2-2>多忙さやほかの趣味に充てる時間の優先度の高さなどが、読書に使える時間がないこと大きな理由のひとつであることが判明しました。

電子書籍よりも紙の書籍で読書する人が圧倒的多数

図3-1 読書手段、図3-2 紙の書籍と電子書籍の利用意向

近年では電子書籍サービスも充実してきていますが、実際に読書を習慣にしている人は、紙媒体の書籍と電子書籍のどちらを主に利用しているのでしょうか。
やはり馴染みのある方を主に利用するという人が多いのか、圧倒的に紙媒体の書籍で読むという人が94.1%と多数を占めるという結果になりました。<図3-1>
主に紙の書籍利用する人と、主に電子書籍を利用する人に、それぞれ異なる読書手段の利用意向を聴取すると、紙の書籍派の約半数が電子書籍の利用意向がない結果となりました。紙の書籍を好む人は他の手段を使いたがらない傾向があるのかもしれません。
紙の書籍と電子書籍を使い分けるという人は23.5%となりました。<図3-2>
紙の書籍と電子書籍を使い分ける人の意見としては、以下のような意見が挙げられました。

  • 通勤中など短時間は電子書籍。休日など長時間は紙。
  • 装丁が綺麗なものは紙媒体で、とりあえず読んでみようというものは電子書籍。
  • 本当に欲しい作家さんの物は購入して、その場限りの興味深い物は電子で購入することが多い

紙の書籍も電子書籍も、その特性や自身の好みに合わせて上手に使い分けて、秋の読書を楽しむのはいかがでしょうか。

掲載したアンケート結果以外に、さまざまな項目での調査結果を用意しています。
詳細は無料ダウンロードしてご覧ください。

その他の調査項目

  • 本を購入する基準
  • 1年前と比べた読書数の変化
  • 読書に使う金額
  • 本の情報入手経路

など

調査概要

調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 一都三県(埼玉、千葉、東京、神奈川)
調査対象 15〜69歳の男女
調査期間 2017年10月18日(水)
〜10月19日(木)
有効回答数 1,200サンプル

調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります


≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

 

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